横浜丸魚は横浜市中央卸売市場の卸売業者です。
水産物の加工や販売を主な事業内容としており、70年以上の歴史を誇る老舗企業です。
横浜丸魚は2020年3月期から株主優待を新設することとなり、1,000円のクオカードが贈呈されま鵜す。
今回は横浜丸魚について
-
- 株主優待の詳しい内容について
- 株主優待はいつ到着するのか
- 配当や利回りについて
- 株主総会のお土産について
- 横浜丸魚の業績について
をご紹介していきます。
横浜丸魚の株主優待の内容について
横浜丸魚の株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★☆☆
【権利確定日】
毎年3月
【株主優待内容】
100株以上・・1,000円分のクオカード
【株価】
873円(令和01年06月21日時点】
【配当】
12円
【配当利回り】
1.40%
【優待利回り】
1.15%
【優待利回り+配当利回り】
2.50%
株主優待はいつ届く?
横浜丸魚の株主優待は6月上旬を目安として届きます。
権利確定日のおよそ3か月後に到着します。
株主総会のお土産について
横浜丸魚は株主総会お土産があります。
例年お菓子を株主総会のお土産として提供しているようです。
横浜丸魚の業績や収益状況を調べてみた
横浜丸魚の過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2016年3月期 | 53,003 | 173 | 370 | 276 |
2017年3月期 | 51,978 | 209 | 458 | 549 |
2018年3月期 | 50,814 | 200 | 426 | 349 |
2019年3月期 | 49,634 | 185 | 433 | 407 |
2020年3月期(予想) | 50,000 | 190 | 440 | 300 |
具体的に内容を見ていきましょう。
横浜丸魚の売上高は減収傾向
横浜丸魚の過去の売上高を見てみましょう。
- 2016年3月期・・53003百万円
- 2017年3月期・・51978百万円
- 2018年3月期・・50814百万円
- 2019年3月期・・49634百万円
- 2020年3月期・・50000百万円(予想)
売上高は減収傾向にあります。
魚消費の減少や異常気象が減収の要因です。
短期に解決できるものではないので、今後の増収していくのは難しそうです。
横浜丸魚の最終利益はほぼ横ばい
横浜丸魚の過去の最終利益を見てみましょう。
- 2016年3月期・・276百万円
- 2017年3月期・・549百万円
- 2018年3月期・・349百万円
- 2019年3月期・・407百万円
- 2020年3月期・・300百万円(予想)
売上高は減収傾向にありますが、最終利益はほぼ横ばいです。
業務の効率化が進んでいるためですね。
売上高が落ち込んでも一定の利益を出せるような経営体制になっています。
横浜丸魚の安全性は?財務情報を調べてみた
横浜丸魚の直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2017年3月期 | 68 | 1% |
2018年3月期 | 68.2 | 0% |
2019年3月期 | 69.1 | 1% |
具体的に内容を見ていきましょう。
横浜丸魚の自己資本比率は60%越え!安全性は極めて高い
横浜丸魚の過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
- 2017年3月・・68%
- 2018年3月・・68.2%
- 2019年3月・・69.1%
自己資本比率は約70%と極めて高い財務状況です。
破綻する危険性はほぼゼロですね。
横浜丸魚の有利子負債倍率はほぼゼロ。実質的に無借金経営
横浜丸魚の過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
- 2017年3月・・1%
- 2018年3月・・0%
- 2019年3月・・1%
有利子負債倍率はほぼゼロです。
実質的な無借金経営なので、財務は盤石です。
横浜丸魚の株価は割安?割高?指標から見てみた
ここでは横浜丸魚の株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずは横浜丸魚の投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月21日時点の情報】
証券コード | 8045 |
企業名 | 横浜丸魚 |
株価 | 873 |
配当利回り | 1.37% |
時価総額 | 6,339百万円 |
株の購入価格 | 87,300 |
PER | (連) 20.57倍 |
PBR | (連) 0.49倍 |
年初来高値 | 875円 |
年初来安値 | 703円 |
具体的に見ていきましょう。
株価は割安感があり
横浜丸魚の株価は700円~900円で推移しています。
現在の株価は873円です。【令和01年06月21日時点】
PERは(連) 20.57倍,PBRは(連) 0.49倍
PERは平均的ですが、PBRは1倍を割っており、非常に割安な水準となっています。
配当の推移について
横浜丸魚の配当は下記の通り推移しています。
- 2010年3月期・・15円
- 2011年3月期・・15円
- 2012年3月期・・10円
- 2013年3月期・・10円
- 2014年3月期・・10円
- 2015年3月期・・10円
- 2016年3月期・・10円
- 2017年3月期・・10円
- 2018年3月期・・12円
- 2019年3月期・・12円
- 2020年3月期・・12円(予想)
配当は安定的に10円~15円となっています。
減配する可能性は低いですが、同時に最終利益はほぼよこばいのため、増配する可能性も低そうです。
利回りは約2%半ばで推移
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が700円の時、配当利回りは1.7%、優待+配当利回りは3.1%
- 株価が800円の時、配当利回りは1.5%、優待+配当利回りは2.8%
- 株価が900円の時、配当利回りは1.3%、優待+配当利回りは2.4%
現在の株価は873円【令和01年06月21日時点】のため
配当利回りは1.4%、優待+配当利回りは2.5%となります。
平均的ですが、利回り的にはもう少し欲しいところですね。
株価が700円を割り込むと優待+配当利回りが3%台となるので、買い時です。
横浜丸魚の株主優待のおすすめ度は星
今回は横浜丸魚の株主優待や業績についてまとめてみました。
横浜丸魚の業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。
- 株主優待が利用しやすいクオカード
- 10万円以下で購入できる
- 自己資本比率が約70%で、なおかつ実質的無借金経営
というメリットがある反面
- 利回り的にやや物足りなさを感じる
- 業績が今後も伸びにくい
というデメリットがあります。
横浜丸魚は安定した企業の銘柄で、クオカードが欲しいという方向けの銘柄です。