日鉄鉱業【1515】は非鉄金属を取扱いしている日本製鉄系企業です。
石灰石を利益の柱として、銅、排水処理薬剤、産業機械などの取扱をしています。
日鉄鉱業は株主優待を贈呈しており、仙人秘水と呼ばれるミネラルウォーターを提供しています。
今回は日鉄鉱業の株主優待について
- 株主優待の詳しい内容について
- 株主優待はいつ到着するのか
- 配当や利回りについて
- 株主総会のお土産について
をご紹介していきます。
日鉄鉱業の株主優待の内容について
日鉄鉱業の株主優待の内容は下記のとおりです。
【権利確定日】
3月
【株主優待内容】
「仙人秘水」1ケース(1,100ml×12本 3,000円程度)を下記の保有株数に応じて贈呈
- 100株以上500株未満・・・「仙人秘水」1ケース
- 500株以上1,000株未満・・「仙人秘水」2ケース
- 1,000株以上・・・・・・・「仙人秘水」5ケース
仙人秘水はミネラルウォーターです。
具体的にどんな特徴があるのか見てみましょう。
仙人秘水ってどんなミネラルウォーター?
仙人秘水は日鉄鉱業の子会社の釜石鉱山(株)が製造・販売しているミネラルウォーターです。
非加熱の弱アルカリ性のナチュラルミネラルウォーターで下記の賞を受賞しています。
- モンドセレクション2018 優秀品質金賞受賞
- iTQi2018優秀味覚賞 最高位”三ツ星”受賞
ホームページには下記のとおり記載がありました。
おいしい水は美しい自然が生み出します。
『仙人秘水』を育むのは手付かずの原生林が今も残っている、豊かな自然に恵まれた北上高地です。美しい自然環境は、厳しい水質基準で知られるヨーロッパの水源に引けをとりません。
その山々のひとつ、標高1,147mの大峰山の地下600メートルに『仙人秘水』の水源があります。『仙人秘水』の水源は、磁鉄鉱の鉱床をはじめ、石灰岩・花崗岩など様々な厚い岩盤を雨や雪が数十年の歳月をかけて通ることで研ぎ澄まされ、浸透した水が岩盤の裂け目からコンコンと湧き出します。
天然のフィルターを透して生まれた仙人秘水は日本でも数少ない弱アルカリ性のミネラルウォーターです。この良質な水質を活かすために、加熱処理や殺菌など人的処理をいっさい加えずボトリングしております。(フィルターによるろ過除菌のみ)
非鉄金属の日鉄鉱業ならではミネラルウォーターです。
そのままでもおいしい水ですが、お酒の水割りにもよくあうようです。
株主優待はいつ届く?
日鉄鉱業の株主優待の申込書は6月を目安として届きます。
権利確定日のおよそ3か月後に到着します。
申込書を返送した後、およそ1か月程度で仙人秘水が届きます。
そのため実際に仙人秘水が届くのは最短でも7月くらいとなります。
株主優待の注意点について
日鉄鉱業の株主優待の注意点は下記のとおりです。
- 株主優待は申込書でしか受け付けできない
- 贈答にも利用できる
- 株主以外での住所に送付する場合は申込書に記入する
配当や利回りについて
日鉄鉱業の配当は下記の通り推移しています。
- 2010年3月期・・70円
- 2011年3月期・・70円
- 2012年3月期・・70円
- 2013年3月期・・70円
- 2014年3月期・・85円
- 2015年3月期・・70円
- 2016年3月期・・80円
- 2017年3月期・・80円
- 2018年3月期・・90円
- 2019年3月期・・110円
- 2020年3月期・・90円(予想)
配当は70円~110円で推移しています。
大きく上がることも大きく下がることもなさそうです。
株価は4,000円~6,000円で推移しています。
そのため利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が4000円の時、配当利回りは2.3%、優待+配当利回りは3%
- 株価が5000円の時、配当利回りは1.8%、優待+配当利回りは2.4%
- 株価が6000円の時、配当利回りは1.5%、優待+配当利回りは2%
配当利回り、優待+配当利回りともに平均的な水準です。
利回り狙いの場合ならもう一声利回りが欲しいところですね。
株主総会のお土産について
日鉄鉱業は株主総会お土産がありません。
お土産目当てで投資するのはやめましょう。
日鉄鉱業の株主優待のおすすめ度は星2つ
今回は日鉄鉱業の株主優待についてまとめてみました。
日鉄鉱業の株主優待のおすすめ度は★★☆☆☆です。
- 株主優待が使いやすく、長期保存ができるミネラルウォーター
というメリットがある反面
- 利回りは平均的。可もなく不可もなく
- 株主総会お土産はない
というデメリットがあります。
ミネラルウォーターをよく飲む方にはおすすめできる優待です。