SBI証券が20〜25歳の株取引手数料を実質無料に!「手数料ゼロ化」施策を紹介

三大ネット証券で最も口座開設数の多いSBI証券。2021年3月22日には、ネット証券初の600万口座を達成しました!

そんな勢いに乗るSBI証券は「ネオ証券化=手数料ゼロ化」を推進すべく、2021年4月20日に新たな手数料無料施策を発表。

その内容を公式リリースを元に解説します。

※公式リリース:「ネオ証券化(手数料ゼロ化)」の推進及び各種キャンペーン等実施のお知らせ(SBI証券)

SBI証券

新たな手数料無料施策は「若年層」「新規顧客」向け。預金利息増加も!

SBI SEC

SBI証券公式サイトより

今回SBI証券が発表した手数料に関する施策は次の通りです。どちらも2021年4月21日より適用されます。

すべて「国内株式」「現物取引」が対象です。

  • 20〜25歳の国内株式手数料の実質無料化
  • 未成年口座の国内株式手数料の実質無料化
  • 口座開設後3か月以内なら、国内株式手数料が実質無料になるキャンペーン実施

また「S株(単元未満株)」に関しても、次のようなキャンペーンが実施されます。

  • S株の買付手数料の無料化キャンペーン

さらに、SBI証券を新規開設+住信SBIネット銀行利用で、こんなキャンペーンも。

  • SBIハイブリッド預金に入金すると、通常の受取利息+その100倍相当額が追加付与されるキャンペーン

そもそもSBI証券の国内株式(現物取引)の手数料は、すでに1日100万円分の取引まで無料です。よってよほど大口の取引をしない限り、手数料無料で利用可能です。

とはいえ、年齢限定や新規顧客限定でのキャンペーンを打つということは、「ぜひ顧客として優遇させていただきたい」という企業からのメッセージだと考えています。

今回はそんなSBI証券の意向も(勝手に)汲み取りつつ、各キャンペーンの内容を解説していきましょう。

SBI証券

20〜25歳の若手投資家に朗報!国内株の現物取引が実質無料に

2021年4月20日以降、20~25歳の若手投資家なら、国内株式の現物取引に関する手数料がキャッシュバックにより実質無料となります。

これまでに複数の調査において、「コロナ禍での相場変動や自宅時間の増加をきっかけに、株式投資を始める若手投資家が増加傾向にある」という結果が発表されています。この年齢制限を設けた手数料の実質無料化は、こうした若い層のニーズを捉えるための施策と言えるでしょう。

お子様名義の未成年口座での取引が、月間1万円まで実質無料に

株式投資を好む親は、子ども名義で未成年口座を開設しているケースが見られます。

そんな子どもの未成年口座での「国内株式(現物取引)」にかかる手数料を、月間1万円を上限としてキャッシュバックし、実質無料とするそうです。

こちらも2021年4月20日以降に適用となります。未成年口座を持っている方は、ますます取引がしやすくなりますね。

新規顧客への優遇策。口座開設から3か月なら手数料無料!

SBI証券は新たに口座開設をした新規顧客もしっかりサポート。口座開設から最大3ヶ月間、国内株式(現物取引)の手数料をキャッシュバックにより実質無料とします。

これは2021年4月20日〜6月30日までに口座開設をされた方が対象です。またエントリーが必要になりますので、確実にエントリーをした上で取引を開始しましょう。

こうしたキャンペーンを実施している場合、申し込みが遅れるほど口座開設までの時間が多くかかるため、すでに口座開設を決めている方は早めに手続きをするといいかもしれません。

まずは1株から買いたい方に。S株買付手数料無料キャンペーン

1株単位で取引できる「S株(単元未満株」も、近年人気の取引です。

2021年5月6日〜6月30日と少し先の日程になりますが、S株の買付手数料を無料化するキャンペーンを実施します。

ただし無料になるのは買付時の手数料のみで、売却時の手数料はかかりますのでご注意ください。

売却時の注文手数料は、「約定代金×0.55%(税込)<最低手数料:55円(税込)>」となります。またこちらもエントリーが必要です。

株式投資に興味はあるけれど、いきなり数万円〜十数万円単位で取引するのはこわい。そんな方には、この株をS株のキャンペーンを利用してはいかがでしょうか。

住信SBIネット銀行で最高1万円もらえる!利息増加キャンペーン

株式投資は気になるけれど、とはいえ損をするリスクもあるから預金が安全よね。そう考えている方でも、SBI証券で口座開設するメリットがあります!

2021年4月20日〜10月16日の期間中、SBI証券での証券口座を新規開設した上で、住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」へ入金すると、SBIハイブリッド預金の通常利息に加え、その100倍相当額が追加付与されるのです。

sbibank

※画像:SBIハイブリッド預金(住信SBIネット銀行)より

SBIハイブリッド預金の通常利息は年利0.01%(税引前)なので、その100倍は1.0%(税引前)となります。

このキャンペーンは6か月弱の期間限定なので、年利1.0%をまるまる受け取ることはできませんが、SBIハイブリッド預金は毎月利払いがありますので、期間中年利換算で1%相当の利息を受け取ることは可能になります。

例えばこのキャンペーンを目的に口座開設をして、100万円を5か月間預けた場合の通常利息も含めた利息総額は、計算上次の通りです(SBI証券より詳細の発表はないので、念のため「計算上」とさせてください)。

100万円 × 年利1.01% ÷ 12か月 × 5か月 = 4,208円(税引前利息)

この追加付与される金額の上限は1万円です。ということは、最大5か月預けた場合に上限ギリギリまで受け取れる金額は、240万円という計算になります。

240万円 × 年利1.0%(特別利息のみ)÷ 12か月 × 5か月 = 10,000円(税引前利息)

預金を預け入れる期間によって、この最大限お得になる金額は変わりますので、あくまでひとつの目安として参考になさってください。

投資はまだ挑戦しないという方は、まずは預金の預け先として住信SBIネット銀行を利用なさってはいかがでしょうか?

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口座開設は無料。SBI証券で投資家デビュー

SBI証券を含む三大ネット証券は、さまざまな政策で三つ巴の戦いを繰り広げています。

とはいえ他の証券会社がすぐに有効なキャンペーンを打つかは分かりません。

まずはSBI証券や住信SBIネット銀行で口座開設をして、キャンペーンを活用しながら投資家デビューしてみてくださいね!

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MoneyCourt 編集部

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【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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