ユニカフェ【2597】はコーヒー加工メーカーです。
コーヒーメーカー大手のUCCホールディングスを親会社に持ちます。
業務用コーヒーと工業用コーヒーに強みを持ちます。
ユニカフェの銘柄に興味がある方なら
-
- 株主優待の詳しい内容を知りたい!
- 業績はどうなの?利益は出ているの?
- 財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
- 株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
という点は気になりますよね?
今回はユニカフェについて
-
- 株主優待の詳しい内容について
- 業績や利益の推移について
- 財務的な安全性について
- 配当や利回りについて
- ユニカフェ
の株価は今度どうなりそうなのか
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
ユニカフェの株主優待の内容について
ユニカフェの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★☆☆
【株価】
978円【令和01年07月30日時点】
【配当】
8.00円
【権利確定日】
12月
【株主優待内容】
保有株数に応じて、ドリップバックを中心としたコーヒーセットを贈呈しています。
- 100株以上1,000株未満・・レギュラーコーヒー・ドリップコーヒーセット(2,000円相当)
- 1,000株以上・・レギュラーコーヒー・ドリップコーヒーセット(3,000円相当)
2017年の権利確定時は下記の商品類が贈呈されました。
100株以上1,000株未満 2,000円相当
・株主特別製品 フェアトレードブレンド 70g (粉)
・株主特別製品 産直コーヒ(東ティモール) 70g (粉)
・株主特別製品DB 有機栽培コーヒー 8g×5p
・株主特別製品DB カフェインレスブレンド 8g×5p
1,000株以上 3,000円相当
・株主特別製品 炭焼きコーヒー 250g (粉)
・株主特別製品 最高等級豆ブレンド 250g (粉)
・株主特別製品 フェアトレードブレンド 70g (粉)
・株主特別製品 産直コーヒ(東ティモール) 70g (粉)
・株主特別製品DB 有機栽培コーヒー 8g×5p
・株主特別製品DB カフェインレスブレンド 8g×5p
画像は下記の通り
ユニカフェから株主優待をいただきました。
100株保有で2,000円相当の自社製品が頂けます。いつも飲んでる安いやつとは別物でした(笑)
#株主優待 #fx pic.twitter.com/6o4o4mak2d
— よしお (@I89800677) 2019年2月12日
【配当利回り】
0.82%
【優待利回り】
2.04%
【優待利回り+配当利回り】
2.86%
株主優待はいつ届く?
ユニカフェの株主優待は2月上旬を目安として届きます。
権利確定日のおよそ3か月後に到着します。
ヤフーオークションの買取価格について
ユニカフェの株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。
・100株分・・500円~900円
やや安めの価格帯で取引されています。
ユニカフェの業績
投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこでユニカフェの過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2016年3月期 | 11,086 | 452 | 468 | 1,082 |
2016年12月期 | 8,757 | 279 | 288 | 226 |
2017年12月期 | 10,454 | 293 | 306 | 309 |
2018年12月期 | 10,448 | 326 | 339 | 472 |
2019年12月期 | 19,931 | 274 | 252 | 215 |
具体的に内容を見ていきましょう。
ユニカフェの売上高は伸び悩み。買収効果がどうなるか
ユニカフェの過去の売上高を見てみましょう。
2018年12月までは売上高は伸び悩みを見せていました。
2019年1月にアートコーヒー株式会社を子会社化した関係で大幅な増収となっています。
今後どのくらいのシナジー効果がでてくるか注目です。
ユニカフェの最終利益は減益傾向で厳しい状況
ユニカフェの過去の最終利益を見てみましょう。
最終利益は伸び悩みを見せています。
2019年12月期はアートコーヒーのグループ化の影響が不透明なため、減益となっています。
少し消極的な業績予想ですね。
ユニカフェの財務情報
財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
ユニカフェの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2016年12月 | 62.5 | - |
2017年12月 | 67.8 | - |
2018年12月 | 68.5 | - |
具体的に内容を見ていきましょう。
ユニカフェの自己資本比率は70%弱でかなり健全
ユニカフェの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
自己資本比率は70%弱でかなり健全性が高いです。
有利子負債もほぼゼロの無借金経営のため、財務の安全性は極めて高いといえますね。
ユニカフェの株価は割安?割高?
ここではユニカフェの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはユニカフェの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月30日時点の情報】
証券コード | 2597 |
企業名 | ユニカフェ |
株価 | 978 |
配当利回り | 0.82% |
時価総額 | 13,564百万円 |
株の購入価格 | 97,800 |
PER | (連) 60.30倍 |
PBR | (連) 1.59倍 |
年初来高値 | 1,083円 |
年初来安値 | 960円 |
ユニカフェの株価は1000円~1400円で推移しています。
業績悪化に伴い株価も下落しています。
PERは(連) 60.30倍,PBRは(連) 1.59倍です。
かなり割高な数値になっています。
配当の推移について
ユニカフェの配当は下記の通り推移しています。
- 2012年3月期・・5円
- 2013年3月期・・5円
- 2014年3月期・・8円
- 2015年3月期・・8円
- 2016年3月期・・8円
- 2016年12月期・・8円
- 2017年12月期・・8円
- 2018年12月期・・8円
- 2019年12月期・・8円(予想)
配当は8円を維持しています。
自己資本も潤沢のため、今後も8円を維持または増配していくと予想されます。
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が1000円の時、配当利回りは0.8%、優待+配当利回りは2.8%
- 株価が1200円の時、配当利回りは0.67%、優待+配当利回りは2.33%
- 株価が1400円の時、配当利回りは0.57%、優待+配当利回りは2%
現在の株価は978円【令和01年07月30日時点】のため
配当利回りは0.82%、優待+配当利回りは2.86%となります。
利回り的には平均的ですので、利回りを狙うならもう少し下がったところで購入したいですね。
ユニカフェの株主優待のおすすめ度は星3つ
今回はユニカフェの株主優待や業績についてまとめてみました。
ユニカフェの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。
- 株主優待がコーヒー詰め替え
- 自己資本比率が70%弱、無借金経営ゼロ
というメリットがある反面
- 業績悪化で厳しい状況
- 株価も割高感あり
というデメリットがあります。