「PayPay投信」とは、PayPayアセットマネジメント社が運用している投資信託で、「運用コストの低さ」が魅力のファンドを取り揃えています。
投資信託を選ぶ際に特に気をつけたいのが「運用コスト」。
手数料や信託報酬といった運用コストは、必ず発生するマイナスリターンのため、運用コストの低い投資信託を選ぶ努力は怠るべきではありません。
その点、PayPay投信では「購入時手数料0円+運用コスト業界最低水準」の投資信託もあり、運用コスト面は申し分ありません!
そんなPayPay投信には、どのようなファンドがあるのでしょうか?
そこで今回は元証券マンの筆者が、PayPay投信の概要やおすすめのファンド、魅力的なキャンペーンなどを紹介していきます。
PayPay投信とは?
PayPay投信とは、PayPayアセットマネジメント社が運用している投資信託のこと。
日経平均株価やNYダウなどの株価指数との連動を目指す「インデックスファンド」を中心に、さまざまな商品が用意されています。
PayPay投信は、PayPay銀行やSBI証券、松井証券などで販売中(販売会社について、詳しくはPayPay投信インデックスファンドが購入できる銀行・証券会社で解説)
PayPay投信では運用コストの低い投資信託も取り揃えている点も魅力的!
投資信託の運用コストとして特にチェックしておきたいのが「購入時手数料」と「信託報酬」の2つ。
- 購入時手数料:投資信託を購入する際に、販売会社に支払う手数料のこと
- 信託報酬:投資信託を保有時にかかる運用管理コストのこと。毎日差し引かれる
インデックスファンドの場合、購入時手数料が無料(ノーロード)の商品は多数あります。また信託報酬は0.9%(税込)以以上の投資信託は、やや割高だと言えます。
PayPay投信では「購入時手数料無料+信託報酬0.9%(税込)以下」のインデックスファンドも取り揃えていますので、コストが低めの投資信託と考えていいでしょう。
特に運用コストの低い投資信託は、PayPay投信でおすすめの投資信託は?にて紹介します。
PayPay投信でおすすめの投資信託は?
PayPay投信は現在、全11種類。その中でもおすすめなのが、以下の3つです。
- 「PayPay投信 日経225インデックス(以下:日経225インデックス)」
- 「PayPay投信 NYダウインデックス(以下:NYダウインデックス)」
- 「PayPay投信バランスライト」
以下に情報をまとめましたので、参考になさってくださいね!
日経225インデックス | NYダウインデックス | PayPay投信バランスライト | |
連動を目指す対象指数 | 日経平均トータルリターン・インデックス(≒日経平均株価) | NYダウ | iShares MSCIグローバルミニマムボラティリティファクター・ETFなど |
主な構成銘柄 | トヨタ、ソフトバンク、ソニーなど | アップル、インテル、ボーイングなど | マイクロソフト・ビザなど世界各国の銘柄+米国の国債、社債など |
特徴・魅力 | 日本の代表的な225銘柄に分散投資ができる | 米国で影響力のある30銘柄に分散投資ができる | 資産配分は株式50%・債券50% |
購入時手数料※ | 0% | 2.2%を上限とし、販売会社が定める | |
信託報酬※ | 0.143% | 0.198% | 0.539% |
※いずれも税込
「日経225インデックス」は日経平均株価に、「NYダウインデックス」はNYダウに投資することと同じ、と捉えてもらって構いません。
他の証券会社が取り扱っている投資信託でも、日経平均株価やNYダウに連動を目指したものはあります。
ただ、筆者が調べた限り、PayPay投信の「日経225インデックス」と「NYダウインデックス」は、それぞれ日経平均株価・NYダウとの連動を目指した投資信託の中でも、運用コストは最低水準でした。
PayPayバランスライトは株式だけでなく、債券にも50%投資しているため、日経225インデックスやNYダウインデックスに比べてリスクを抑えて資産形成ができます。
なおPayPay投信の全ファンドは、こちらで紹介しております。
PayPay投信インデックスファンドが購入できる銀行・証券会社
PayPay投信を運用するPayPayアセットマネジメント社で提供している「日経225インデックス」と「NYダウインデックス」は、以下4社で購入できます。
- PayPay銀行:旧ジャパネット銀行。PayPayやLINE Payなどへチャージできる
- SBI証券:ネット証券最大手。取り扱い商品の豊富さやIPO銘柄に強い点が特徴
- auカブコム証券:旧カブドットコム証券。「NISA割」や「株主推進割引」など独自の割引制度あり
- 松井証券:大正7年創業の老舗証券会社。1日の約定金額50万円以下の場合、手数料0円
PayPay投信を購入する際には、上記4社のいずれかで口座を開く必要があります。
もし、現段階でいずれかの銀行・証券会社にも口座を開いていなければ、2021年6月8日(火)までお得なキャンペーンを実施しているPayPay銀行がおすすめです。
PayPay銀行でPayPay投信キャンペーン中!
PayPay銀行では2021年6月8日(火)まで、PayPay投信のインデックスファンド(日経225インデックス・NYダウインデックス)購入者を対象に、300円分のPayPayボーナスをもらえるキャンペーンを実施しています。
キャンペーン概要 | |
期間 | 2021年4月22日(木)~2021年6月8日(火) |
対象者 | PayPay銀行の普通預金口座開設+「日経225インデックス」or「NYダウインデックス」を合計1万円以上購入 |
キャンペーン内容 | 300円分のPayPayボーナスをプレゼント |
主な注意点 |
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このキャンペーンはエントリーが不要で、条件さえ満たせば自動的にプレゼントされるため、手間がかからない点もポイント!
PayPayボーナスは普段の買い物のほか、PayPay証券にてボーナス運用に使うこともできます。
PayPay投信で資産形成しよう!
PayPay投信のうち、「日経225インデックス」と「NYダウインデックス」は「購入時手数料0円+運用コスト業界最低水準」のため、運用コストを抑えて、資産形成をすることができます。
特に長期保有するとなると、保有し続ける限りかかり続ける運用コスト「信託報酬」は安いに越したことはありません。
運用コストの安いPayPay投信を使って、資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。
※ライター:庄子 鮎