プリマハム【2281】の株主優待は高級ハム!業績や配当を分析

プリマハムは食肉会社大手です。

「ソーセージ」「ハム」などの加工食品をメインとして展開しています。

今回はプリマハムについて

  • 株主優待の詳しい内容について
  • 株主総会のお土産について
  • 業績や利益の推移について
  • 財務的な安全性について
  • 配当や利回りについて
  •  

をご紹介していきます。

ぜひ投資する際の参考にしてみてください。

プリマハムの株主優待の内容について

プリマハムの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★★☆
【株価】
2110円【令和01年07月17日時点】
【配当】
60.00円
【権利確定日】

9月
【株主優待内容】

・200株以上 3,000円相当の自社製品

株主優待は高級のハムが毎年贈呈されます。

例年上記のような「匠の膳」と呼ばれるロースハムが贈呈されています。

プリマハムの匠シリーズは創業時から30年以上受け継がれている商品です。

よくお中元で利用されていますね。

サラダやサンドイッチ、ステーキにしてもおいしく召し上げれます。

【配当利回り】
2.84%
【優待利回り】
0.71%
【優待利回り+配当利回り】
3.55%

株主優待はいつ届く?

プリマハムの株主優待は11月下旬を目安として届きます。

権利確定日のおよそ2か月後に到着します。

プリマハムの関連株主優待銘柄

プリマハムの関連株主優待銘柄と株主優待の内容は下記のとおりです。

 

【株主優待のおすすめ度 ★★★★☆】

伊藤ハム米久ホールディングス【2296】・・1,000株以上で5,000円相当のハム。

 

【株主優待のおすすめ度 ★★★☆☆】

日本ハム【2282】・・500株以上で5,000円相当のハム(3年未満)または7,500円相当のハム(3年以上)

丸大食品【2288】・・200株以上で3,000円相当のハム

全国保証【7164】・・100株以上(保有期間1年以上)カタログギフト(ハム詰め合わせあり)

 

【株主優待のおすすめ度 ★★☆☆☆】

エスフーズ【2292】・・500株以上で3,000円相当のハム

 

【株主優待のおすすめ度 ★☆☆☆☆】

福留ハム【2291】・・200株以上で5,000円相当のハム詰め合わせ

滝沢ハム【2293】・・100株以上で2,500円相当のハム詰め合わせ、200株以上で5,000円相当のハム詰め合わせ

 

上記の銘柄も合わせて確認しておくことをおすすめします。

またハムやソーセージ関連の株主優待に興味がある方向けにランキング記事を作成しました。

こちらもぜひ参考にしてみてください。

株主総会のお土産について

プリマハムは株主総会お土産があります。
過去に贈呈されたプリマハムの株主総会のお土産は下記の通りです。

自社オリジナルサラミが贈呈されていたようです。

近年株主総会お土産が廃止される傾向にありますので、やや先行きについては少し不安が残りますね。

プリマハムの業績

投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこでプリマハムの過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

        【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年3月期 361,223 8,247 8,776 6,429
2017年3月期 363,336 15,565 16,102 10,009
2018年3月期 394,534 13,129 13,646 10,413
2019年3月期 413,023 13,168 13,829 8,287
2020年3月期(予想) 437,700 14,100 14,400 9,200

具体的に内容を見ていきましょう。

プリマハムの売上高は好調!増収傾向で推移

プリマハムの過去の売上高を見てみましょう。

売上高は増収傾向にあります。

近年食肉需要が回復してきているため、売上高も好調ということですね。

プリマハムの最終利益はやや伸び悩みを見せる

プリマハムの過去の最終利益を見てみましょう。

売上高は増収傾向にある一方で最終利益は減益となりました。

原材料費の増加や販売管理費の増加が響いたようです。

もっとも経常利益は増益になっているので、大きな影響はなさそうです。

プリマハムの財務情報

財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
プリマハムの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債倍率
2017年3月期 42.1 36%
2018年3月期 42.7 40%
2019年3月期 42.2 34%

具体的に内容を見ていきましょう。

プリマハムの自己資本比率は40%台で安全に推移

プリマハムの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

自己資本比率が40%以上となっており、安全圏内で推移しています。

安全といわれる40%を超えてる基準なので、比較的安心して投資ができますね。

プリマハムの有利子負債倍率は?

プリマハムの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

有利子負債倍率は30~40%台で推移しています。

こちらも低めの数値で推移しています。

総じて財務の安全性は高いですね。

プリマハムの株価は割安?割高?

ここではプリマハムの株価について投資指標と合わせてみていきます。

まずはプリマハムの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月17日時点の情報】

証券コード 2281
企業名 プリマハム
株価 2,110
配当利回り 2.84%
時価総額 106,606百万円
株の購入価格 211,000
PER (連) 11.53倍
PBR (連) 1.23倍
年初来高値 2,282円
年初来安値 1,878円

 

プリマハムの株価は2000円~4000円で推移しています。

2017年には4,000円台まで上昇しましたが、それからは株価下落がつづいており、現在では約半分程度の相場となっています。


現在の株価は2110円です。【令和01年07月17日時点】

PERは(連) 11.53倍,PBRは(連) 1.23倍

指標的には割安感がありますね。

配当の推移について

プリマハムの配当は下記の通り推移しています。

  • 2010年3月期・・10円
  • 2011年3月期・・10円
  • 2012年3月期・・10円
  • 2013年3月期・・10円
  • 2014年3月期・・10円
  • 2015年3月期・・10円
  • 2016年3月期・・20円
  • 2017年3月期・・30円
  • 2018年3月期・・50円
  • 2019年3月期・・60円
  • 2020年3月期・・60円(予想)

配当は順調に増配しています。

自己資本もそこそこありますので、今後も期待ができそうです。

 

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が2000円の時、配当利回りは3%、優待+配当利回りは3.75%
  • 株価が3000円の時、配当利回りは2%、優待+配当利回りは2.5%
  • 株価が4000円の時、配当利回りは1.5%、優待+配当利回りは1.88%

現在の株価は2110円【令和01年07月17日時点】のため

配当利回りは2.84%、優待+配当利回りは3.55%となります。

利回りは3%台とまぁまぁ良い数値で推移しています。

利回り狙いの方にもおすすめできるです。

プリマハムの株主優待のおすすめ度は星4つ

今回はプリマハムの株主優待や業績についてまとめてみました。

プリマハムの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★★☆です。

  • 株主優待は高級ハム
  • 売上高は好調に推移しており、増収続く
  • 利回りも3%台でそこそこな水準

というメリットがある一方で、

  • 株主優待は200株が必要

というデメリットもあります。

MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

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MoneyCourt では、公認会計士・税理士資格を持つ、金融・投資知識が豊富なメンバーが、投資の基礎知識から金融投資のポイント、確定申告や節税などを初心者向けにわかりやすく解説しています。
【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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