日本ハウスホールディングスは大手住宅メーカーです。
檜による家にこだわりを持ち、質の高い住宅を製造しています。
またホテル運営も行っています。
日本ハウスホールディングスの銘柄に興味がある方なら
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- 株主優待の詳しい内容を知りたい!
- 業績はどうなの?利益は出ているの?
- 財務的に安全なの?投資しても大丈夫そう?
- 株価って今後どうなるの?今って買い時なの?
- 総会お土産はあるの?
という点は気になりますよね?
今回は日本ハウスホールディングスについて
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- 株主優待の詳しい内容について
- 株主総会のお土産について
- 業績や利益の推移について
- 財務的な安全性について
- 配当や利回りについて
をご紹介していきます。
ぜひ投資する際の参考にしてみてください。
日本ハウスホールディングスの株主優待の内容について
日本ハウスホールディングスの株主優待の内容は下記のとおりです。
【おすすめ度】
★★★★☆
【株価】
443円【令和01年07月22日時点】
【配当】
20.00円
【権利確定日】
10月
【株主優待内容】
1,000株以上・・日本ハウスホテル&リゾートが販売するカレーギフトを贈呈
- ホテル東日本宇都宮特製ビーフカレー
- ホテル森の風那須特製チキンカレー
- ホテル森の風立山特製ブラックカレー
- ホテル東日本宇都宮特製ブイヨンスープ
全部で3,240円相当の高級のレトルトカレー&スープが贈呈されています。
内容は下記のとおり。
日本ハウスホールディングスの株主優待が届いた。 pic.twitter.com/yR28XyO0g9
— ミャログ (@myalog) January 26, 2019
過去はビールが贈呈されていましたが、グループ店の売却によりカレー&スープに変更になりました。
一般でも販売されている内容となっており、濃厚なカレールーが魅力の高い商品です。
【配当利回り】
4.51%
【優待利回り】
0.68%
【優待利回り+配当利回り】
5.19%
株主優待はいつ届く?
日本ハウスホールディングスの株主優待は2月を目安として届きます。
権利確定日のおよそ4か月後に到着します。
株主総会のお土産について
日本ハウスホールディングス
は株主総会お土産があります。
過去に贈呈された日本ハウスホールディングス
の株主総会のお土産は下記の通りです。
- 2019年・・ホテル森の風鶯宿のお菓子
- 2018年・・ホテル森の風鶯宿のお菓子+タオル
- 2016年・・帝国ホテルの焼き菓子
毎年お菓子が提供されているようですね。
大体市価1,000円~2,000円程度です。
お土産とともに株主懇親会もあり、オードブルやお寿司など様々な料理やビールなどのアルコール類も楽しめます。
日本ハウスホールディングスの隠れたメリットですね。
開催地域は宇都宮です。
日本ハウスホールディングスの業績
投資する際は株主優待のみならず、企業の業績も確認しなければいけません。
そこで日本ハウスホールディングスの過去の業績を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
【百万円】 | ||||
期 | 売上高 | 営業益 | 経常利益 | 最終利益 |
2015年10月 | 50,128 | 3,603 | 3,292 | 2,715 |
2016年10月 | 45,980 | 3,858 | 3,648 | 2,815 |
2017年10月 | 46,315 | 4,227 | 3,904 | 2,838 |
2018年10月 | 45,825 | 2,121 | 1,762 | 58 |
2019年10月(予想) | 49,000 | 5,100 | 5,000 | 3,300 |
具体的に内容を見ていきましょう。
日本ハウスホールディングスの売上高は伸び悩み
日本ハウスホールディングスの過去の売上高を見てみましょう。
売上高は伸び悩みを見せています。
2016年は住宅部門の売上高が10%近く下落したことが要因で大幅減益となり、以降伸び悩みを続けています。
昨今の経済状況や人口減少の影響により受注は伸び悩みを見せているようです。
空き家で住宅が余っている状況も続いていますので、今後は注文住宅以外での売り上げを増やしていきたいですね。
日本ハウスホールディングスの最終利益は大幅減益で厳しい状況
日本ハウスホールディングスの過去の最終利益を見てみましょう。
売上高の減少や一般管理費や人件費の増加が響き、大幅減益となりました。
近年建築関係は人手不足が叫ばれており、人件費が急騰しています。
売上高が上昇しなければ、今後も厳しい状況が続きそうです。
日本ハウスホールディングスの財務情報
財務状況が悪ければ、株主優待が廃止になる可能性も出てきます。
そのため株主優待を維持できる財務の健全性があるかどうかは重要です。
日本ハウスホールディングスの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。
期 | 自己資本比率 | 有利子負債倍率 |
2016年10月 | 43.5 | 60% |
2017年10月 | 46.2 | 58% |
2018年10月 | 49.4 | 38% |
具体的に内容を見ていきましょう。
日本ハウスホールディングスの自己資本比率は50%前後で安全性が高い
日本ハウスホールディングスの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。
自己資本は安定的に右肩上がりとなっています。
安全性の目安とされる40%を上回っているので、健全性が高いといえますね。
日本ハウスホールディングスの有利子負債倍率は?
日本ハウスホールディングスの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。
有利子負債が40%を下回っています。
借入依存度はそこまで高くはないですね。
総じて日本ハウスホールディングスは安全性が高いといえます。
日本ハウスホールディングスの株価は割安?割高?
ここでは日本ハウスホールディングスの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずは日本ハウスホールディングスの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年07月22日時点の情報】
証券コード | 1873 |
企業名 | 日本ハウスホールディングス |
株価 | 443 |
配当利回り | 4.51% |
時価総額 | 20,362百万円 |
株の購入価格 | 44,300 |
PER | (連) 6.16倍 |
PBR | (連) 1.01倍 |
年初来高値 | 497円 |
年初来安値 | 399円 |
日本ハウスホールディングスの株価は400円~700円で推移しています。
業績が悪化しているので、株価は下落傾向にあります。
今後の回復に期待したいところですね。
現在の株価は443円です。【令和01年07月22日時点】
PERは(連) 6.16倍,PBRは(連) 1.01倍です。
指標的にはかなり割安感があります。
しかしながら、大幅減益になるなど懸念材料が残ります。
配当の推移について
日本ハウスホールディングスの配当は下記の通り推移しています。
- 2010年10月期・・3円
- 2010年10月期・・3円
- 2011年10月期・・4円
- 2012年10月期・・10円
- 2013年10月期・・18円
- 2014年10月期・・20円
- 2015年10月期・・20円
- 2016年10月期・・15円
- 2017年10月期・・20円
- 2018年10月期・・25円
- 2019年10月期・・20円(予想)
配当は15円~25円で推移しています。
株価が低いので、配当はそこそこの水準です。
過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。
- 株価が400円の時、配当利回りは5%、優待+配当利回りは5.75%
- 株価が550円の時、配当利回りは3.64%、優待+配当利回りは4.18%
- 株価が700円の時、配当利回りは2.86%、優待+配当利回りは3.29%
現在の株価は443円【令和01年07月22日時点】のため
配当利回りは4.51%、優待+配当利回りは5.19%となります。
魅力的な利回り水準です。
1,000株購入して株主優待を取得しても良し!1,000株未満で配当のみを狙っても良し!の高利回り銘柄です。
日本ハウスホールディングスの株主優待のおすすめ度は星5つ
今回は日本ハウスホールディングスの株主優待や業績についてまとめてみました。
日本ハウスホールディングスの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★★★です。
- 株主優待がカレーの詰め合わせが贈呈される
- 高利回り銘柄で、配当利回り4%以上
- 1,000株購入で優待+配当利回り5%以上に
- 指標的にはかなり割安
- 財務も盤石で自己資本比率50%前後
というメリットがある反面
- 株主優待取得に1,000株必要
- 大幅減益で、業績に不安が残る
というデメリットがあります。