不動産のリノベーションを行っているリノベるという会社があります。
2010年4月設立で、資本金が24億3,986万円あります。
中古不動産を購入し、リノベーションするという市場の拡大に押されながらも、独自の経営方針で事業を拡大している会社です。
リノベーションをテーマとしている注目のベンチャー企業です。
今回はこのリノべるの株価や上場は今後どうなるか確認していきましょう。
リノべるの株価は?今後の上場はどうなる?
リノベるは上場していないため株価はありません。
しかしながら、今後の上場は期待できます。
リノべるの上場は、今現在準備をしている状態です。
それほど遠くない未来に上場することを念頭に動いています。すでに証券会社も決めて、監査にも入っている状態です。
会社としては、上場に対して、前向きな状態なようです。
しかしながら、コロナショックの影響で株式市場が不安定な状況となっています。
特に不動産業界は景気の影響を強く受けるので、上場するのは2021年か2022年くらいになりそうですね。
上場後の株価はどうなる?
では、実際に上場したとして、株価はどうなっていくのでしょうか。
株式市場において、リノベーション分野は伸びてきています。
新築マンションでは高くなり、住む広さも制限を受けるということから、中古マンションを購入してリノベーションするという選択肢が出てきているのです。
関連したトーセイ<8923.T>やラ・アトレ<8885.T>、ルーデン・ホールディングス<1400.T>などの銘柄は、株価が上昇しています。
短期的には不況の影響で、株価は下落しそうですが、長期的には十分伸びる可能性はありそうです。
リノべるの企業概要
リノベるは物件を顧客に紹介し、決まれば契約をして、リノベーションの工事を請け負う。
その工事費で儲けるというスタイルになっています。
リノベーションを手掛ける大手ディベロッパーである三井不動産や三菱地所など大手は中古不動産を買い取りリノベーションして販売することで利益を上げていました。
従来の方式とは異なるビジネスモデルが好評のようで、特に30代の若い世代に人気となっています。
顧客の95%がホームページ経由でアクセスをしており、人件費が少ないのが魅力的です。
リノべるの強み
強みの一つ目は、手ごろな価格の不動産物件情報を多数持っているということです。
全国200社もの不動産会社と契約をしており、リノベーションをするのに適した不動産を選択することができるのです。
通常、不動産会社は、仲介手数料を手にするために少しでも高い物件を売りたがります。
しかしその中で、リノベるは、築20年以上で一度もリフォームしていないような安価な物件を取り扱い、提供していきます。
ターゲットとなるユーザーは、平均34歳、世帯数2.1人、年収600万くらいを相手にしているのです。
200社もの会社からの情報があるため、最適な大きさと価格の物件を紹介することができるのです。
2つ目の強みとは、シンプルで分かりやすいセミオーダー制を取っているということです。
約50社の施工・設計会社と契約をしており、ユーザーが好みのリノベーションを選ぶことができるようになっているのです。
ユーザーが、床や壁などの質感や、材質、間取りを幅広いシステムの中から選択することができるのです。
3つ目の強みとしては、物件探し・リノベーションの費用をセットでローンとして紹介することができることです。
都銀や地銀など23行と提携しているため、物件費用とリノベーション費用の合計をローンで紹介することができるのです。
このローンにより、より幅広い人に利用することができるようになっているのです。
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