ANA【9202】の株主優待の割引率は50%!評判や詳しい内容についてご紹介します。

航空券の中でトップクラスに人気の高い株主優待がANAです。

航空券が半額割引になる上、ホテルの割引券も贈呈されます。

今回はこのANAの株主優待について

  • 内容について
  • 使い方について
  • キャンセル方法について
  • 実際に利用している方の体験談について

をご紹介していきます。

出張や旅行などで飛行機を利用する方はANAの株主優待は特にお得に利用できます。

ぜひ検討してみてください。

 

 

ANAの株主優待の内容について

ANAの株主優待は

  • 航空券の半額割引
  • グループ店舗や提携店舗での割引

という二つの優待があります。

順番に見ていきましょう。

航空券が通常運賃の半額に

ANAのメインの株主優待が下記の株主優待です。

【株主優待内容】

国内営業全路線の片道1区間が「ANA FLEX運賃(空席連動型運賃)」の最安値であるFLEX-D運賃の50%割引で利用可能。

また贈呈される枚数は下記のとおりです。

  • 100株~  199株  半期毎に 1枚
  • 200株~  299株  半期毎に 2枚
  • 300株~  399株  半期毎に 3枚
  • 400株~  999株    半期毎に 4枚 + 400株超過分 200株毎に1枚
  • 1,000株~99,999株 半期毎に   7枚 + 1,000株超過分 400株毎に1枚
  • 100,000株~          半期毎に254枚 + 100,000株超過分 800株毎に1枚

上記のとおり500株以上の取得は優待利回りが下がってしまうので、なるべく400株以内での購入をおすすめします。

ANAの株主優待はANA FLEX-D運賃からの割引となります。

2018年10月28日から普通運賃(普通運賃はなくなりました。)からANA FLEX-D運賃からの半額割引となりました。

ANAFLEXとは空席連動型の運賃で、アルファベットのA~Dまでがあり、Dが最安価格です。

普通運賃はおよそBとCまたはCとDの間の価格になりますので、実質的には優待が拡充されています。

 

ANAのグループ店舗での割引特典あり

ANAは航空券の割引の他にグループ店舗で利用できる割引特典もあります。

具体的には下記のとおりです。

  • ANAグループ各社・提携ホテル:10%以上割引
  • 国内・海外パッケージツアー商品:7%割引
  • 空港内売店での買い物:10%割引
  • ゴルフ:株主優待料金でゴルフをプレー

特に空港内売店で10%割引になる特典はお得ですね。

出張帰りや旅行帰りのお土産などに重宝する特典です。

 

ANAの株主優待はいつ届く?

ANAの株主優待は下記を目安に届きます。

3月権利確定分→5月中旬

9月権利確定分→11月中旬

権利確定日から約1か月半程度で届きます。

一般的な株主優待よりもやや到着時期が早いのが特徴です。

 

ANAの株主優待で予約した飛行機はキャンセルできる?

ANAの株主優待割引は購入後の変更が可能なため、予約した場合でもキャンセルができます。

  • 搭乗予定があるけどまだ利用便が決まっていない場合
    予約便のみをキャンセルすることで、予約の入っていない航空券へ変更することができます。
    航空券の有効期間内で再度利用可能だが、搭乗者と区間の変更は不可x
  • 航空券の有効期間内に搭乗予定がない場合
    ANAウェブサイトにて航空券の払い戻しができます。
    また、株主優待番号の有効期間内に限り、登録済み株主優待番号と登録用パスワードが再度利用可能で、別の区間や他の搭乗者名でも利用可能。
    払い戻し手続き完了後、「株主優待番号確認」ボタンより、再利用される株主優待番号および登録用パスワードを確認。

 

ANAの株主優待の注意点について

割引されるのはANA FLEX-D運賃から 先得などの特別運賃は対象外

ANAの株主優待の対象となるのはANA FLEX-Dからの半額となります。

そのためSUPER VALUE,VALUEなどの事前予約による割引サービスの対象外となっています。

事前に搭乗が決まっている場合はSUPER VALUEによる予約の場合の方が運賃が安くなるケースがありますので、運賃を確認してから予約することをおすすめします。

 

国際線は利用できない

ANAの株主優待が利用できるのは国内線のみです。

国際線は利用することが出来ませんので、注意しましょう。

 

片道の運賃のみ優待対象。往復は対象外

ANAの株主優待は片道の運賃のみが優待対象となっています。

往復の場合は利用することが出来ません。

往復で利用したい場合は株主優待券を2枚利用して、往復切符ではなく「片道2回分」の切符をとりましょう。

 

ホテルの割引券は旅行代理店の宿泊プランの方が安いケースもある

ANAの株主優待サービスの一つであるANAグループ各社・提携ホテル:10%以上割引ですが、必ずしも利用したほうが良いとも言い切れないという点が注意点です。

じゃらんnetなどの大手旅行代理店の宿泊プランを活用したほうが安く泊まれるケースがあるためです。

株主優待を利用する前にじゃらんなどの代理店の価格を比較してから予約をすることをおすすめします。

 

ANAの株主優待の評判について

ホテルの宿泊券を利用し、ANAクラウンプラザをお得に宿泊した方の体験談

株主優待券があったのでせっかくだから使えるホテルを宿泊先に決めて旅行の行き先をそれで決定しました。

使ったホテル・プランはANAクラウンプラザ神戸のクラブダブルルームでした。

宿泊した日の定価は19000円でしたが3800円引きの15200円でした。

クラブルームでしたら安売りが少ないので株主優待が最低料金になる場合が多くおトクです。

ただホテル公式サイト、ホテルグループ公式サイト以外からの予約では株主優待利用不可ですので一般客室だと大手予約サイトの安売りプランのが安くなることもあるので上位客室でないとお得ではないです。

他のクーポンとの併用も不可ですから公式サイトで予約するしかないですが、IHGホテルグループの会員であれば上級会員ランクの条件である宿泊数や年間獲得ポイント数のカウントには入ります。

さらにはIHGポイントも付与されます。

IHGホテルグループが開催してるスピードアップキャンペーンというキャンペーンで宿泊数や滞在数の条件をクリアするとボーナスポイントがもらえるのですが、株主優待を使ってもこれらのクリア条件を満たすのでこの使い方が一番条件がいいと思います。

株主優待券が手に入らなかったらANAクラウンプラザなんて宿泊してなかったでしょう。

株主優待券のおかげで上位のクラブルームに中堅どころのホテルの宿泊費よりちょっとだけ張り込んだだけでクラブラウンジが使い放題、ティータイムでお茶もできるし、カクテルタイムでお酒も飲めて朝食もラウンジでとれてます。これが全て宿泊費に込みでしたから充分満足しました。

 

子供や孫に会いに行くためにANAの株主優待を活用している方の体験談

私は、7年前に主人を癌で亡くし、今は1人暮らしをしています。

唯一の楽しみは、東京に住んでいる2人の娘と孫に会いに行くことです。

孫は、幼稚園に入園しているので、運動会、学習発表会、敬老会などの行事があると誘ってくれます。

孫の体調が悪くなったり、急に上京しないといけない時に株主優待券を使っています。

飛行機が株主優待券があると半額で乗ることができます。遺族年金で生活している私には、とても助かっています。

株主優待券では、予約の変更も可能です。

早割で飛行機のチケットを購入していると、変更の場合やキャンセルしないといけない時は、随分損失をしますが、その点、株主優待券でチケットを買っていると変更やキャンセルがきくので嬉しいです。

株主優待券は1年間しか有効ではないので、使わない時は、金券ショップで現金に変えています。これも、金券ショップによって値段が違いますが、孫のお土産に使うようにしています。

年に2回この株主優待券が送られてくるのは、とても有難いです。

ANAの旅行とかも10パーセントの割引があります。

ANAのホテルのレストランも10パーセントの割引があるのも嬉しいです。たまにANAのホテルで食事するのも楽しみです。

 

株主優待を利用すると予約変更もできるので、便利!

飛行機の株主優待券とANA系列のホテルなどで使える割引券が半年ごとに届きます。

3年ほど所有しています。飛行機の優待券は一度だけ利用しました。3連休の最終日だったので、優待券を使った方が安く飛行機を予約できたからです。

実際、予定が少し早まったので一便早いものに変更して帰ってきました。

いつも予約しているような運賃ですと、予約変更ができなかったのでその点では非常に便利でした。それ以外は全てチケットショップに売っています。

以前に比べると売値も上がってきているので助かっています。
他にはANA系のホテルで使える優待券もついてきています。

ただホテルも探せばもっと安く泊まれるところがありますし、ホテルまでANAに拘っているわけでもありませんので今まで使ったことがありませんでした。

しかし、今年のゴールデンウイークに新婚旅行に行くことになり、成田空港で前泊するのでその際に株主優待を使ってANAのホテルを予約しました

新婚旅行というイベントということもありますが、ANAの飛行機で出かけるのでできるだけ同じところで統一したほうがいいのではないかと考えたからです。今から楽しみです。

優待券にはショッピングで使える割引券もあります。ただこちらはANAカードがあれば同じくらいの割引ができるので使ったことはありません。

 

株主限定通信販売も魅力的!ワインやトートバック、キャリーケースなどがある

私は、主人を7年前に癌で亡くし、今は地方の県庁所在地で1人暮らしをしています。

唯一の楽しみは、東京に住んでいる2人の娘夫婦や4人の孫に会いに出かけることです。移動の手段は、飛行機です。そこで少しでも、安く飛行機に乗ろうと思い、ANAの株主になりました。

この割引優待券を使うと株主優待割引券がもらえます。

100株につき1枚つくのですが、半年に1回送ってくるので、1年で2枚もらうことができます。おかげで正規のチケットの半額で飛行機に乗れるので、とても助かっています。

また、株主限定通信販売の特典もなかなかいいです。ANA独自のトートバックやキャリーケースを始めワインや日本酒まであります。私は、特別な日に特にお誕生日などによくワインを購入しています。

空港や免税店でのお買い物もANAFESTAを始め割引券がついています。10%の割引なので、とても大きいです。

外国に行く時など成田空港で私は、よくつかっています。化粧品などを割引で購入しています。

また、国内だけではなく、海外旅行のパッケージツアーも7パーセント割引券があります。

ANAスカイホリデーで予約をすれば割引が適用になります。また、ANAグループの宿泊やレストラン、バーなども10パーセント割引になります。とてもANAの株主優待は、魅力的だと思います。

 

優待利回りは高いが、予約サイトや早得の方がお得なケースも

ANAの株主優待を取得しました。ANAといえばだれもが知っている航空会社です。

航空券の50%オフの優待券はとても魅力的でどうしても欲しく権利取得しました。

しかし実際のところ、50%オフというのはそんなにも格安というわけではなく、早割りで飛行機のチケットを購入する方が断然お得で安いのです。

航空会社の株主優待で得する人は全国各地を飛び回るような仕事をしている人や、急な移動が必要になった人、会社の経費節約での優待利用などと、限られた人にはお得な優待ということだと思いました。

大抵の人は早割りで飛行機のチケットを取るべきとも思います。
またグループ企業割引券は全日空系のホテルや旅行会社の割引チケットです。

10%~20%前後の割引が可能なのですが、こちらも大して安くなるという感覚はありませんでした。

ANA系は高級志向というか割高のサービスが多いため、優雅にプチリッチにといった目的で使用するなら問題ありませんが、値段を重視する方ですと、HISやじゃらん、エクスペディアなどで旅行の予約やホテルの手配をした方が断然お安く抑えられます。
結果、ANAの株主優待券は私には必要のないものとなってしまいました。
しかし、不要となった為、某オークションサイトで販売したところ、一式で5000円程度で売れたため、優待利回りとしてはなかなか良い株とも思います。

 

飛行機に乗らない方はオークションサイトでの販売がおすすめ

ANAの株式を100株しか持っていませんが、もう5年以上保有し続けています。

ここのお得な株主優待は、ANA国内搭乗券を半年に1枚ずつ送っててくれることです。
割引券では無く、無料搭乗券ですからこれは価値があります

実際に飛行機に乗らない人でも、チケット販売店に持って行くか、フリマアプリに出品すれば3000円から4000円にはなるでしょう。
旅行シーズン前には需要が増えますから高値で売れる可能性が高いです。200株なら2枚、300株なら3枚と増えますが株価が高いのであまり無理する必要もないでしょう。

それにANAグループ各社・提携ホテルご優待クーポンの冊子も10~20%引きでかなり多くの施設を利用できますから地味ながら利用価値が高いです。
フリマアプリでも搭乗券とクーポン券をセットで出品しているのを見かけます。

航空会社の株式を保有している人は飛行機好きが多いので1年に1回送られてくるANAカレンダーも気に入っています。
壁掛型と卓上型と2種類あってサイトでどちらか気に入った方を選ぶことができます。

そんなに部屋が広くない私は卓上型カレンダーを毎年選んでいるのですが、ひと月ごとに写真と一日ごとに日程をメモることができるので重宝しています。

飛行機に乗らなくても、写真を見るだけで楽しいです。

 

ANAの株主優待は人気が高いが、有効的に利用する方法は限定的

自分で、ANA飛行機株主優待割引券、ANAグループホテルを頻繁に利用する訳ではなく、株主優待で調べると優良に入る企業だったこと、配当金も出ること、配当利回りは、それなりに良い方だったことを理由に購入しました。

株主優待の商品は自分で使用することは最初から、使用することは考えていませんでした。

その為、ANA飛行機株主優待割引券の有効利用だけを考えていました。1つ目の方法は、知り合いで飛行機利用の多い人にそれなりの金額で、引き取ってもらう方法です。飛行機利用が頻繁に多い人は、元から、そこの企業のカードを作って、搭乗の度に、ポイントを貯める為に、ANA飛行機株主優待割引券のメリットを感じてもらえませんでした。

2つ目のYahoo等のオークションで売る方法を考えました。購入し始めた時は、割と良い値段で購入してもらっていました。ところが、保有年数が経つにつれて、同じ様に考えている人が多い事が分かってきて、オークションでの引き取り価格が徐々に下がってきました。

その為、私にはメリットがないと判断し、別の優良企業(イオンの株主優待など)へ変更しました。最新の株主優待ランキングでANAが10位に入っていることには疑問を感じています。

何故なら、ANAの株主優待を有効的に利用する方法は、ANAカードを持ってない人、頻繁に飛行機を乗らずにたまたま乗ることになった人、たまたま、ANA系列ホテルを利用する人といったケースしかないからです。

ホテルなら、自分が日頃使っているクレジットカードでポイントを貯めた方がお得と考えているからです。よって、ANA株主優待は私にとって、メリット無という結論に至りました。

 

ANAの株主優待のおすすめ度は星4つ

今回はANAの株主優待についてご紹介していきました。

ポイントは

  • ANAの株主優待はANA FLEX-Dからの半額割引
  • 後ほど変更可能の運賃
  • 500株以上は優待利回りが低下する
  • ホテルの優待券よりも旅行代理店の方が安いケースがある

ということです。

旅行や出張には心強い株主優待です。

飛行機を利用する機会が多い方はぜひ検討してみてください。

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MoneyCourt 編集部

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【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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