SQ(特別清算指数)とは?意味や株価への影響を解説!

株式市場の動向をチェックする際には、SQ(エスキュー)という概念を知っておく必要があります。

SQの概要やSQ前と当日の値動きにどのような傾向が見られるのかを知ることで、株価アノマリー(特異現象)をある程度予測することができます。

SQの日程は1年間を通じてあらかじめ決められているため、今回掲載するSQカレンダーなどをチェックし、あらかじめ対策を行うことで大きな損失を被るリスクを回避することができます。

今回はそのほかにも、SQの定義や種類、SQが株取引に及ぼす影響とその対策についても詳しく解説していきます。

SQとは

カレンダー

まずはSQの定義や種類、日程について詳しく解説します。

以下で掲載しているSQカレンダーなどをチェックし、SQ週には市場の変動に対策できるようにしておきましょう。

SQの種類

SQとは、「Special Quotation」の略であり、日本語では「特別清算指数」と呼ばれています。

SQは株価指数先物や上場株価指数オプションの清算に用いられる指数であり、市場動向に影響を与える指数として知られています。

株価指数先物の清算は3月、6月、9月、12月の第2金曜日の全4回となっており、これらの時期にSQが算出されるため、「メジャーSQ」と呼ばれます。

それ以外の月のオプション取引は「ミニSQ」と呼ばれています。

2021年のSQの日程

2021年のSQの日程はそれぞれ以下のように決められています。

  • 日経225先物取引最終日カレンダー
  • 日経225先物mini取引最終日カレンダー
  • 日経225オプション取引最終日カレンダー

以上の3つについて紹介します。

日経225先物取引最終日カレンダー

日経225先物取引最終日は3月・9月のうち直近3限月と、6月・12月のうち直近16限月を加えた計19限月となります。

2021年
1月 2月 3月 4月 5月 6月
11(木) 10(木)
7月 8月 9月 10月 11月 12月
9(木) 9(木)

日経225先物mini取引最終日カレンダー

日経225先物mini取引は3月・9月のうち直近3限月と、6月・12月のうち直近10限月、加えてそれ以外の月の直近3か月を加えた計16限月となります。

2021年
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7(木) 10(水) 11(木) 8(木) 13(木) 10(木)
7月 8月 9月 10月 11月 12月
8(木) 12(木) 9(木) 7(木) 11(木) 9(木)

日経225オプション取引最終日カレンダー

日経225オプション取引最終日は、日経225先物mini取引最終日カレンダーとすべて同じです。

2021年
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7(木) 10(水) 11(木) 8(木) 13(木) 10(木)
7月 8月 9月 10月 11月 12月
8(木) 12(木) 9(木) 7(木) 11(木) 9(木)

SQが株取引にどう影響するか

株価 影響

次に、SQが株取引にどのように影響を与えるのか考えていきましょう。

「魔の水曜日」などのイベントは絶対に覚えておきたいキーワードです。

「魔の水曜日」とは何か、なぜ起こるのか

株式市場の「魔の水曜日」として知られているアノマリー (よく当たる経験則) は、SQ値が算出される週の水曜日に相場が軟調になることを言います。

SQ値算出前に現物と先物の裁定取引を狙うファンドの思惑が働くこの期間は、市場の取引量が増加する傾向にあります。

特にオプションと先物のSQ算出が被る3月、6月、9月、12月である「メジャーSQ」は市場が活発になります。

このような背景の中で、SQ算出のある週はボラティリティが上がりやすくなり、週の真ん中にあたる水曜日に裁定取引による現物売りで軟調になる傾向が見られるというのです。

株式の投資初心者がSQに向けて備えておきたいこと

SQに限った話ではありませんが、金曜日には市場が下げ基調になる可能性が高いため、短期売買で取引をしている方は週末にノーポジションになっておくことも考えましょう。

また、週末になってから新たに買いを入れることもSQ対策のひとつです。

アノマリーは必ずしも論理的な背景がある現象とは言えませんが、多くの投資家がアノマリーを信じて同じ行動をする可能性もあります。

SQカレンダーをチェックし、SQ算出週は特別な注意を払っておくと良いでしょう。

SQを利用した取引をするなら、どんな銘柄がいい?

銘柄

個人投資家がSQを利用して取引を行うのであれば、以下のような取引方法をおすすめいたします。

具体的には、

  1. SQの影響が小さい銘柄を選ぶ
  2. ETFを購入する
  3. 株価指数先物の裁定取引(アービトラージ)を利用する

などの方法が考えられます。

SQの影響が小さい銘柄を選ぶ

3月、6月、9月、12月のメジャーSQの週は、相場全体が上昇しやすいため、比較的勝ちやすいと考えることも可能です。

しかし、主要銘柄はSQに関連した売買に影響されやすいため、個人投資家は売買を控えた方が良いでしょう。

そこで注目したいのが、SQの影響が比較的小さい小型株や低位株への集中投資です。

SQの影響を受けやすい大型株とは異なり、低位株はSQの影響が最小限に限られるため、SQの週でも低リスクで投資を行うことができます。

低位株であれば、SQ週に通常より出来高が増えることで株価の大幅な上昇を狙うことも可能となります。

このように、メジャーSQ時期には低位株に注目し、集中投資することも1つの方法です。

ETFを購入する

ETFであれば、ある指数に連動した商品であるため、SQの影響を大きく受ける可能性は少なくなります。

そのため、SQ週に向けてETFを購入しておくと安定したパフォーマンスが得らえるかもしれません。

ETFにはS&P500やNASDAQなどの指数に連動する商品が数多くありますが、メジャーなETFであれば購入するだけで地域性や会社の規模もさまざまなところに投資することが可能なため、自然に分散投資を行うことができます。

ETFは初心者にも購入しやすくリスクが少ない商品のため、SQ週が近く不安ならメジャーなETFを購入してみるのも手です。

株価指数先物の裁定取引(アービトラージ)を利用する

SQ週に先物が割高になっていた場合、先物を売る(ショートする)ことを優先しましょう。

その後、株価指数を構成している225銘柄を構成比どおりに購入することで、リスクなしで収益を得ることが可能です。

一方、先物が割安だった場合、先物を買って(ロングして)から現物を貸し株で借り、構成比どおりにショート(信用取引や貸し株の売り)をすることで利益が得られます。

これらの取引は株価指数先物の裁定取引(アービトラージ)と呼ばれます。

指数に対して取引するならPayPay証券のCFD

paypay CFD

個別の銘柄に投資をするよりも指数を利用した取引を行いたい方は、CFDの方が向いていると言えます。

CFDとは「Contract For Difference」の略で、日本語では「差金決済取引」と呼ばれています。

差金決済は、売買をするときに取引金額全額のやりとりをせず、売買の結果生じた差額だけをやりとりする方法のことです。

また、CFDでは証拠金取引でもあるため、株式や現金を担保にしたレバレッジを効かせた取引をすることができます。

現物株の場合は、投資資金と同額の金額で運用を行う必要がありますが、CFDの取引はレバレッジを利用して、手持ち資金の数倍の金額で運用することが可能です。

CFDで取引をするなら、PayPay証券のCFDがおすすめです。

PayPayでは投資資金の5倍から10倍の金額で資産運用を行うことができます。

しかも1万円から取引ができるので、手持ち資金があまり用意できない場合でもある程度大きな利益を狙うことも可能です。

少額から利益を得たい方は、ぜひ一度挑戦してみてください。

▼PayPay証券の公式サイトはこちら▼

PayPay証券

※ライター:江連良介

坂上 太一

坂上 太一公認会計士

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【監修者】投資運用会社などのへコンサルティング業務を経験したのち、公認会計士としてM&A戦略策定支援、投資実行支援、IPO支援業務等を行っている。

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