長期投資のメリット・デメリットとは?長期で利益を出すコツも伝授!

投資といえば、たくさんのモニターを見つめながら短期間で売買するようなイメージがありませんか?

投資は短期間で売買するものだけでなく、長期的に保有する投資法もあるんです!

本記事では、長期投資にどのようなメリット・デメリットがあるのか、そして長期投資のコツを詳しく解説します。

この記事を読んで長期投資の魅力が知り、それぞれの運用スタイルに合わせて長期投資を取り入れましょう。

1.長期投資の3つのメリット

長期投資とは、短い期間で金融商品を売り買いするのではなく、長期にわたって商品を保有し続ける運用方法です。

株式や投資信託など多くの金融商品で活用できる方法で、時間をかけてじっくりと利益を上げたい方に向いています。

そんな長期投資には多くのメリットがありますが、ここでは代表的な3つを紹介します。

  1. 複利効果を最大限に活かせる
  2. リスクを冷静に判断できる
  3. 値動きをずっと見守らなくてよい

では順番に説明していきましょう。

(1)複利効果を最大限に活かせる

長期投資のメリットのひとつは、複利効果が得られることです。

複利効果とは、元々の金額に利息を加えたものが、新たな元本となる仕組みです。

時間が経つにつれて元本に利息がつき、その利息も元本に足されることで、運用資金がどんどん大きくなっていきます。

複利効果の例

(例)年率5%の商品を10万円分購入したとき

運用開始1年後:10万円+利息5,000円(10万円×5%)=105,000円

運用開始2年後:105,000円+利息5,250円(105,000円×5%)=110,250円

ちなみに、運用開始から10年後には約155,000円、20年後には約252,000円まで増える計算に!

複利効果を得るには時間が必要ですが、時間が経つにつれて利益が増えていくのがメリットです。

(2)リスクを冷静に判断できる

長期的投資は、一時的な値動きをそこまで気にする必要がないため、リスク管理が比較的しやすいです。

それはリスクを判断する時間があるからです。

短期投資の場合は値動きを逐一チェックし、タイミングを見つけては売買しなければなりませんが、値上がりのタイミングまで長期投資の場合はゆっくりと構えることができます。

長期投資は時間的な余裕がある分、心理的にも余裕を持って資産運用できるのがメリットです。

(3)値動きをずっと見守らなくてよい

長期投資の短期投資と大きく異なる点が、日々の値動きに一喜一憂しなくてよい点です。

すぐに売却するつもりがなければ、自身のタイミングで売却を検討すればよいからです。

忙しくて頻繁に相場をチェックできない方、長い目で運用したい方にオススメです。

2.長期投資の3つのデメリット

上記でメリットを述べましたが、反対に長期投資のデメリットもあります。

  1. 利益をすぐに得られない
  2. 運用コストが継続的にかかる
  3. 失敗すると時間とお金のロスが大きい

このように大きく分けて3種類ありますので、順番に紹介します。

(1)利益をすぐに得られない

長期投資では、大きな利益をすぐに得ることは難しいでしょう。

比較的値動きのおとなしい銘柄を選んで、じっくりと利益を上げていくからです。

長期投資する場合、利息を得るためや、その会社が大きく成長するのを待つためにはある程度の時間が必要です。

利益をすぐに得たい人は、長期投資ではなく短期投資をしましょう。

(2)運用コストが継続的にかかる

長期投資向きな商品のひとつである投資信託は、運用を専門家に任せるため、保有しているだけで運用コストがかかります。

保有期間が長ければ長いほど、コストもかさんでしまうのがデメリットです。

ただ、投資信託はひとつ購入すれば多くの銘柄への分散投資を実現できるので、その手間を考えたら妥当なコストともいえます。

長期的なコストがかかっても、それを上回るリターンが期待できる商品を選ぶといいでしょう。

(3)失敗すると時間とお金のロスが大きい

長期投資の運用に失敗すると、場合によっては大金と長い年月をロスすることになります。

10年〜20年と長期間保有すると、景気の変化や躍進、衰退する企業・業界が出てくる可能性があるからです。

株式なら会社の倒産や信用の下落、不動産投資なら空室が続くと、収入が得られなくなってしまいます。

定期的に運用状況を確認し、下落が長く続きそうときは、商品を売却することも検討しましょう。

3.長期投資を成功させるための3つのコツ

これから長期投資をしてみようという方に、知っておくと良いコツを紹介します。

  1. 分散投資と組み合わせてリスクヘッジを行う
  2. プロの力を借りよう
  3. 損切りを恐れない
  4. ナンピン買いを取り入れてみよう

ひとつずつ見ていきましょう。

(1)分散投資と組み合わせてリスクヘッジを行う

長期投資は分散投資をするとより効果的です。

様々な種類の金融商品や不動産を組み合わせて所持することで、リスクを分散できるからです。

特に値動きの異なる商品、例えば株式と債券を組み合わせて持つことでどちらか一方が値下がりしても、もう一方が値上がりしていれば損失をカバーできます。

取れるリスクの大きさによって、所有する商品のバランスを変えることでそれぞれに合った運用ができます。

(2)プロの力を借りよう

投資信託やファンドラップのようにプロが運用している商品を購入するのもよいでしょう。

長期で商品を持つと、分散投資していてもバランスが変わってしまうことがよくあります。

購入した商品のポートフォリオをプロが定期的に見直してくれるので安心して持っていられます。

プロが運用している代表的な商品
  • 投資信託:国内外の株式や債券、不動産などを、テーマに沿って組み合わせた商品。投資金額が少なくても手軽に分散投資ができる。
  • ファンドラップ:その人にリスク許容度に合わせてポートフォリオを組む、オーダーメイドの商品。

今はAIが自動的に運用してくれる商品もあります。

手数料や使い勝手などを比較して、自分に合った手段を選ぶとよいでしょう。

(3)損切りを恐れない

長く保有していると相場全体が大きく変化することもあるので、利益がマイナスの商品を売却する勇気が必要な場合があります。

時代の変化に取り残される企業や、不正を起こした企業など、今は大企業であったとしても株式が紙切れになることもあり得るからです。

損切りは勇気が必要ですが、取り返しがつかなくなって後悔する前に、損切りするのも賢い選択です。

(4)ナンピン買いを取り入れてみよう

ナンピン買いとは、投資した株式が値下がりした場合にさらに同じ株式を買い増しし、取得した株式の平均単価を下げる投資方法です。

長期投資と相性がよく、長期的に保有できる場合、株価の変動に合わせて売却のタイミングを決定すればよいので、利益を得やすいです。

さらに高配当株式であれば、取得単価の平均を下げながら配当利回りを上げられるので、ナンピン買いに向いているでしょう。

ただし、上昇してほしくて購入したはずが、逆に株価が下落してしまった際にあえて買い増しする手法なので初心者には向いていないかもしれません。

このナンピン買いは同一商品を買い増ししながら保有することになるので、株価が下がった際のリスクが増えてしまいます。リスクの許容範囲内で使いましょう。

まとめ

これから投資を始めてみるのなら、まずは長期投資から挑戦してみてはいかがでしょうか。

常に値動きを気にしていなくてよいので、気軽に始められる投資方法のひとつです。

ときには損切りという決断が必要なこともありますが、複利効果やプロの力を最大限に活用できるのは、大きなメリットです。

長期投資を武器に、ぜひ資産運用を始めてみてくださいね!

坂上 太一

坂上 太一公認会計士

記事一覧

【監修者】投資運用会社などのへコンサルティング業務を経験したのち、公認会計士としてM&A戦略策定支援、投資実行支援、IPO支援業務等を行っている。

関連記事

PayPay証券

LINE証券

三井住友カード(NL)

DMM FX

LINE証券

カテゴリー

人気記事

アーカイブ