日本甜菜製糖は砂糖を中心としている食品メーカーです。
グラニュー糖や上白糖などスーパーに行けば必ずといっておいてある砂糖メーカー大手です。
日本甜菜製糖の銘柄に興味がある方なら
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- 日本甜菜製糖の株主優待の詳しい内容を知りたい!
- 日本甜菜製糖って業績はどうなの?利益は出ているの?
- 日本甜菜製糖は財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
- 日本甜菜製糖の株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
- 日本甜菜製糖は総会お土産はあるの?
という点は気になりますよね?
今回は日本甜菜製糖について
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- 株主優待の詳しい内容について
- 株主総会のお土産について
- 業績や利益の推移について
- 財務的な安全性について
- 配当や利回りについて
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
日本甜菜製糖の株主優待の内容について
日本甜菜製糖の株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★☆☆
【株価】
2072円【令和01年07月09日時点】
【配当】
50.00円
【権利確定日】
3月
【株主優待内容】
株主優待の内容は下記の通りです。
- 100株~499株 砂糖 3kg
- 500株~999株 砂糖 5kg
- 1,000株以上 砂糖10kg
2108 日本甜菜製糖:2017年株主優待
上白糖×1、グラニュー糖×2#株主優待 pic.twitter.com/k8WO3Pwjmu
— ごろやまさん (@goroyamasan) 2017年7月3日
制度として実施しているものではありませんが、毎年実施しています。
よほどの赤字とならない限り継続しそうですね。
【配当利回り】
2.40%
【優待利回り】
0.29%
【優待利回り+配当利回り】
2.70%
株主優待はいつ届く?
日本甜菜製糖の株主優待は7月上旬を目安として届きます。
権利確定日のおよそ3か月後に到着します。
砂糖のおすすめ株主優待ランキング
砂糖関係の株主優待に興味がある方向けにランキング記事を作成しました。
下記もご参照ください。
株主総会のお土産について
日本甜菜製糖は株主総会お土産があります。
過去に贈呈された日本甜菜製糖の株主総会のお土産は下記の通りです。
- 2017年・・北海道ビートオリゴ、ポケットシュガー6g×5、ポケットシュガー3g×100×2
- 2016年・・北海道ビートオリゴ、ポケットシュガー6g×5、ポケットシュガー3g×100×2
毎年内容は同じようです。
株主優待と合わせると砂糖には困らなさそうですね。
株主総会の開催地域は東京都です。
日本甜菜製糖の業績
投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこで日本甜菜製糖の過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2016年3月期 | 57,823 | 2,011 | 2,244 | 1,362 |
2017年3月期 | 58,133 | 2,178 | 2,518 | 1,513 |
2018年3月期 | 58,895 | 1,584 | 1,983 | 1,223 |
2019年3月期 | 57,997 | 1,577 | 2,037 | 1,324 |
2020年3月期(予想) | 58,000 | 1,500 | 1,800 | 1,200 |
具体的に内容を見ていきましょう。
日本甜菜製糖の売上高は減収に。砂糖需要の減少ひびく
日本甜菜製糖の過去の売上高を見てみましょう。
2018年は好調でしたが、2019年には減収となりました。
砂糖自体の需要が減少傾向にあるので、厳しい状況が続いています。
他の事業でどれだけ稼げるかが今後のポイントとなってきます。
日本甜菜製糖の最終利益も減益基調で推移
日本甜菜製糖の過去の最終利益を見てみましょう。
砂糖の需要減による売上高の減収が響いており、減益基調で推移しています。
今後も他の稼げる事業を見つけなければ、厳しい状況が続きそうです。
日本甜菜製糖の財務情報
財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
日本甜菜製糖の直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2017年3月期 | 69.5 | 15% |
2018年3月期 | 68.9 | 18% |
2019年3月期 | 70.6 | 14% |
具体的に内容を見ていきましょう。
日本甜菜製糖の自己資本比率は70%前後で盤石
日本甜菜製糖の過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
自己資本比率は盤石の70%前後で推移しています。
成長性は低いけれども、安全性が高いディフェンシブ銘柄ですね。
景気の落ち込みに強い銘柄です。
日本甜菜製糖の有利子負債倍率は?
日本甜菜製糖の過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
有利子負債倍率も10%台と低い数値で推移しています。
総じて財務の健全性は非常に高いといえますね。
日本甜菜製糖の株価の推移
ここでは日本甜菜製糖の株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずは日本甜菜製糖の投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月09日時点の情報】
証券コード | 2108 |
企業名 | 日本甜菜製糖 |
株価 | 2,072 |
配当利回り | 2.41% |
時価総額 | 31,755百万円 |
株の購入価格 | 207,200 |
PER | (連) 24.51倍 |
PBR | (連) 0.42倍 |
年初来高値 | 2,098円 |
年初来安値 | 1,720円 |
チャート的には下記の通りです。
2017年末を頂点として下落していますね。
先行きが明るくないことや減益基調で推移していることが要因です
日本甜菜製糖の株価は1600円~2500円で推移しています。
現在の株価は2072円です。【令和01年07月09日時点】
PERは(連) 24.51倍,PBRは(連) 0.42倍
PBR的にはかなり割安感がありますね。
ただ成長性は低いので、そこまでのお得感はありません。
配当の推移について
日本甜菜製糖の配当は下記の通り推移しています。
- 2010年3月期・・50円
- 2011年3月期・・50円
- 2012年3月期・・50円
- 2013年3月期・・50円
- 2014年3月期・・50円
- 2015年3月期・・50円
- 2016年3月期・・50円
- 2017年3月期・・50円
- 2018年3月期・・50円
- 2019年3月期・・80円
- 2020年3月期・・50円(予想)
記念配当で2019年は増配しましたが、基本的には50円で推移しています
自己資本も70%とかなり高めなので、今後も50円の配当は維持していくものと思われます。
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が1600円の時、配当利回りは3.1%、優待+配当利回りは3.5%
- 株価が2000円の時、配当利回りは2.5%、優待+配当利回りは2.8%
- 株価が2500円の時、配当利回りは2%、優待+配当利回りは2.2%
現在の株価は2072円【令和01年07月09日時点】のため
配当利回りは2.4%、優待+配当利回りは2.7%となります。
利回りとしては平均的です。
利回り狙いならあまり魅力はありませんね。
日本甜菜製糖の株主優待のおすすめ度は星3つ
今回は日本甜菜製糖の株主優待や業績についてまとめてみました。
日本甜菜製糖の業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。
- 株主優待は砂糖の詰め合わせ
- 安全性は高く、自己資本比率は70%台
というメリットがある反面
- 成長性は低い。業績も不振
- 株価が下落傾向。今後も回復の期待は薄い
- 利回り的には2%台なので、もう一声欲しいところ
というデメリットがあります。