関門海はふぐ料理を提供している企業です。
フグ料理では最大手の企業となり「玄品ふぐ」というブランドが主力でした。
現在ではフグ主力の経営方針を転換して主力メニューに「ハモ」などを新しく加えたため、「玄品」という名前にブランドを変更しています。
高級食材を使いながら、リーズナブルな値段設定がされており、どなたでも抵抗なく入れるお店です。
高級料理のふぐをさらにお得に食べるために、関門海では株主優待を利用できます。
今回は関門海の株主優待について
- どのような内容なのか
- 到着時期や利用期限について
- ヤフオクでの買取価格はいくらなのか
- 株主優待を利用している方の体験談について
についてご紹介していきます。
関門海の株主優待の内容について
【権利確定】3月・9月
【優待内容】
- 100株以上 300株未満 1,100円(税込)相当額の優待券1枚(1,100円分)
- 300株以上 600株未満 4,378円(税込)相当額の優待券1枚(4,378円分)
- 600株以上1,000株未満 4,378円(税込)相当額の優待券2枚(8,756円分)
- 1,000株以上 4,378円(税込)相当額の優待券3枚(13,134円分)
4,378円の優待券1枚で玄コース又は同額の割引となる株主優待です。
玄コースとは?
円(税込)で楽しめます。
付き出し(湯引き)とはフグの皮を提供する本料理の前にだす料理です。
てっさとはふぐさしの別名です。メインの料理の一つです。
てっちりとはフグの鍋のことをいいます。コース料理の最大のメイン料理といえます。
雑炊はてっちりの鍋にご飯を入れます。ご飯の中にフグのうまみがつまり美味しく召し上がれます。
このように玄コースは様々なフグ料理を楽しむことが出来、満足感を得ることが出来るのは間違いなしでしょう。
300株で年に2回この玄コースを楽しむことが出来るのはお得感がありますね。
ランチ営業でも利用できる
関門海はランチ営業も実施しています。
ランチ営業は通常営業よりもボリューム感があり、なおかつお値段もお安くなります。
ランチ営業で利用する機会があるなら通常営業よりもおすすめです。
お取り寄せもできる
関門海の関連店舗が近くにない方はお取り寄せすることをおすすめします。
関門海の株主優待を返送することで割引を受けることが出来ます。
- ポン酢
- フグを活用したひれ酒
- フグの鍋セット
などと交換することができます。
近くに店舗がない方にはおすすめです。
利用できる店舗は?
関門海の株主優待は関門海が運営している店舗で利用することが出来ます。
具体的には下記の店舗です。
- 玄品
- 玄品ふぐ
- ふぐ・かに専門玄品
下記で店舗を検索できます。
【店舗一覧】(右の数値が店舗数)
北海道(1)
宮城県(1)
東京23区(23)
東京都下(3)
千葉県(4)
埼玉県(4)
神奈川県(10)
長野県(1)
山梨県(1)
静岡県(1)
愛知県(1)
大阪市キタ(6)
大阪市ミナミ(9)
大阪府下(12)
三重県(1)
京都府(3)
兵庫県(4)
広島県(1)
愛媛県(1)
沖縄県(1)
このように展開している店舗数は少ないです。
関東、関西以外の方は実際にメリットを感じることは少ないでしょう。
関門海の株主優待はいつ届く?利用期限はいつまで?
関門海の株主優待は下記の日付に届きます。
- 3月権利確定・・6月下旬到着
- 9月権利確定・・12月下旬到着
権利確定からおよそ3カ月後に到着します。
利用期限は下記のとおりです。
- 3月権利確定・・到着から約半年間
- 9月権利確定・・到着から約半年間
やや利用期限が短めです。
期限切れには十分に気を付けましょう。
※3.取り寄せの利用および優待内容の詳細は、株主宛に郵送予
定の「株主優待のご案内」パンフレットを確認すること。
ヤフオクでの買取価格について
関門海の株主優待はヤフオクでは下記の買取価格で取引されています。
- 1,000円割引券・・450円~650円
- 3,980円割引券・・2,400円~2,600円
約5~6割程度の価格が相場です。
利用店舗が限定されているため、他の株主優待と比較するとやや安めの金額で取引されています。
なるべくなら実店舗での利用をおすすめします。
関門海の株主優待を利用している方の体験談について
株主優待を活用するとお得にふぐ料理が食べることが出来、接客も丁寧に
数年前のことです。
取引先から割り勘の忘年会に誘われたことがありました。
営業職でもあるので幹事職を仰せつかり、取引先の方に希望を聞きました。
すると、「ちょっと贅沢だけど、ふぐを食べたい」「でも、安くしたい」と要望があったので、チェーン店で展開している「玄品ふぐ」を会場に選びました。
フグ料理のお店としては比較的リーズナブルなお店ではあると思うのですが、飲み放題をつけたりすると、一人あたり7000~8000円ほどする飲食代になります。
そこで要望に応えるため、割引券を使う以上に会計を安く収める方法をインターネット等で調べた結果、株主優待券の利用に行きつきました。
取引先には定価で忘年会の案内をだして、当日に株主優待券でコストカットする算段でした。
事前に、インターネットで株主優待券を6枚ほど購入しました。
ネットで買った優待券ですが、お店の方も「いつもお世話になっています」とばかりに対応していただけました。
当然、会計の段になって、取引先の方々も大変喜んでいただけて良かったです。
「気が利いてなぁ!」と大喜びでした。
しかし、会社経費にするために自分の分だけ領収書をもらおうとしたのですが、「株主優待券の利用は領収書発行はできない」とのことで、結局自腹になってしまいました。
株主優待券の食事券のメリットは、①定価以上に割引ができること。②お店が丁寧に対応してくれること。です。
それ以来、(領収書を必要としない場合に)ちょくちょく株主優待券を利用しています。
注意点について
利用できる店舗が限定されている
関門海は全国展開している企業ではなく、一部の地域にしか店舗がありません。
そのため、株主優待の利便性は低いといえます。
お取り寄せでも利用できますので、近くに店舗がない方はお取り寄せを利用することをおすすめします。
年末年始は利用できない
関門海の株主優待は「12月1日~翌年1月9日」は利用できません。
年末年始の期間は繁忙期のため、株主優待で集客しなくてもお客さんが入るということですね。
クリスマスや正月などのイベント時に利用できないのは残念ですね。
特に注意してほしいのが9月権利確定分です。
9月権利確定分の株主優待の到着は12月下旬が予定されています。
関門海の株主優待は12月1日から翌年1月9日まで利用できませんので、到着してすぐには利用できません。
12月到着分は利用制限に注意しましょう。
株主優待の廃止の危険性はありそう?
関門海の株主優待は廃止になるのではないかと気になる方もいらっしゃいますよね?
結論からいうと関門海の株主優待が廃止になる可能性は低い。と思います。
理由は下記のとおりです。
- ふぐ料理単価は高めのため、株主優待で割引しても十分利益が出る
- 株主優待自体で広告の役割を果たす
- 株価が低めのため、株主優待を廃止すると屑株になる可能性がある
このように関門海の株主優待は企業経営の上で重要な価値を持っています。
経営方針上からもなかなか廃止しにくいというのは実態としてあるでしょう。
また一般的に株主優待優待の廃止になる可能性が高いのが業績悪化です。
そこで関門海の業績について見ていきましょう。
下記をご覧ください。
平成29年度は赤字となりましたが、平成30年度は黒字化しています。
売上が減っていますが、利益率が上がっています。
少ない売上でもしっかりと利益が上がるように経営体質が改善されているということですね。
業績の点から株主優待優待が廃止になる可能性も低そうです。
以上より関門海が今後株主優待の廃止をする可能性は低そうです。
ただし利回りが高いので、景況感が悪化したり、業績が悪化した場合は改悪するという可能性はゼロではなさそうです。
まとめ
今回は関門海の株主優待についてご紹介してきました。
ポイントは
- 100株で1,000円分の割引券、300株でふぐのコース料理が楽しめる
- 全国展開していないので、利用店舗は限られている
- お取り寄せやランチ営業でも利用できる
- 業績面や経営戦略上株主優待が廃止になる可能性は低そう
関門海の株主優待はふぐという高級料理を年に2回楽しめます。(300株で)
近くに店舗がある方にはおすすめしたい株主優待です。