アマナ【2402】は写真を中心とした広告企業です。
ビジュアルコンテンツの企画制作と写真の販売を主力事業としています。
アマナの銘柄に興味がある方なら
-
- 株主優待の詳しい内容を知りたい!
- 業績はどうなの?利益は出ているの?
- 財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
- 株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
という点は気になりますよね?
今回はアマナについて
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- 株主優待の詳しい内容について
- 業績や利益の推移について
- 財務的な安全性について
- 配当や利回りについて
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
アマナの株主優待の内容について
アマナの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★☆☆☆☆
【株価】
720円【令和01年07月30日時点】
【配当】
0円
【権利確定日】
12月
【株主優待内容】
100株以上保有の株主に対して保有期間に応じて、「写真の町」北海道東川町の新米を贈呈。
- 保有期間1年未満:新米2kg
- 保有期間1年以上:新米4kg
- 保有期間3年以上:新米6kg
新米なので、収穫の状況によって株主優待が変更になる可能性があります。
アマナは業績が悪化しており、ややリスクのある銘柄なので、長期保有の際は「1株で株主番号を維持できる」SBIネオモバイル証券がおすすめです。
ほぼノーリスクで株主番号の維持ができ、長期保有の対象となることができます。
【配当利回り】
0.00%
【優待利回り】
1.39%
【優待利回り+配当利回り】
1.39%
株主優待はいつ届く?
アマナの株主優待は10月中旬を目安として順次届きます。
権利確定日のおよそ10か月後に到着します。
新米のためかなり発送時期が遅くなる点は注意点です。
アマナの業績
投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこでアマナの過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2015年12月 | 19,678 | -1,137 | -1,289 | -1,562 |
2016年12月 | 21,498 | 385 | 193 | -31 |
2017年12月 | 21,752 | 774 | 578 | 391 |
2018年12月 | 22,290 | 550 | 442 | 21 |
2019年12月(予想) | 24,100 | 800 | 600 | 220 |
具体的に内容を見ていきましょう。
アマナの売上高は堅調な伸び
アマナの過去の売上高を見てみましょう。
売上高は堅調に伸びています。
ただし、利益率から見るともう少し伸びて欲しいですね。
アマナの最終利益は不振続き。事業モデルの変化が必要か
アマナの過去の最終利益を見てみましょう。
最終利益は2015年に大幅な赤字を出しています。
それ以降はなんとか黒字を維持していますが、厳しい状況には変わりありません。
静的な写真から動画へとトレンドが変化しているので、事業モデルの変化は余儀なくされています。
既存のビジネスモデルに頼らない新規事業が今後必須になってくるでしょう。
アマナの財務情報
財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
アマナの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2016年12月 | 10.6 | 518% |
2017年12月 | 14.2 | 351% |
2018年12月 | 13.8 | 371% |
具体的に内容を見ていきましょう。
アマナの自己資本比率は10%台で厳しい状況
アマナの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
自己資本比率は10%台と危険水域に達しそうです。
業績回復による自己資本の積み上げが今後必須になってきますね。
アマナの有利子負債倍率はかなり高い!
アマナの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
アマナの有利子負債倍率は300%を超えています。
危険水域ですね。
総じて財務は非常に厳しい状況となっています。
業績も厳しいので、このまま業績が回復しなければ、今後の株主優待を維持するのも厳しいかと思われます。
アマナの株価は割安?割高?
ここではアマナの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはアマナの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月30日時点の情報】
証券コード | 2402 |
企業名 | アマナ |
株価 | 720 |
配当利回り | —% |
時価総額 | 3,894百万円 |
株の購入価格 | 72,000 |
PER | (連) 16.27倍 |
PBR | (連) 2.23倍 |
年初来高値 | 850円 |
年初来安値 | 683円 |
アマナの株価は700円~900円で推移しています。
下記は2年チャートです。
業績悪化が続いているため株価も下落しています。
今後も株価の上昇は特段新しい材料がなければ、厳しいかもしれません。
PERは(連) 16.27倍,PBRは(連) 2.23倍
指標的には平均的です。
配当や利回りの推移について
アマナの配当は下記の通り推移しています。
- 2009年12月期・・12円
- 2010年12月期・・15円
- 2011年12月期・・15円
- 2012年12月期・・15円
- 2013年12月期・・15円
- 2014年12月期・・15円
- 2015年12月期・・0円
- 2016年12月期・・0円
- 2017年12月期・・0円
- 2018年12月期・・0円
- 2019年12月期・・0円(予想)
配当は無配当を継続しています。
業績悪化が続いているので、仕方ないですね。
自己資本が少なく、業績も厳しい状況が続いていることから今後の復配も厳しく、下手すれば株主優待の廃止までありそうです。
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が700円の時、配当利回りは0%、優待+配当利回りは1.43%
- 株価が800円の時、配当利回りは0%、優待+配当利回りは1.25%
- 株価が900円の時、配当利回りは0%、優待+配当利回りは1.11%
現在の株価は720円【令和01年07月30日時点】のため
配当利回りは0%、優待+配当利回りは1.39%となります。
利回りも1%台で魅力が薄いです。
利回り狙いでも狙いにくい銘柄です。
アマナの株主優待のおすすめ度は星1つ
今回はアマナの株主優待や業績についてまとめてみました。
アマナの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★☆☆☆☆です。
アマナには
- 業績不振が続いている
- 利回りも1%台と魅力なし
- 自己資本も10%台で危険水域に達しそう
- 株主優待廃止のリスクもある
というデメリットがあります。
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