京セラの株主優待はお得に商品が購入できる。株価は今後どうなるのか予想してみる

京セラは日本を代表する総合電子メーカーです。

スマホでは国内4位、半導体用のセラミックパッケージは世界首位などが代表する辞表の他水素発電などの事業も実施しています。

売上高は1.5兆円を超える兄弟メーカーです。

京セラは株主優待を贈呈しており、京セラ製品を割引価格で購入することができます。

今回は京セラについて

    • 株主優待の詳しい内容について
    • 株主優待を利用できる店舗について
    • 株主優待はいつ到着するのか
    • 配当や利回りについて
    • 株主総会のお土産について
    • 京セラの業績について
    • 京セラの株価は今後どうなるのか

をご紹介していきます。

 

 

京セラの株主優待の内容について

京セラの株主優待の内容は下記のとおりです。

【おすすめ度】
★★★☆☆

【権利確定日】

3・9月

【株主優待内容】

京セラグループの製品・サービスを特別価格や特別企画にて提供。

【優待例】

  • 宝飾品やキッチン用品を特別価格にて提供
  • 京セラグループの各ホテルの利用を株主限定プランにて提供
  • 京セラ製太陽光発電システムなどを購入した方への商品券のプレゼント企画

【株価】
6994円(令和01年06月20日時点)

【配当】
160円

【配当利回り】
2.30%

【優待利回り】
0.29%

【優待利回り+配当利回り】
2.60%

株主優待の内容をもっと詳しく見ていきましょう。

宝飾品やキッチン用品を特別価格にて提供

宝石やキッチン用品が特別価格で購入できます。

宝石類は25,000円~150,000円相当のネックレスや2,300,000円~3,900,000円相当のネックレスまで販売しています。

キッチン用品は

  • セラミック包丁、ナイフ、ピーラーなどのキッチンセット 9,800円
  • フライパン×2 8,800円
  • なべ 12,000円

などが主な優待品です。

京セラグループの各ホテルの利用を株主限定プランにて提供

下記のホテルを割引価格で利用できます。

  • ホテル日航プリンセス京都
  • インターナショナル ゴルフリゾート京セラ
  • ホテル 京セラ

京セラ製太陽光発電システムなどを購入した方への商品券のプレゼント企画

以下の装置を購入したとき、下記の金額のB’wayカードが贈呈されます。

  • 太陽光発電システム・・2万円
  • リチウムイオン発電システム・・2万円
  • 上記2つ・・5万円

株主優待はいつ届く?

京セラの株主優待は下記を目安として届きます。

  • 3月権利確定分→6月下旬
  • 9月権利確定分→12月上旬

権利確定日のおよそ3か月後に到着します。

株主総会のお土産について

京セラは株主総会お土産があり、自社製品を貰うことができます。
過去に贈呈された京セラの株主総会のお土産は下記の通りです。

  • 2018年・・セラミックミル
  • 2015年・・セラミックおろし器

京セラの業績や収益状況を調べてみた

京セラの過去の業績や株主還元を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

        【百万円】
売上高 営業益 経常利益 最終利益
2016年3月期 1,479,627 92,656 145,583 109,047
2017年3月期 1,422,754 104,542 137,849 103,843
2018年3月期 1,577,039 90,699 129,992 79,137
2019年3月期 1,623,710 94,823 140,610 103,210
2020年3月期(予想) 1,700,000 140,000 180,000 125,000

具体的に内容を見ていきましょう。

京セラの売上高は順調に推移!狙うは2兆円か

京セラの過去の売上高を見てみましょう。

  • 2016年3月期・・1479627百万円
  • 2017年3月期・・1422754百万円
  • 2018年3月期・・1577039百万円
  • 2019年3月期・・1623710百万円
  • 2020年3月期・・1700000百万円(予想)

売上高は順調に推移しています。

景気が回復傾向にある点が追い風となり、総合的に事業の売上高が伸びていきました。特に電子デバイスが好調でした。

京セラの最終利益は堅調!5Gに期待

京セラの過去の最終利益を見てみましょう。

  • 2016年3月期・・109047百万円
  • 2017年3月期・・103843百万円
  • 2018年3月期・・79137百万円
  • 2019年3月期・・103210百万円
  • 2020年3月期・・125000百万円(予想)

売り上げは1,000億円前後で推移しています。

堅調ですが、やや伸び悩みを見せている印象ですね。

今後は5Gの関連商品が注目されます。

世界の企業にまけない部品を提供していってほしいですね。

京セラの安全性は?財務情報を調べてみた

京セラの直近3年間の財務情報を調べてみました。
まとめますと下記の通りです。

自己資本比率 有利子負債倍率
2017年3月期 75.1 1%
2018年3月期 74.3 1%
2019年3月期 76.3

具体的に内容を見ていきましょう。

京セラの自己資本比率は驚異の70%台

京セラの過去3年間の自己資本比率を見てみましょう。

  • 2017年3月・・75.1%
  • 2018年3月・・74.3%
  • 2019年3月・・76.3%

自己資本比率は驚異の70%台です。

京セラの規模で70%台であれば、今後10年破産する可能性はほぼゼロです。

安心して投資ができますね。

京セラの有利子負債倍率はほぼゼロの無借金経営

京セラの過去3年間の有利子負債倍率を見てみましょう。

  • 2017年3月・・1%
  • 2018年3月・・1%
  • 2019年3月・・0%

有利子負債がなく、無借金経営です。

自己資本比率が70%台であることも考慮すると日本でもトップクラスの安全性を誇る企業ですね。

京セラの株価は割安?割高?指標から見てみた

ここでは京セラの株価について投資指標と合わせてみていきます。
まずは京セラの投資情報を見ていきます。
【下記の情報はいずれも令和01年06月20日時点の情報】

証券コード 6971
企業名 京セラ
株価 6,994
配当利回り 2.29%
時価総額 2,641,064百万円
株の購入価格 699,400
PER (連) 20.24倍
PBR (連) 1.12倍
年初来高値 7,255円
年初来安値 5,155円

具体的に見ていきましょう。

株価は指標的には割安

京セラの株価は5000円~8000円で推移しています。

現在の株価は6994円です。【令和01年06月20日時点】

PERは20.24倍、PBRは1.12倍となっており、割安な水準です。

配当の推移について

京セラの配当は下記の通り推移しています。

  • 2014年3月期・・120円
  • 2015年3月期・・100円
  • 2016年3月期・・100円
  • 2017年3月期・・110円
  • 2018年3月期・・120円
  • 2019年3月期・・140円
  • 2020年3月期・・160円(予想)

業績が拡大しているので、やや増配傾向にあります。

今後も5Gの市場次第で大きく利益が伸びた場合、配当を増配する可能性がありますので、期待したいですね。

利回りはやや物足りない

過去の株価を踏まえた利回りは下記のとおりとなります。

  • 株価が5000円の時、配当利回りは3.2%、優待+配当利回りは3.6%
  • 株価が6500円の時、配当利回りは2.5%、優待+配当利回りは2.8%
  • 株価が8000円の時、配当利回りは2%、優待+配当利回りは2.3%

現在の株価は6994円【令和01年06月20日時点】のため

配当利回りは2.3%、優待+配当利回りは2.6%となります。

利回り的にはもう一つ欲しいところですね。

京セラの株価は今後どうなる?過去の業績から予測してみた。

京セラの株価は今後上値が重いと予想されます。

売上高は堅調に推移しているものの、利益が伸び悩みしている点や景気が後退局面に入っている点が株価が伸び悩みしそうな要因です。

ただし5Gの分野に期待が持てますので、世界でシェアを握れそうな商品を提供していった場合は株価が上昇する可能性が高いでしょう。

 

京セラの株主優待のおすすめ度は星3つ

今回は京セラの株主優待や業績についてまとめてみました。
京セラの業績、利回り、株主優待から見たおすすめ度は★★★☆☆です。

  • 株主総会のお土産も魅力的
  • 安全性は抜群!日本企業の中でトップクラス
  • 指標的にも割安

というメリットがある反面

  • 株主優待的には今一つ。優待目当てで買う株ではないかも
  • 利回りはそこまで高くなく、2%台

というデメリットがあります。

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【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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