【2021】LINE証券の評判・口コミは?個人投資家が徹底レビュー

投資をはじめてみたいけれど、何だか難しそうで抵抗がある……と思っていませんか?

証券会社に口座を開設してみたものの、銘柄を探したり買い付けたりする方法がよくわからず、挫折した方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方にぴったりのわかりやすいスマホ証券が、LINE証券です!

この記事ではスマホ1つで少額からはじめられ、初心者にも使いやすいLINE証券について、評判や口コミも含め徹底的に調べて解説しました。

株を安く買えるキャンペーンについてもご紹介しますので、ぜひ読んでみてください!

※この記事は、2021年4月現在の情報をもとに執筆しています

▼▼LINE証券に関して、こちらでも紹介しています▼▼

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1.LINE証券は「LINE」から取引できる便利なスマホ証券

LINE証券

(画像出典:LINE証券

LINE証券は2019年8月にサービス提供を開始した、比較的新しい「スマホ証券」です。

PayPay証券やネオモバと並び、わかりやすい画面構成や手続きのスムーズさが人気を呼んでいます。

(1)LINE証券で提供している投資サービス

LINE証券では以下5つのサービスを提供しており、すべてスマホから取引が可能です。

いちかぶや投資信託は、少額から取引できるのが大きな特長ですよ。

[LINE証券のサービス概要]

サービス名 内容
いちかぶ 単元未満株(1株単位)の取引。東証上場銘柄のうち約1,000銘柄を取り扱う。銘柄により数百円から取引可能。
国内株式 現物取引(100株単位での取引)。東証上場の3,700銘柄を取り扱う。
投資信託 eMAXIS Slimシリーズほか30銘柄の投資信託を取り扱う。都度買い付けるスポット投資は100円から、月々の積立購入は1,000円から可能。
信用取引 委託保証金を差し入れることで、手持ち資金の約3倍の取引が可能。信用取引口座の開設が必要。
LINE FX 23通貨ペアを手数料無料で、1,000通貨単位から取引可能。FX口座の開設が必要。

※信用取引と投資信託の積立購入は併用できない。
※積立購入ができるのは、ブル・ベア型ファンド4銘柄を除く26銘柄の投資信託。

LINE FX以外は、直接LINEアプリから取引可能です。

またLINE FXは専用アプリか、PCツールからの取引となります。

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(2)LINE証券の手数料

LINE証券の手数料は、サービスにより違いがあります。

いちかぶは取引所を通さず、LINE証券が買い上げた株を取引するため、手数料ではなくスプレッド(市場価格との差額)がかかるのが特徴です。

[LINE証券の手数料]

サービス名 内容
いちかぶ グループ(A〜D)と取引時間により、売買金額の0.2%〜1.0%のスプレッドが必要。
国内株式 買付手数料は無料、売却手数料がかかる。
投資信託 購入手数料・売却手数料は無料、運用手数料(銘柄により違いあり)がかかる
信用取引 売買手数料は無料。貸株料(1.15%)と金利(2.8%)がかかる。
LINE FX 各通貨ごとにスプレッド(米ドル/円:0.2銭、ユーロ/円:0.4pipsなど)がかかる。

もう少し詳しく解説しますね。

#1:いちかぶ(単位未満株)の手数料

いちかぶはグループA〜Dまで4種類に分類され、それぞれ片道0.2%~0.5%のスプレッドがかかります。

スプレッドは買付のときに加算され、売却の時に減算されます。

いちかぶのスプレッド一覧

(画像出典:LINE証券

グループAのスプレッド(0.2%)は、他社の単位未満株取引と比較すると最安です。

時間外取引はどのグループでも1.0%のスプレッドとなり割高になります。

しかし夜21時まで時間外取引できるのは、LINE証券だけです。

会社にお勤めの方など、昼間に取引できない方には便利なサービスでしょう。

#2:国内株式(現物取引)の手数料

現物取引の買付手数料が無料なのは、他社にないLINE証券の特長です。

[LINE証券の手数料一覧]

約定代金 買付手数料 売却手数料
5万円 0円 99円
10万円 176円
20万円 198円
50万円 484円
100万円 869円
150万円 1,056円
3,000万円 1,661円
3,000万円超 1,771円

ただしLINE証券には、他社にある「定額コース」(50万円までの取引手数料が無料になるコース)がありません。

定額プランを利用せず標準的なプランで比較すると、LINE証券の手数料は最安です。

#3:その他の手数料

投資信託と信用取引、FXについては、いずれも他社と比較すると手数料は業界最低水準で安価です。

また証券口座や信用口座、FX口座から銀行口座への出金には、一律220円の出金手数料がかかります。

ただし銀行口座でなくLINE Payに出金する場合、出金手数料はかかりません。

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2.LINE証券のメリットや評判・口コミを解説!

LINE証券のメリットとデメリット

LINE証券の長所と注意点を、口コミや評判もあわせて見てみましょう。

(1)LINE証券を使うメリット

LINE証券には、以下のような長所があります。

まだ投資をしたことがない方も、気軽にはじめられますね。

#1:シンプルなシステムで、初心者でもスムーズに取引できる

LINE証券には、ふだん使っているLINEアプリの画面右下「ウォレット」画面からすぐにアクセスできます。

LINEアプリでLINE証券にアクセス

「証券」アイコンがない場合は「もっと見る」を選択

LINEアプリを立ち上げたとき認証が済んでいるため、LINE証券に入るときIDとパスワードを求められることはありません。

株や投資信託の取引についても、取引がスムーズにすすむよう配慮されています。

たとえば「いちかぶ」で株を買う場合は以下のような手順です。

  1. 買いたい銘柄を決めて「買う」ボタンを押す
  2. 現物取引かいちかぶを選択する画面になるので「いちかぶ」を選択
  3. 購入価格を確認し、買いたい株数を入力してから「買う」ボタンを押す
  4. 次画面でもう一度金額と数量を確認し、ボタンを押して購入を確定
  5. 購入完了

Amazonで本を一冊買うのと同じくらいのわかりやすさで、株を取引できます。

#2:少額から投資をはじめられる

LINE証券では、コーヒー1杯程度の少額から投資をはじめられます。

  1. いちかぶ・・・1株数百円から
  2. 投資信託のスポット購入・・・100円から
  3. 投資信託の積立購入・・・月1,000円から

また口座開設時に、数株分の購入資金をもらえるキャンペーンがたびたび開催されています。

キャンペーンを利用すれば、資金0円から投資をはじめられるのです。

さらにLINEポイントからも入金できるため、LINEポイントが貯まっている方も資金0円から投資できます。

資金を貯めなければ投資ができない、と考えがちですが、これなら気軽に取り組めますね。

#3:キャンペーンで単位未満株を安く買える

LINE証券のキャンペーンは、口座開設時だけではありません。

いままで以下のようなキャンペーンが開催されています。

[LINE証券のキャンペーン]

  • 株のタイムセール・・・指定された株を最大7%引きで買える
  • アフタヌーンセール・・・いちかぶの「グループA」のなかで、もっとも人気を集めた上位30銘柄の取引コストが0円になる

とくに「株のタイムセール」は大変人気です。

以前はタイムセールに参加したものの株が売り切れてしまい、購入できなかった方も多く出ました。

そのため前回は2021年1月から3月に、参加者の誕生月により6回に分けて開催されています。

キャンペーンで株を安く買ってすぐ売れば、利益が出やすくなりますよ!

(2)LINE証券に好意的な評判を紹介

それではLINE証券のメリットについて、口コミでの評判を見てみましょう。

https://twitter.com/nonbe20052802/status/1378649222631673859

https://twitter.com/gorogororingo/status/1378893553649086469

口座開設時のキャンペーンで株を購入し、かなり利益が出た方もいらっしゃるようですね!

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3.LINE証券のデメリットや口コミ・評判は?

LINE証券のデメリット

取引にさまざまな配慮がされているLINE証券ですが、デメリットもあります。

(1)銀行への出金に手数料がかかる

LINE証券の口座から銀行口座へ出金するとき、一律220円の手数料がかかります。

出金手数料についての口コミもあります。

LINE Payへの出金は無料です。

少額で出金したい場合はLINE Payで日常の買い物をして、使う予定だった現金を手元に置く、という現金化の方法もあります。

(2)頻繁に売買すると、手数料が多くかかる場合がある

いちかぶでは1約定(売買の成立)ごとにスプレッドがかかるため、デイトレードのように一日のうちに何度も取引をおこなう投資手法には向いていません。

しかし投資初心者の場合、目先のちょっとした値動きを見た頻繁な売買は、損をする可能性が大きくなりおすすめできません。

最初のうちは長い期間でじっくり値動きを見て売買することになるため、1約定ごとのスプレッドについて、あまり気にする必要はないでしょう。

現物取引の場合、他の証券会社にある「定額コース」(何度取引しても一日50万円まで手数料無料)がLINE証券にはありません。

現物取引の買付手数料は無料ですが、売却手数料がかかります。

もっとも少額投資をしたい場合、100株単位の現物取引で売却をおこなう機会はそうありません。

こちらも、あまり気にする必要はないでしょう。

(3)まだNISAに対応していない

LINE証券は、つみたてNISAや一般NISAなどのNISA(非課税口座)にまだ対応しておらず、いつ利用できるか未定です。

そのためLINE証券では、売却時の利益や配当に対して約20%の税金がかかります。

2021年中には、いままで準備中だったiDeco(個人型確定拠出年金)には対応することになりました。

今後の対応に期待したいところです。

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4.LINE証券は、入出金のバリエーションが多く便利

LINE証券の便利さ

筆者がLINE証券を利用してとくに便利だと感じた点は、入出金方法・入出金先のバリエーションが多く便利なことです。

証券口座への入出金方法は、以下の3種類です。

  1. LINE Pay経由
  2. インターネットバンキング経由(連携銀行7社)
  3. 指定口座へ銀行振込での入金

なかでもLINE Pay経由の入出金を利用すると、かなり便利です。

LINE Payは連携している金融機関が多く、メガバンクやネットバンク、地方銀行を含む約100の銀行と、13の労働金庫から入出金に対応できます。

いま買いたい株があるのにメインバンクが連携しておらず、即時入金できずに買い時を逃す、といったことがありません。

さらにLINE Payの決済に銀行のデビット払いを設定すれば、非常に便利です。

取引の途中で資金が不足したとき、LINE Payを経由して銀行口座から直接、必要な差額だけを即時入金できます。

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5.LINE証券での口座開設のやり方

LINE証券の口座開設

口座開設の手続きは、本人確認書類があればスマホから数分で終わります。

口座開設の概要

(画像出典:LINE証券

以下のうちどれか1種類、本人確認書類が必要です。

口座開設時の本人確認書類
  1. 個人番号カード(顔写真付き)
  2. マイナンバー通知カード+運転免許証
  3. マイナンバー記載の住民票の写し+運転免許証

本人確認書類が用意できたら、LINEアプリの「ウォレット」からLINE証券にアクセスします。

画面の案内に従い情報をひととおり入力し、写真撮影で本人確認をおこなえば申込み手続きは完了です。

翌営業日以降、LINEのトーク画面に口座開設のお知らせが届けば、株や投資信託のやりとりができるようになります。

簡易書留などの郵送物はありません。

申し込みの情報入力で押さえたいポイントは、確定申告の方法です。

確定申告の方法は「LINE証券に任せる」の選択をおすすめします。

証券口座の種類が「特定口座(源泉徴収あり)」となり、年末に確定申告をしなくても済むようになるためです。

また、スマホが古いなどで本人確認に失敗した場合「簡易書留受け取り」という申し込み方法も選べます。

この場合は、簡易書留葉書の受け取りが必要です。

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6.LINE証券はキャンペーンが豊富!

LINE証券のキャンペーン

株の取引で利益を得るには、まずは安く株を買うことが大事です。

LINE証券を利用するなら、キャンペーンを使ってお得に株を買いましょう。

2021年4月は毎週水曜日の午後に「アフタヌーンセール」が開催されます。

いちかぶグループAのなかで、人気投票の上位60銘柄の取引コスト(スプレッド)が無料です!

また4月13日まで、LINE証券の口座開設で3,000円相当の株式購入代金、さらにLINE FX口座を開設すると+5,000円の現金がもらえるキャンペーンがおこなわれています。

口座開設キャンペーンは随時開催されますので、情報をチェックしてくださいね!

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まとめ

初心者でも少額で投資をはじめやすい、LINE証券について解説しました。

株式投資をはじめるためには、まずは資金を貯めて、勉強しなければ……と考えている方も多いと思います。

でもLINE証券なら、0円からでも投資をはじめられます。

親しみやすい操作画面で取引していれば、売買方法や知識、株の値動きもわかるようになるでしょう。

投資を理解したいなら、少額から試してみるのがいちばんです。まずは一歩踏み出してみてください!

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※ライター:鳥飼千愛

MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

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MoneyCourt では、公認会計士・税理士資格を持つ、金融・投資知識が豊富なメンバーが、投資の基礎知識から金融投資のポイント、確定申告や節税などを初心者向けにわかりやすく解説しています。
【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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