富士急行【9010】の株主優待はバスや電車、富士急ハイランドで使える!使い方や買取価格について調べてみた。

富士急行は富士急ハイランドを中心としたアミューズメント事業と電車とバスの交通事業が事業の中心です。

提供している株主優待はバスや電車はもちろんのこと、富士急ハイランドの他経営しているレストランやアミューズメント施設での割引を受けることが出来る優待です。

今回は

  • 富士急行の株主優待の詳しい内容について
  • 富士急行の株主優待の使い方について
  • 富士急行の株主優待の買取価格について
  • 実際に利用している方の体験談について

を詳しく解説していきます。


 

富士急行の株主優待の内容について

富士急行の株主優待の詳しい内容について見ていきましょう。

【権利確定】
3月・9月

【株主優待の内容について】

(1)電車・バス・観光施設共通優待券
(2)フリーパス引換券
(3)高速バス乗車券
(4)電車・バス全線優待パス(表示された持参人1名)
(5)長期保有特別優待券(3年継続保有毎)
(6)施設割引券

100株以上 (1) 5枚 (2)- (3)- (4) - (5) - (6)1冊
500株以上 (1)10枚 (2)1枚 (3)- (4) - (5) - (6)1冊
1,500株以上 (1)10枚 (2)2枚 (3)- (4) - (5) - (6)1冊
2,500株以上 (1)15枚 (2)3枚 (3)1枚 (4) - (5) - (6)1冊
5,000株以上 (1)25枚 (2)4枚 (3)2枚 (4) - (5)2枚 (6)1冊
10,000株以上 (1)40枚 (2)5枚 (3)4枚 (4) - (5)2枚 (6)1冊
17,500株以上 (1)40枚 (2)6枚 (3)4枚 (4)1枚 (5)3枚 (6)1冊

それでは具体的に富士急行の株主優待の使い方について見ていきましょう。

 

富士急行の株主優待の使い方について

各種富士急行の株主優待の使い方や使える場所について見ていきます。

電車・バス・観光施設共通優待券の利用できる店舗について

富士急行の株主優待のメインがこの電車・バス・観光施設共通優待券です。

利用できる場所は下記の15箇所で利用できます。

  • 電車(富士急行線)全線乗車(1枚につき片道1名乗車)
  • バス全線乗車(1枚につき片道1名乗車)
  • 富士急ハイランド(2枚につき乗物1回券、5枚につきフリーパス1枚と引換)
  • ぐりんぱ(1枚につき1名入園、5枚につきワンデークーポン1枚と引換)
  • さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(1枚につき1名入園、5枚につきフリーパス1枚と引換)
  • フジヤマ スノーリゾート イエティ(5枚につき1日入場滑走券1枚と引換)
  • あだたら高原リゾート(5枚につきリフト1日券又はゴンドラ往復券1枚と引換)
  • 初島アイランドリゾート(1枚につき1名入園)
  • ~河口湖~富士山パノラマロープウェイ(1枚につき1名乗車(往復))
  • 河口湖遊覧船・山中湖遊覧船・本栖湖遊覧船(1枚につき1名乗船)
  • 初島航路(2枚につき1名往復乗船)
  • フジヤマミュージアム(1枚につき1名入館)
  • ふじやま温泉(2枚につき大人1名入館、1枚につき小人1名入館)
  • さがみ湖温泉うるり(2枚につき大人1名入館、1枚につき小人1名入館)
  • あだたら山 奥岳の湯(1枚につき1名入館)

特に電車(富士急行線)前線、バス全線乗車、富士急ハイランドでの利用がおすすめです。

他にもロープウェイや温泉アドアミューズメント施設で利用できます。

 

フリーパス引換券の利用できる店舗について

500株以上の株主に対して贈呈されるフリーパス引換券は下記のアミューズメント施設で利用できます。

  • 遊園地フリーパス(富士急ハイランド・ぐりんぱ・さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト)
  • スキー場1日券(フジヤマ スノーリゾート イエティ・あだたら高原スキー場)

遊園地のみならず、スキー場でも利用できるのが特徴です。

 

高速バス乗車券の利用できる店舗について

2,500株以上の株主に対して贈呈される高速バス乗車券は下記の路線で利用できます。

  • 「富士五湖~新宿線」
  • 「富士山五合目~新宿線」
  • 「甲府~新宿線」
  • 「富士五湖~東京線」
  • 「河口湖~渋谷線」
  • 「富士宮~東京線」
  • 「富士~東京線」
  • 「沼津~東京線」
  • 「沼津~新宿・渋谷線」
  • 「三島~新宿・渋谷線」

利用できる路線は富士急線に限定されています。

 

電車(富士急行線)・バス全線優待パスの利用できる店舗について

17,500株以上の株式保有者に対して贈呈される電車(富士急行線)・バス全線優待パスは半年間乗り放題になるパスです。

大口の株主に対してのみの発行となっていますので、個人で取得するのは少し難しいかもしれません。

 

長期保有者に対する優待について

3年以上なおかつ5,000株以上保有している株主優待に対して贈呈される優待です。

  • 「ハイランドリゾートホテル&スパ」「ホテルマウント富士」の指定するツインルーム室料100%
  • ホテル内レストラン利用料30%割引券

いずれかの優待を受けることが出来ます。

ツインルームの方が金額的なメリットが大きいのでツインルームでの利用をおすすめします。

SBIネオモバイル証券なら長期保有の裏ワザがあります。

 

施設利用券の使い方について

100株以上の株主に対して贈呈される施設利用券は下記の店舗で利用できます。

1冊は下記の内容となっており、様々な施設の優待を楽しむことが出来ます。

  • ハイランドリゾートホテル&スパ・・1枚につき1室室料20%または自社企画宿泊商品10%割引        2枚
  • ホテルマウント富士・・1枚につき1室室料20%または自社企画宿泊商品10%割引         2枚
  • ホテルマウント富士 プール割引券・・20%割引(1枚につき4名まで)       2枚
  • 富士山ステーションホテル・・1枚につき1室室料20%割引         2枚
  • 富士宮富士急ホテル・・1枚につき1室室料20%割引         2枚
  • キャビン&ラウンジ ハイランドステーションイン・・1枚につき1室室料20%割引  2枚
  • 富士急グループホテル飲食割引券・・レストラン・バー10%割引(1枚につき4名まで)、「ホテルマウント富士」では、食事付入浴10%割引(1枚につき4名まで)として利用可            5枚
  • 富士ゴルフコース・・富士ゴルフコース特別プラン[キャディ・昼食券]から1,000円割引(1枚につき4名まで)   1枚
  • 大富士ゴルフ場・・平日:メンバー料金 土休日・特定日:9,800円 (1枚につき4名まで)   1枚
  • ふじやま温泉・・入館料 平日 大人1,000円 小人500円 土日祝日 大人1,300円 小人600円 (1枚につき4名まで)   2枚
  • さがみ湖温泉 うるり・・所定料金より150円割引(1枚につき4名まで)              2枚
  • あだたら山 奥岳の湯・・入館料平日、土休日とも 大人500円 小人300円(1枚につき4名まで)   2枚
  • 忍野 しのびの里・・食事処「雪月風花」5%割引(1枚につき4名まで)              2枚
  • PICA山中湖ヴィレッジ・・コテージ1棟(素泊り)10%割引
  • レストラン「FUJIYAMA KITCHEN」・・5%割引(1枚につき4名まで)              2枚
  • PICA富士吉田・PICA富士西湖・キャンピカ富士ぐりんぱ・パディントンベアキャンプグラウンド・・1枚につき1泊1室10%割引 2枚
  • 富士ミネラルウォーター・・1枚につき20%割引(1ケース以上)         1枚
  • 富士急トラベル・・パッケージ旅行代金の5%割引(1枚につき4名まで)              2枚
  • 富士急オートサービス・・車検・点検・整備 工賃10%割引 1枚

料金によるメリットが大きく、ホテルでは20%OFF、レストランでは5%OFF等の割引となります。

 

 

富士急行の株主優待はいつ届く?有効期限はいつまで

富士急行の株主優待の到着時期と有効期限は下記のとおりです。

  • 3月権利確定

発行時期:5月末
有効期間:11月30日まで

  • 9月権利確定

発行時期:11月末
有効期間:翌年5月31日まで

権利確定から約2カ月後に到着し、有効期限は約半年間です。

また、長期保有特別優待券の有効期間は1年間となっています。

 

富士急行の株主優待の買取価格について

富士急行の株主優待はヤフオクなどで下記の相場で取引されています。

  • 電車・バス・観光施設共通優待券5枚・・3,400円~3,600円
  • フリーパス引換券(富士急ハイランド)1枚・・3,500円~4,000円
  • 高速バス乗車券・・1,450円~1,600円
  • 電車・バス全線優待パス・・65,000円~70,000円


富士急行の株主優待を実際に利用している方の体験談について

長くて高額な路線がお得!

100株株主ですが富士急行株を持っています。山梨の富士吉田市に月1度くらい定期的に出張があって、そのためにこの優待が使えるので私にとってはお得です。 というのも富士急行のバス路線は鉄道網が密な都市部と違って峠を越えるような都市間のバス路線もあります。株主優待でもらえる全線回数券は1路線であればどんなに長く乗っても1枚で済みますから、長くて高額な路線ほど効果があります。私が使うのは御殿場駅から富士山駅までのバス路線で、片道1410円もします。優待券があるときは自宅から東海道線と御殿場線で御殿場駅に行き、この路線に乗ります。もちろん交通費は普通に会社に請求できますから、この分はまるまる浮きます。ただ当然の事ながら他の優待とは併用はできませんが、高くて長い路線で使えるのであれば金額的には十分なメリットだと思います。首都圏の大手私鉄でも株主優待に回数券式の優待券をくれるのが一般的ですが、距離が短い路線が多く、全線乗っても安いので1000円を超えた使い方はなかなか出来にくいです。 富士吉田市に定期的に行くという私事にはマッチしていて度々1400円以上の優待が受けられますので、この優待は大変気に入っています。


MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

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MoneyCourt では、公認会計士・税理士資格を持つ、金融・投資知識が豊富なメンバーが、投資の基礎知識から金融投資のポイント、確定申告や節税などを初心者向けにわかりやすく解説しています。
【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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