ワイズテーブルコーポレーション【2798】は株価下落中だが、株主優待と総会お土産は魅力的

ワイズテーブルコーポレーションは東京都港区に本社がある融合レストラン「XEX」、イタリアン「Salvatore Cuomo Bros.」などを運営している企業です。

高価格帯の料理を提供しており、欧米のレストランのような雰囲気で店舗を展開しています。

ワイズテーブルコーポレーションは株主優待を贈呈しており、自社で利用できる食事券を贈呈しています。

今回はワイズテーブルコーポレーションについて

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主優待を利用できる店舗について
    • 株主優待はいつ到着するのか
    • 配当や利回りについて
    • 株主総会のお土産について
    • ワイズテーブルコーポレーションの業績について

をご紹介していきます。

 

 

ワイズテーブルコーポレーションの株主優待の内容について

ワイズテーブルコーポレーションの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★☆☆

【株価】
2398円【令和01年06月20日時点】

【配当】
0円

【権利確定日】

2・8月

【株主優待内容】

・100株以上 「株主ご優待券」1,000円券5枚

 

【ギフトとの交換もできる】

株主優待券5枚と引き換えに下記から1つ選択することができます

  1. 第42回農林水産大臣賞受賞 沖縄県産もとぶ牛(黒毛和牛)ギフト~すきやき用(冷凍)~       内容量 250g
  2. アンガス牛<アメリカ産>サーロインステーキ(冷凍)
    ~STEAK THE FIRSTより~※ステーキソース付 内容量 500g
  3. ショコラトリー「LE CHOCOLAT DE H」による特別ギフト
    ~アイスクリームセット~扱店舗≫

【長期保有株主優待もある】

3年以上継続保有で10%割引きとなる会員証が贈呈(2月権利確定)

SBIネオモバイル証券なら長期保有の裏ワザがあります。

【配当利回り】
0.00%
【優待利回り】
4.17%
【優待利回り+配当利回り】
4.17%

株主優待はいつ届く?

ワイズテーブルコーポレーションの株主優待は下記を目安として届きます。

  • 2月権利確定分→5月下旬
  • 8月権利確定分→11月下旬
  • 長期保有の会員証→6月上旬

権利確定日のおよそ3か月後に到着します。

有効期限について

ワイズテーブルコーポレーションの株主優待券の有効期限は下記のとおりです。

  • 2月権利確定・・11月末まで
  • 8月権利確定・・翌年5月末まで
  • 長期保有の会員証・・翌年5月末まで

有効期限は株主優待券は約半年間、長期保有の会員証は約1年間です。

利用できる店舗は全国各地にあるが、店舗数はやや少なめ

ワイズテーブルコーポレーションの店舗は全国にありますが、店舗数自体はやや少なめです。

特に関東、名古屋、関西に店舗を構えています。

詳細はワイズテーブルコーポレーション 店舗一覧から確認できます。

ヤフーオークションの買取価格について

ワイズテーブルコーポレーションの株主優待はヤフーオークションでは下記の価格帯で取引されています。

・100株分 5,000円分優待券+会員証・・4000円~4600円

額面の約8割の価格で取引されています。

株主総会のお土産について

ワイズテーブルコーポレーションは株主総会お土産があります。

例年ワイズテーブルコーポレーションの株主総会のお土産は下記の焼き菓子が贈呈されています。

結構ボリューム感がありますので、気になる方は参加してみることをおすすめします。

ワイズテーブルコーポレーションの業績や収益状況を調べてみた

ワイズテーブルコーポレーションの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

        【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年2月期 15,011 195 237 114
2017年2月期 14,911 300 360 199
2018年2月期 13,972 -93 -9 -458
2019年2月期 13,773 -126 16 -666
2020年2月期 13,730 164 289 182

具体的に内容を見ていきましょう。

ワイズテーブルコーポレーションの売上高は減収続きで、苦戦

ワイズテーブルコーポレーションの過去の売上高を見てみましょう。

  • 2016年2月期・・15011百万円
  • 2017年2月期・・14911百万円
  • 2018年2月期・・13972百万円
  • 2019年2月期・・13773百万円
  • 2020年2月期・・13730百万円(予想)

売上高は年々減収傾向にあります。

消費者の節約志向により需要を上手く取り込めなかった点と大規模改装による一時店舗閉店が売上高に響いたようです。

2020年も減収予想と極めて厳しい状況が続きます。

ワイズテーブルコーポレーションの最終利益は赤字が続き、厳しい状況

ワイズテーブルコーポレーションの過去の最終利益を見てみましょう。

  • 2016年2月期・・114百万円
  • 2017年2月期・・199百万円
  • 2018年2月期・・-458百万円
  • 2019年2月期・・-666百万円
  • 2020年2月期・・182百万円(予想)

赤字が続いており、極めて厳しい状況です。

消費者の節約志向、新業態の開業コスト増、人件費の増加などが原因のようです。

2020年2月期は黒字予想ですが、現実的には厳しそうですね。

ワイズテーブルコーポレーションの安全性は?財務情報を調べてみた

ワイズテーブルコーポレーションの直近3年間の財務情報を調べてみました。

まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債倍率
2017年2月期 25 113%
2018年2月期 20.3 170%
2019年2月期 9.6 339%

具体的に内容を見ていきましょう。

ワイズテーブルコーポレーションの自己資本比率は10%を割り込む

ワイズテーブルコーポレーションの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

  • 2017年2月・・25%
  • 2018年2月・・20.3%
  • 2019年2月・・9.6%

自己資本比率は10%を割り込んでいます。

安全性は低く、業績回復が急務ですね。

ワイズテーブルコーポレーションの有利子負債倍率は300%超え

ワイズテーブルコーポレーションの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

  • 2017年2月・・113%
  • 2018年2月・・170%
  • 2019年2月・・339%

有利子負債倍率は300%を超えており、安全性の基準となる100%を大きく下回ります。

借入依存度が高く、危険な水準です。

ワイズテーブルコーポレーションの株価は割安?割高?指標から見てみた

ここではワイズテーブルコーポレーションの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずはワイズテーブルコーポレーションの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月20日時点の情報】

証券コード 2798
企業名 ワイズテーブルコーポレーション
株価 2,398
配当利回り 0.00%
時価総額 6,381百万円
株の購入価格 239,800
PER (連) 35.06倍
PBR (連) 14.32倍
年初来高値 2,748円
年初来安値 2,223円

具体的に見ていきましょう。

株価はかなり割高感がある

ワイズテーブルコーポレーションの株価は2200円~2600円で推移しています。

現在の株価は2398円です。【令和01年06月20日時点】

PERは(連) 35.06倍,PBRは(連) 14.32倍

特にPBRの数字がひどいですね。

株価的にはかなり割高感があり、優待によって株価が支えられているといっても過言ではないです。

配当は無配当で推移

ワイズテーブルコーポレーションの配当は下記の通り推移しています。

  • 2013年2月期・・0円
  • 2014年2月期・・0円
  • 2015年2月期・・0円
  • 2016年2月期・・0円
  • 2017年2月期・・0円
  • 2018年2月期・・0円
  • 2019年2月期・・0円
  • 2020年2月期・・0円(予想)

配当は無配で推移しています。

今後もしばらくは配当の期待はできません。

利回りは4%超えで推移

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が2200円の時、配当利回りは0%、優待+配当利回りは4.5%
  • 株価が2400円の時、配当利回りは0%、優待+配当利回りは4.2%
  • 株価が2600円の時、配当利回りは0%、優待+配当利回りは3.8%

現在の株価は2398円【令和01年06月20日時点】のため

配当利回りは0%、優待+配当利回りは4.2%となります。

利回り的にはそこそこ魅力的な水準ですね。

株主優待も魅力的なため、利回り狙いの場合はおすすめできる銘柄です。

ワイズテーブルコーポレーションの株主優待のおすすめ度は星3つ

今回はワイズテーブルコーポレーションの株主優待や業績についてまとめてみました。
ワイズテーブルコーポレーションの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。

  • 株主優待が使いやすい食事券
  • 株主総会お土産がある

というメリットがある反面

  • 業績が悪化中で、赤字が続いている
  • 自己資本比率や有利子負債倍率をみると安全性はかなり低め
  • 株価はかなり割高

というデメリットがあります。

株主優待と株主総会のお土産は魅力だが、リスクの高い投資になるというのが、ワイズテーブルコーポレーションの特徴です。

MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

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【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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