「PayPay証券の評判・口コミは良いの?」
「PayPay証券の特徴やメリットが知りたい」
口座開設を検討するにあたり、評判や口コミは気になりますよね。
PayPay証券の前身・One Tap BUY(ワンタップバイ)は2016年6月に誕生した日本初のスマホ証券です。
そんなPayPay証券は1,000円単位で少額投資ができ、アプリも使いやすいため、株初心者を中心に利用されているんですよ!
この記事ではPayPay証券の特徴やメリット、口コミ・評判などについて、日頃から株式投資やCFD取引を行っている筆者が詳しく解説します。
▼▼PayPay証券に取材した記事はこちら▼▼
1.PayPay証券とは
まずはPayPay証券の基本情報を見ていきましょう!
PayPay証券 | |
サービス内容 |
|
最低投資金額 | 1,000円 |
手数料(スプレッド) |
日本株: |
口座管理手数料 | 0円 |
口座数 | 15.2万口座(2020年12月時点) |
ダウンロード数 | 180万DL(2020年12月時点) |
運営会社 | PayPay証券株式会社(旧One Tap BUY) |
設立 | 2013年10月 |
資本金 | 87億2,452万円 |
PayPay証券は、前身のOne Tap BUY時代の2016年より10種類もの新サービスを提供してきました。
また口座数・ダウンロード数も順調に右肩上がりとなっており、多くの投資家に支持されていることが分かります。
2.PayPay証券はどんな人におすすめ?
ずばり、PayPay証券は、株初心者の方におすすめです!
事実、PayPay証券の利用者のうち6割以上が投資未経験者です。
出典:PayPay証券 公式サイト
PayPay証券は1,000円単位で少額投資が可能であることに加え、とにかくアプリが見やすい&使いやすいため、投資のハードルが低いです。
この投資のハードルの低さが、株初心者に支持されているのでしょう。
このようなPayPay証券の特徴は次の3.PayPay証券の3つの特徴で詳しく解説していきますね!
3.PayPay証券の3つの特徴
PayPay証券には株初心者に嬉しい3つの特徴があります。
順番に見ていきましょう!
(1)1,000円から日米株へ投資できる
PayPay証券の大きな特徴が「1,000円から日米株へ投資できる」こと。
通常の株式投資の場合、数十万円~数百万円の資金が必要となる場合が多いです。
一方、PayPay証券では1,000円から&1,000円単位で株式投資ができます。
特に米国株を1,000円から買える証券会社は、筆者が知る限りPayPay証券のみです。
また買いたい金額分だけを入力すればいいため、「いくら必要なのか」難しい計算は必要なく、株初心者にとっては、注文方法が分かりやすく感じるでしょう。
(2)多彩な投資サービスがある
PayPay証券には下記のとおり、多彩な投資サービスが揃っています。
サービス内容 | メリット | 株初心者へのおすすめ度 | |
つみたてロボ貯蓄 | アプリが自動で積立する | 1,000円からお任せで積立投資ができる | ◎ |
誰でもIPO! | 1株から、1株単位で上限100株までIPOに購入申し込みをする | 少額からIPOに参加できる | ◎ |
10倍CFD | 投資額の10倍の金額で、日経平均株価もしくはS&P500を取引する |
|
○ |
日本株CFD | 投資額の5倍の金額で日本株を取引する |
記号の意味 ◎:たいへん良い ○:良い
どの投資サービスも「少額」がキーワードになっています。
特に少額から積立投資やIPOに参加できる「つみたてロボ貯蓄」と「誰でもIPO!」は、株初心者はぜひ活用したいところ。
10倍CFD・日本株CFDに関しては、用意した資金よりも大きな金額で取引することになるので、通常の株式投資よりも、良くも悪くもリスクは高めです。
そのため、CFDを取引する場合は、最初は少額からにするなどリスク管理をするようにしましょう。
(3)アプリの使いやすさ◎
PayPay証券のアプリは使いやすさに特徴があります。
PayPay証券は前身のOne Tap BUYの頃より、「資産運用を、より身近に。」というミッションのもと、「3タップで簡単に」投資ができるという、今までにない金額サービスを提供してきました。
出典:PayPay証券公式サイト
3タップで株を買えるPayPay証券のアプリは、他のアプリと比べても、操作性が良く使いやすいです。(アプリの使いやすさに関する感想は是非6.PayPay証券を使った感想・レビューもご覧ください)。
4.PayPay証券で取引する2つのメリット
PayPay証券で取引する2つのメリットを解説します。
どちらも株初心者には大きなメリットになるでしょう。
(1)投資へのハードルが低い
3.PayPay証券の3つの特徴でお伝えしたとおり、PayPay証券には、
- 1,000円から取引できる
- 株初心者にもおすすめの投資サービス(誰でもIPO!など)がある
- アプリが使いやすい
という特徴があります。
投資は本やネットで学ぶことも大切ですが、実践で経験を積むことも重要。
ただいざ実際に投資をしようと思っても「アプリの使い方が難しい」「大きな金額で注文するのが怖い」などの理由で、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
少額投資ができる&アプリが使いやすいPayPay証券であれば、投資のハードルが低いため、そうした挫折のリスクを抑えて、投資を始めることができます。
(2)米国企業の歴史をマンガで学べる
PayPay証券のアプリでは、米国企業の歴史を学べるマンガを配信しています。
アップルやテスラ、ナイキなどPayPay証券で買える米国企業の歴史をマンガで分かりやすく学ぶことができます。
「米国企業の名前はよく知っているけど、誰がどんな思いで、どうやってここまで成長してきたのか」までは、なかなか知っている方も少ないのではないでしょうか。
マンガを読んで米国企業についての理解を深めれば、米国株へ投資をするキッカケになり、さらには、より愛着を持って米国企業を保有し続けられることでしょう。
5.PayPay証券で取引する2つのデメリット
一方、PayPay証券には以下2点のデメリットがあります。
メリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。
(1)ネット証券に比べて手数料が高いケースが多い
約1万円以上を取引する場合、PayPay証券の手数料はネット証券よりも高くなるケースが出てきます。
以下は金額換算したPayPay証券の手数料と代表的なネット証券の日本株の手数料を比較したものです。
取引金額 | PayPay証券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
1,000円 |
5円 |
55円~ |
110円 | |
1万円 | 50円 | |||
5万円 | 250円 | |||
10万円 | 1,000円 | 99円 | ||
50万円 | 2,500円 | 275円 | 495円 | |
100万円 | 5,000円 | 535円 | 成行:1,100円 指値:1,650円 |
※PayPay証券の手数料は0.5%で計算
このように、取引金額が約1万円まではPayPay証券の方が安いですが、1万円を大きく超えてくると、ネット証券の方が手数料が安いことが分かります。
またSBI証券や楽天証券は一定の取引金額まで手数料が無料のコースもあります。
そのため、とにかく手数料が気になる方は・・・
- 少額投資をする→PayPay証券
- 大きめの金額で取引する→ネット証券
という使い分けをしても良いかもしれませんね。
(2)取り扱い銘柄が少なめ
PayPay証券の取り扱い銘柄は大手ネット証券に比べて少ないです。
ネット証券が約2,000~約4,000銘柄程度、日本株・米国株を取り揃えているのに対し、PayPay証券の取り扱い銘柄数は・・・
日本株:150銘柄
米国株:134銘柄
※2021年4月時点
と少ないです。
もしかしたら、希望の銘柄が見つからない可能性もあるでしょう(PayPay証券の取り扱い銘柄は、日本株はこちら、米国株はこちらでチェック)。
ただPayPay証券は「優良企業に絞って」銘柄を取り揃えています。
そのため「たくさんある中から銘柄を選ぶのが大変」「優良企業に絞って投資をしたい」という方にとっては、取り扱い銘柄の少なさがむしろメリットになるでしょう。
6.PayPay証券を使った感想・レビュー
ここでは筆者がPayPay証券を使った感想・レビューをお伝えします。
特に印象的だったのは・・・
の2点です。
(1)とにかくアプリが使いやすい&分かりやすい
PayPay証券のアプリを利用すると、アプリの使いやすさ&分かりやすさは他の証券会社に比べても随一だと感じます。
アプリをひと目見て「どこをどう押せば良いのか直感的に分かる」と感じるのは、決して筆者が投資経験者だからではないでしょう。
このようにアプリのホーム画面から、
銘柄を選ぶ→注文画面に遷移する→金額を入力&[買う]をタップ
あとはこの後、注文内容の確認画面が表示されるので、内容に間違いなければ、再び[買う]をタップすれば注文完了です。
さらに、日本株CFD・10倍CFDでは最初にチュートリアルがあるため、証券会社のアプリの使い方に慣れていない初心者でも安心して利用できるでしょう。
(2)銘柄の絞り込みが簡単
PayPay証券のアプリは「銘柄の絞り込みが簡単」だと感じました。
2021年4月にPayPay証券アプリに2つの新機能が追加されました。
- テーマ機能:興味のあるテーマから銘柄を検索できる機能。テーマは「日常生活」「ヘルスケア」「再生エネルギー」など9つのテーマがある。
- ピックアップ機能:PayPay証券のおすすめ銘柄を紹介する機能。
PayPay証券の取り扱い銘柄は、数は多くない&優良企業のみなので、それほど銘柄選択に苦労しません。
ただこれらの新機能により、より銘柄の絞り込みが簡単になった印象です。
7.PayPay証券の評判・口コミ
ここではPayPay証券のリアルな評判・口コミをいくつか見ていきましょう。
https://twitter.com/OL20225358/status/1379796539283939333?s=20
PayPay証券の大きな特徴である「1,000円から米国株が買えること」について、好意的な評価をしていますね。
米国株は1株から買えるといっても、数千円から、銘柄によっては数十万円の資金を用意しなければいけません。
少額で米国株投資をしたい方にとっては、PayPay証券は魅力的に映るのでしょう。
PayPay証券って取り扱い銘柄少ないのね。株主優待狙いたいから微妙だなぁ。
— リーゼベルグ (@40BachelorMD23M) February 5, 2021
一方、PayPay証券の取り扱い銘柄の少なさを気にする口コミもありました。
この口コミのとおり、株主優待が欲しい方は、株主優待銘柄の取り扱いが少ないPayPay証券とは相性が悪いでしょう。
https://twitter.com/churikosan/status/1373865248583680002?s=20
1,000円単位で投資ができるため、PayPay証券では「資金がなくてもさまざまな銘柄に分散投資をしたポートフォリオを組める」と、好意的な口コミです。
そのほか、PayPay証券に関しては下記のような評判・口コミがありました。
- 投資をする不安もあったけど、好きな会社に少額から投資できるのが良い
- 申し込みから開設までが遅かった
- 見やすいし、管理しやすいけれど、取り扱い銘柄数が少ない
- 手数料が高いのが気になる
- 保有銘柄が円グラフになっていて、視覚的に分かりやすい
- アプリの使い勝手が良い
このように、手数料や開設までの時間、取り扱い銘柄数についてはマイナスの声、アプリの使い勝手や少額投資ができる点、アプリの見やすさ・管理のしやすさについてはプラスの声がありました。
8.PayPay証券の口座開設の流れ
最後にPayPay証券の口座開設の流れを紹介していきます。
PayPay証券の口座開設は簡単3ステップ。
筆者は5分程度でできました!
(1)口座開設の申し込み
まずはPayPay証券公式サイトにアクセスして「PayPay証券で口座開設する」をタップします。
続いて、メールアドレス確認画面に遷移するので、メールアドレスを入力し、[送信する]をタップしましょう。
[送信する]タップ後には、口座開設用のURLが送られた旨が画面でお知らせされますので、[OK]をタップします。その後、メールを開き、届いた口座開設用のURLをタップすると、口座開設申し込み画面に遷移します。
口座開設申し込み画面では、上の画像のとおり、
- 生年月日を入力
- キャンペーンコード:キャンペーン参加する際に入力する。入れなくてもOK。
- [口座開設]をタップ
しましょう。
[口座開設]をタップすると、申し込みフォームの入力に移ります。(2)申し込みフォームの入力
次は申し込みフォームの入力です。
最初に「書類の確認」をします。
上記画像の赤枠部分にチェックを入れて、[次に進む]をタップしましょう。
あとは画面に沿って、名前、住所や年齢、資産情報など各種情報を入力していくだけ。
名前や性別、携帯電話番号など「基本データ」を入力し、[次に進む]をタップ。
続いて、画面の項目に沿って、国籍や住所、職業など「住所・職業の入力」を入力し、[次に進む]をタップしましょう。
取引の動機や投資目的など「資産情報などの入力」を入力し、[次に進む]をタップ。
最後にこれまで入力してきたデータに間違いないか、「入力データの確認」をチェックし、間違いなければ[次に進む]をタップしましょう。
あとは本人確認書類のアップロードをすれば申し込み完了です!
(3)本人確認書類のアップロード
最後に本人確認書類のアップロードをしましょう。
アップロードの方法は2つあり、提出書類によってどちらか一方で進めていきます。
運転免許証などを提出する場合は、書類と顔写真を撮影し、最後にリアルタイムチェック(撮った書類・顔写真が事前録画や写真ではないかのチェック)を指示とおりに行います。
最後に、[申し込む]をタップすれば口座開設申し込み完了です!
あとは無事審査に通れば、口座開設完了となります。
PayPay証券で投資デビューしよう!
少額投資が可能で、アプリが使いやすいPayPay証券は、株初心者におすすめです。
一方、PayPay証券は取り扱い銘柄数が少なく、また金額によっては手数料が割高になることも。
投資銘柄・金額などに合わせて、PayPay証券をうまく活用できると良いですね。
まだ投資未経験の方は、PayPay証券で投資デビューしてみてはいかがでしょうか。
※ライター:庄子 鮎