「THEO+docomo(テオプラスドコモ)」は、(株)お金のデザインが提供しているロボアドバイザー「THEO(テオ)」に、NTTドコモが展開する「dポイント」などに関する特典・サービスが付与されたサービスです。
THEO+docomoはただのロボアドバイザーではありません!
dカードやdポイント、ドコモ口座などと連携させることで、資産運用での利益とは別に、dポイントも効率的に貯めることができるんです。
とはいえ、「THEO+docomoって、実際の評判はどうなの?」という疑問が浮かぶこともあると思います。
そこで今回は、THEO+docomoのリアルな評判や、聞きにくい疑問・質問にフォーカスして徹底解説していきます!ぜひ最後までご覧ください。
THEO+docomoとは
THEO+docomoとは、資産運用のプロとAIがあなたの代わりに資産運用をしてくれるロボアドバイザーです。
いくつかの質問に答えることで、ロボット(AI)が一人一人にあった運用方法・商品を提案or代わりに運用してくれるサービス。
一般的な投資であれば「どの商品にいくら・いつ投資をするのか」を自分で考えなければいけません。
自分で銘柄を調べて、業績をチェックし、チャートを見て・・・といった作業はなかなか大変ですし、どうしたら良いのか分からない人もいるでしょう。
しかし、THEO+docomoは、金融知識がない人でも、年齢や資産状況などに関する質問に答えることで、THEO+docomoが231通りの中からあなた専用のポートフォリオを選定し、自動で運用をしてくれます。
どの商品にどれくらい投資をするのか、その組み合わせのこと。
さらに、THEO+docomoは、dポイントと連携することで、毎月ポイントが貰えたり、dカードと連携することで「おつり積立」をすることができるなど、dポイント・dカードユーザーはお得に資産運用をすることができますよ。
THEO+docomoを利用する6つのメリット
THEO+docomoを利用するメリットを6つ紹介していきます。
順に説明していきます。
(1)dポイントを毎月もらえる
THEO+docomoをdポイントと連携させると、預けた資産1万円につき、毎月dポイントを1ポイント受け取ることができます。
さらに、ドコモ回線を利用している人は、通常の1.5倍(預けた資産1万円につき1.5ポイント)のdポイントを貯められます。
仮にドコモ回線利用者が100万円を預けた場合は、1年間に1,800ポイントが、300万円預けた場合には5,400ポイントが付与されるのです。
貯まったdポイントは、近所のコンビニやファミレス、家電量販店などさまざまな店舗で利用することができますよ。
さらにdポイントを100ポイント以上貯めれば、dポイント投資をすることもできます。
dポイント投資に関しては、こちらの記事を参考にしてくださいね。
(2)dカードと連携して「おつり積立」ができる
dカードと連携させることで、dカードで買い物をして出たおつりを積み立てる「おつり積立」をすることができます。
「おつり積立」では、dカードで買い物をして出た端数を「おつり」に見立て、その「おつり」をTHEO+docomoで自動で積み立ててくれます。
「おつり」は、100円、500円、1,000円の3種類の中からおつり積立の基準となる金額を設定し、その「基準金額」から「dカードで決済した金額の端数」を引いた金額です。
例えば、基準金額を1,000円にしてdカードで700円の買い物をした場合は、1,000円-700円=300円を「おつり」とみなし、300円がTHEO+docomoへ自動で積立てられていきます。
(3)少額投資(1万円~)が可能
THEO+docomoは、1万円から投資できます。
例えば、資産運用先として代表的な株式投資では、1銘柄を買うのに数十万円、中には数百万円を用意しなければいけない銘柄もあります。
数十万円・数百万円を投資をするのは、ストレスを感じる人もいるかもしれません。
対して、THEO+docomoでは、少額から投資ができるので、肩の力を抜いて投資ができるかと思います。
「いきなり大きな資金で投資をするのは怖い」「まずは投資に慣れるために少額で投資をしたい」という人には、特に相性が良いサービスといえるでしょう。
(4)国内・海外資産に分散投資できる
THEO+docomoの投資先は、世界86の国・地域、最終的な投資対象は11,000銘柄以上に昇り、資産運用の基本である分散投資をすることができます。
分散投資は、リスクを抑えつつ、リターンを高めるためには有効な投資方法。
しかし、ただやみくもに色んな商品に分散投資をすれば、分散の効果が高くなる訳ではありません。
その点、THEO+docomoのポートフォリオは、最大30種類以上のETFから構成され、投資先も多岐に渡るため、高い分散効果を得ることができるでしょう。
Exchange Traded Fund=上場投資信託。株のようにリアルタイムで取引できる投資信託のこと。ETFは、さまざまな銘柄から構成される投資信託であるため、1銘柄を購入するだけで、分散投資をすることができる。
なお、保有しているETFの配当金は自動再投資をしてくれます。
そのため、複利効果も享受することができるので、効率的に資産を構築することができるでしょう。
運用で得た収益・配当金を再び投資に回すことで、お金が増えるスピードが速くなる効果のこと。
(5)高度な運用手法で運用できる
THEO+docomoの運用アルゴリズムは、ノーベル経済学章を受賞した2つの理論を元に構築されています。
さらに、THEO+docomoのアルゴリズムや機能は資産運用のプロが監修しており、月に1回投資政策委員会を実施し、パフォーマンスや取引状況ののモニタリングも行っています。
THEO+docomoは、機関投資家も採用している高度な運用手法で、自分の資産を運用することができるのです。
(6)「dポイント投資」で米国大型株のテーマを選べる
dポイントを使って投資をする「dポイント投資」では、おまかせで運用する「おまかせ」とテーマを選んで運用する「テーマ」の2種類から運用方法を選ぶことができます。
そのうち、「テーマ」は、日経平均株価(日経225)や新興国、生活必需品など8つのテーマから、運用先を選ぶことができるのですが、このテーマのうち、「米国大型株」のテーマは、THEO+docomoを利用している人しか選ぶことができません。
米国株は、非常に成長性の高い市場ですので、投資をしたい人はたくさんいるかと思います。
THEO+docomoで口座を開き、かつdポイント投資もする人は、米国株へのdポイント投資ができるのは大きなメリットといえるでしょう。
THEO+docomoの評判・口コミは?
THEO+docomoのリアルな評判・口コミはどうなのでしょうか。
THEO+docomoの運用を開始して1年で損益率+9%を達成しました。
投資初心者の私でもここまで運用できるのは魅力の一つですね。来年に向けてポートフォリオを見直すか、年末年始はじっくり考えたいと思います。#THEO #ロボアドバイザー
運用記録はコチラ↓↓↓https://t.co/t1YD0dYYrR— ヨシケイ (@YoshikeiB) December 28, 2019
THEO+docomoで運用したら、大きく利益を上げられた投資初心者の人もいるようです。
1年での損益率+9%は、銀行預金に比べると、大分大きいですよね。
THEO+docomo、dカード持ってないとあまり手数料でのメリットはないらしいことを最近知って、解約。
来月になればまた口座開設できるようになるから出金された分をそのままTHEOに入れてまた運用する予定。さっき、出金完了の案内来たからボーナスとかも相まって残高が潤ってる。やば。— りぃ (@Erable1017) December 15, 2020
dカードを持っていないため、メリットをあまり感じることができず、解約した人もいます。
ただ、THEO+docomoではなく、THEOでの運用をする予定とのことで、THEO自体のサービスをネガティブに思っている訳ではなさそうです。
THEO+docomoとTHEOの運用方法に違いはありません。
違いは、dポイントやdカードのサービスとの連携があるか否かです。
https://twitter.com/Non0620luvA/status/1270262016565932032
株は怖いけど、THEO+docomoなどのロボアドバイザーは楽しいという感想を持つ人もいます。
人それぞれかと思いますが、自動で運用してくれる点に楽しみを感じる人もいるようです。
興味本位からTHEO +docomo始めてみたけど、始めたタイミングが悪すぎて、見るたびマイナスでもう見たくない。
— 夏蜜柑 (@sinsj1226) March 1, 2020
この人が始めたであろう2020年2月~3月は、THEO+docomoに限らず、世界的に金融資産が暴落しました。
ちょうどコロナショック時にTHEO+docomoを始めたため、損失が出てしまったと推測されます。
このように、THEO+docomoは分散投資をすることでリスク分散をしてはいますが、他の投資商品同様に、タイミングによっては損失を出してしまう可能性もあります。
もし、大きな損失を出すリスクを下げたい場合は、タイミングと投資額を分けて投資をする「時間分散」という投資方法が効果的です。
時間分散投資をすれば、例え投資をした翌日に大暴落が来たとしても、一度に大きな資金で購入した場合に比べて、損失を抑えることができます。
THEO+docomoに関するQ&A
THEO+docomoを始める前に、ちょっとした疑問を解消しておきたいですよね。
そこで、サービスに関する「よくあるQ&A」をまとめてみました。
順に見ていきましょう。
(1)THEO+docomoの解約はできますか?
もちろん解約はできます。
THEO+docomoのマイページにログイン後、「口座解約についてはこちら」を選択し、解約手続きを進めることが可能です。
ただ一度口座を解約すると、その年の12月31日まで再度THEOやTHEO+に申し込むことができません。
解約するタイミングはよく検討した方がよさそうですね。
(2)THEO+docomoへの入金方法は?
入金方法は、「クイック入金」「ドコモ口座から入金」「銀行振込」「積立」の4つです。
「クイック入金」の方法は以下のとおりです。
PCサイトの場合 | THEO+docomoにログイン→「入金」→「クイック入金」のタブより、金融機関と入金額を入力する |
Webサイトの場合 | THEO+docomoにログイン→上部メニュー「≡」→「入金」→「クイック入金」のタブより、金融機関と入金額を入力する |
アプリの場合 | THEO+docomoにログイン→「入金」→クイック入金の「Webからクイック入金」→Webサイトから設定する |
「ドコモ口座から入金」方法は以下のとおりです。
ドコモ口座から入金 |
THEO+docomoにログイン→「入金」を押下→「ドコモ口座と連携」を押下→「同意する」を押下→入金額を入力し、「ドコモ口座から入金」を押下→入金完了 |
「銀行振込」は指定の銀行口座に振り込みをすればよく、「積立」は引き落とし日を設定すすると、その当日に自動的に引き落とされ、THEO+docomo口座へ入金されます。
人にもよりますが、積立やクイック入金が利用しやすいと思いますよ。
参考:おまかせ資産運用サービス THEO+docomo
引用:THEO お客さまサポート
(3)THEO+docomoからの出金方法は?
THEO+docomo口座からお金を払い出す際は、銀行口座もしくはドコモ口座へ出金できます。
①銀行口座へ出金する場合
PCサイトの場合 |
THEO+docomoにログイン→「出金」 |
スマートフォン(Webサイトの場合) |
THEO+docomoにログイン→上部メニュー「≡」→「出金」 |
スマホアプリの場合 | THEO+docomoにログイン→画面右上「…」→「出金」→「Webから出金申請」に進み、Webサイトより申請 |
②ドコモ口座へ出金する場合
PCサイトの場合 |
THEO+docomoにログイン→「出金」→「ドコモ口座へ出金」タブ |
スマートフォン(Webサイトの場合) | THEO+docomoにログイン→上部メニュー「≡」→「出金」→「ドコモ口座へ出金」タブ |
スマホアプリの場合 | THEO+docomoにログイン→画面下部「マイページ」→[‥]→[出金]→[Webから出金申請]に進み、Webサイトから申請する。 |
引用:THEO お客さまサポート
引用:THEO お客さまサポート
(4)THEO+docomoの運用状況を確認する方法は?
運用状況は、THEO+docomoのマイページのトップページで確認することができます。
運用状況が気になったときに、運用成績のグラフを見て状況を把握しておくといいでしょう。
THEO+docomoの始め方は?5ステップで簡単にスタート
THEO+docomoは、次の5ステップで始めることができます。
順に解説していきます。
【ステップ①】ポートフォリオ診断を受ける
まずは、THEO+docomo公式サイトにアクセスし、「無料診断」を押して、無料の「ポートフォリオ診断」を受けましょう。
ポートフォリオ診断では、5つの質問に答えるだけで、あなたに合った資産運用方針を設定することができます。
なお、このポートフォリオ診断を飛ばして、次の【ステップ②】ユーザー登録から手続きを進めることも可能です。
【ステップ②】ユーザー登録をする
続いて、THEO+docomo公式サイト上にて、ユーザー登録(無料)をします。
ユーザー登録では、以下3つの情報を入力します。
- メールアドレス
- 年齢
- 金融資産額
資産運用にまつわる情報も欲しければ、「”THEO ニュースレター”を受け取る」にチェックを入れ、「ユーザー登録する」を押下します。
すると、登録したメールアドレスに確認メールが届くので、メール内の「メールアドレスを認証する」ボタンを押し、パスワードを設定しましょう。
【ステップ③】dアカウントを登録する
ユーザー登録が完了したら、次に画面上の「dアカウントを登録」を押して、dアカウントを登録しましょう。
dアカウントを持っている人は、画面に従い、IDを入力していきます。
もし、dアカウントを持っていない人は、同じく「dアカウントを登録」を押した後、「dアカウントを発行する」を押し、新たにdアカウントの登録することができますよ。
【ステップ④】個人情報などを入力し、口座開設を進める
ユーザー登録が済んだら、続いて「お客さま情報入力」という画面に移るので、個人情報などを入力していき、口座開設を進めます。
ユーザー登録後の口座開設の流れは以下のとおりです。
「お客さま情報入力」→「THEO口座 種別選択」→「個人情報保護方針の確認」→「入力内容の確認」→「本人確認書類」→「契約書確認」
- 「お客さま情報入力」:氏名・生年月日・住所・投資経験などの個人情報を入力します。
- 「THEO口座 種別選択」:「確定申告をTHEOに任せる」を選択すると源泉徴収あり特定口座になるので、自分で確定申告をする必要はありません。
- 「個人情報保護方針の確認」:「個人情報保護に関する基本方針」を確認し、「同意して次へ」を押します。
- 「入力内容の確認」:ここまで入力してきた内容を確認し、間違いがなければ「この内容で登録する」を押します。
- 「本人確認書類」:本人確認書類では、下記いずれかの書類を提出します。
・通知カード+本人確認書類
・マイナンバーカード
・マイナンバー記載住民票+本人確認書類
※本人確認書類は、運転免許証やパスポート、住基カードなど
詳しくはTHEO お客さまサポート 利用できる本人確認書類についてをご参照ください。 - 「契約書確認」:契約書面等の確認を行い、同意して契約を申し込みます。積立・引き落とし口座の登録も行うことができます(後で設定することも可能)。
口座開設申請後、3営業日程度で、口座開設の審査が終わり、簡易書留通知が届きますので、忘れずに受け取りましょう。
【ステップ⑤】入金し、運用する
口座開設を終えたら、最後に、THEO+docomoに入金をすれば、運用スタートできます。
最低投資金額の1万円以上を入金し、資産運用を始めましょう。
まとめ
THEO+docomoは、dポイントを貯めつつ、おまかせで資産運用ができるロボアドバイザーです。
THEO+docomoで貯まったdポイントは、買い物にも利用できますし、他のdポイント投資サービスで使ってもいいでしょう。
特に「株はなんとなく怖い」「資産運用したいけど、どうやって商品を選んだらいいか分からない」という人には、THEO+docomoがおすすめです!
この機会に資産運用を始めてみてはいかがでしょうか?
※ライター:庄子 鮎