ロイヤルホールディングスは「ロイヤルホスト」「てんや」を中心に事業展開している飲食店です。
ファミレスの老舗で今なお高い人気を誇っています。
ロイヤルホールディングスは株主優待を贈呈しており、自社で利用できる食事券が贈呈されます。
今回はロイヤルホールディングスについて
-
- 株主優待の詳しい内容について
- 株主優待を利用できる店舗について
- 株主優待はいつ到着するのか
- 配当や利回りについて
- 株主総会のお土産について
- ロイヤルホールディングスの業績について
をご紹介していきます。
ロイヤルホールディングスの株主優待の内容について
ロイヤルホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★☆☆☆
【株価】
2719円(令和01年06月19日時点】)
【配当】
29円
【権利確定日】
6・12月
【株主優待内容】
- 100株以上500株未満・・・年間 1,000円分(500円× 1枚×2回)
- 500株以上1,000株未満・・年間10,000円分(500円×10枚×2回)
- 1,000株以上(一律)・・・年間24,000円分(500円×24枚×2回)
【配当利回り】
1.10%
【優待利回り】
0.74%
【優待利回り+配当利回り】
1.80%
株主優待はいつ届く?
ロイヤルホールディングスの株主優待は下記を目安として届きます。
- 6月権利確定分→9月中旬
- 12月権利確定分→3月上旬
権利確定日のおよそ3か月後に到着します。
有効期限は約1年間
ロイヤルホールディングスの株主優待券の有効期限は下記のとおりです。
- 6月権利確定・・翌年の9月末まで
- 12月権利確定・・翌年の3月上旬まで
つまり有効期限は約1年間となっています。
利用できる店舗はロイヤルホスト以外にも多数!
ロイヤルホールディングスの株主優待はロイヤルホスト以外でも多数利用できます。
- ロイヤルホスト
- てんや
- カウボーイ家族
- シズラー
- シェーキーズ
- ロイヤルガーデンカフェ
- カフェクロワッサン
- ローズベーカリー
- ピンクベリー
- スタンダードコーヒー
- スパイスプラス
その他(市街地専門店、空港内レストラン・売店、高速道路内レストラン・売店等)
また飲食店以外ではリッチモンドホテルでも利用できます。
詳しくはロイヤルグループ 店舗検索から検索できます。
またファミレスで利用できる店舗であればサイゼリアの株主優待もおすすめできます。
ヤフーオークションの買取価格について
ロイヤルホールディングスの株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。
- 100株分 1,000円分・・850円~900円
額面の約9割弱の価格で取引されています。
株主優待の注意点について
ロイヤルホールディングスの株主優待の注意点は下記のとおりです。
- 一度の来店で、同時に何枚でも利用可。
- クリスマスケーキ等の予約販売商品など、一部利用できない商品がある。
- 本券利用額は、各種ポイントカードのポイント付与の対象外とする。
- 他の割引券・優待券・サービス券等(いずれか1枚に限る)と同時に利用可。
株主総会のお土産について
ロイヤルホールディングスは株主総会お土産があります。
過去に贈呈されたロイヤルホールディングスの株主総会のお土産はスイートポテトや焼き菓子などです。
またロイヤルホールディングスはお土産よりも株主総会後の懇親会の人気が高いです。
様々な料理が提供されており、満足感があります。
お土産ではなく、懇親会目当てで出席することをおすすめします。
ロイヤルホールディングスの業績や収益状況を調べてみた
ロイヤルホールディングスの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2015年12月 | 130,327 | 4,899 | 5,021 | 2,728 |
2016年12月 | 133,025 | 5,222 | 5,205 | 2,377 |
2017年12月 | 135,563 | 5,952 | 6,056 | 3,533 |
2018年12月 | 137,701 | 5,709 | 5,765 | 2,791 |
2019年12月(予想) | 143,000 | 6,300 | 6,200 | 3,000 |
具体的に内容を見ていきましょう。
ロイヤルホールディングスの売上高は増収傾向。新規出店が要因
ロイヤルホールディングスの過去の売上高を見てみましょう。
- 2015年12月期・・130327百万円
- 2016年12月期・・133025百万円
- 2017年12月期・・135563百万円
- 2018年12月期・・137701百万円
- 2019年12月期・・143000百万円(予想)
売上高は順調に伸びています。
新規出店が増加していることが大きな要因ですね。
ロイヤルホールディングスの最終利益は横ばい
ロイヤルホールディングスの過去の最終利益を見てみましょう。
- 2015年12月期・2728百万円
- 2016年12月期・2377百万円
- 2017年12月期・3533百万円
- 2018年12月期・2791百万円
- 2019年12月期・3000百万円
売上高は堅調に推移していますが、利益は伸び悩んでいます。
原材料費のコスト増や災害の影響が大きいです。
ロイヤルホールディングスの安全性は?財務情報を調べてみた
ロイヤルホールディングスの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2016年12月 | 50.3 | 55% |
2017年12月 | 52.5 | 50% |
2018年12月 | 50.3 | 55% |
具体的に内容を見ていきましょう。
ロイヤルホールディングスの自己資本比率は50%で安全性が高い
ロイヤルホールディングスの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
- 2016年12月・・50.3%
- 2017年12月・・52.5%
- 2018年12月・・50.3%
自己資本比率は50%台で安定的に推移しています。
安全性の高い企業であることがわかりますね。
ロイヤルホールディングスの有利子負債倍率は50%台
ロイヤルホールディングスの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
- 2016年12月・・55%
- 2017年12月・・52.5%
- 2018年12月・・55%
自己資本比率から見るとやや有利子負債倍率は高めの50%台となっています。
とはいえまだまだ健全性の高い数値なので、特段問題はなさそうですね。
ロイヤルホールディングスの株価は割安?割高?指標から見てみた
ここではロイヤルホールディングスの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはロイヤルホールディングスの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月19日時点の情報】
証券コード | 8179 |
企業名 | ロイヤルホールディングス |
株価 | 2,719 |
配当利回り | 1.07% |
時価総額 | 107,548百万円 |
株の購入価格 | 271,900 |
PER | (連) 33.83倍 |
PBR | (連) 2.07倍 |
年初来高値 | 2,841円 |
年初来安値 | 2,478円 |
具体的に見ていきましょう。
株価は安定的。指標的には割高
ロイヤルホールディングスの株価は2500円~3000円で推移しています。
現在の株価は2719円です。【令和01年06月19日時点】
PERは33.83倍。PBRは2.07倍と株主優待が魅力的な企業のため、割高な数値になっています。
あまり指標は気にしなくても良いかもしれません。
配当は増配傾向。今後も期待
ロイヤルホールディングスの配当は下記の通り推移しています。
- 2009年12月期・・10円
- 2010年12月期・・10円
- 2011年12月期・・10円
- 2012年12月期・・12円
- 2013年12月期・・14円
- 2014年12月期・・16円
- 2015年12月期・・20円
- 2016年12月期・・20円
- 2017年12月期・・26円
- 2018年12月期・・28円
- 2019年12月期・・29円
利益は横ばいですが、配当は増配傾向にあります。
積極的な株主還元をしていますので、株主優待拡充にも期待がもてますね。
利回りは魅力が薄く、1%台
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が2500円の時、配当利回りは1.2%、優待+配当利回りは2%
- 株価が2750円の時、配当利回りは1.1%、優待+配当利回りは1.8%
- 株価が3000円の時、配当利回りは1%、優待+配当利回りは1.6%
現在の株価は2719円【令和01年06月19日時点】のため
配当利回りは1.1%、優待+配当利回りは1.8%となります。
利回り的な魅力は薄いですね。
利回りの魅力を求めるならすかいらーくの株主優待がおすすめです。
ロイヤルホールディングスの株主優待のおすすめ度は星2つ
今回はロイヤルホールディングスの株主優待や業績についてまとめてみました。
ロイヤルホールディングスの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★☆☆☆です。
- 株主優待がロイヤルホスト以外でも多数の店舗で利用できる
- 株主総会の懇親会が魅力的
- 自己資本比率が50%台と高めに推移している
というメリットがある反面
- 優待+配当利回りが1%台と魅力が薄い
- 業績は横ばい。
というデメリットがあります。