グーグルに匹敵する検索エンジンとして地位を築いている「ヤフージャパン!」
ソフトバンクの子会社となり、日本有数のIT企業として運営されています。
そんなヤフーは残念ながら、株主優待がありません。
しかしながら、ヤフーの株主優待に興味がある方なら
- ヤフーがなぜ株主優待を導入していないのか
- 今後導入される可能性はあるのか
ということは気になりますよね?
今回はヤフーの株主優待について詳しく解説します。
ヤフーはなぜ株主優待を導入していないのか
ヤフーが株主優待を導入していない理由は「親会社がソフトバンクのため、資金調達に困らないため」というのが大きいです。
企業が株主優待を導入する理由は主に下記のとおりです。
- 株価を上げ、資金を調達するため
- 株主数を増やし、ランクの高い市場に上場するため
- 自社サービスの囲い込みにつなげるため
1番目の「株価を上げ、資金を調達するため」というのは親会社がソフトバンクのため、資金を調達する必要がないので、やりません。
2番目の「株主数を増やし、ランクの高い市場に上場するため」ですが、これも既に東証一部企業なので、必要ありません。
3番目に「自社サービスの囲い込みににつなげるため、」これはやってもおかしくはないですが、現時点ではやっていません。
つまりヤフーは「自社サービスのために株主優待を導入する可能性はあるものの、資金を調達する必要性が薄いため株主優待は導入していない」ということです。
今後の株主優待を導入する可能性はある?
今後ヤフーが株主優待を導入する可能性は十分にあります。
- 株主優待を導入することで、新たな顧客獲得をできるサービスが増えてきたため
- 親会社のソフトバンクが株主優待を提供しているため
具体的に見ていきます。
株主優待を導入することで、メリットがあるサービスが増えてきた
ヤフーは株主優待を導入することでメリットのある株主優待が増えてきました。
現在ヤフーが展開している主なサービスは下記のとおりです。
- ヤフージャパン
- ヤフージャパンカード
- Yahoo!トラベル
- 一休.com
これらはどのサービスも株主優待と相性が良いです。
例えば下記の株主優待を導入すると、顧客の囲い込みにつながります
- Yahoo!トラベルや一休.comで利用できる割引クーポン
- ヤフージャパンカードの株主専用カード
- ヤフープレミアム会員の割引サービス
このような株主優待を導入すると顧客の囲い込みにもつながり、メリットが出てきます。
親会社のソフトバンクが株主優待を導入している
ヤフーの親会社であるソフトバンクが株主優待を導入しています。
そのため、今後親会社に追従してヤフーが株主優待を導入する可能性は十分にあります。
ソフトバンクの株主優待は下記のとおりです。
【株主優待内容】
100株以上保有の場合
- ソフトバンクグループの携帯料金が割引
- タブレッドが割引
- ワイモバイルの携帯料金が割引
- インターネット回線が割引
このようにソフトバンクは自社のサービス囲い込みにつながる株主優待があります。
ソフトバンクに追従して、ヤフーも今後自社のサービス囲い込みにつながる株主優待を導入する可能性は十分にあるといえるでしょう。