親子で「キャッシュレス」が学べるキッズ・マネー・ステーションの夏イベントとは。自由研究にも!

2021年夏は昨年に引き続き、自宅で過ごす方も多いと思います。しかし子どもたちはパワーが有り余って仕方がないですよね。

そんなときは一緒に「お金」について学んでみませんか?

2005年の設立より子ども向け金融教育に携わっている「キッズ・マネー・ステーション」が、夏のオンラインイベントを開催します!

今年のテーマは「キャッシュレス」。データ上のお金をお子さんにどうやって説明するのでしょうか。イベント開催の趣旨や見所を、キッズ・マネー・ステーション代表の八木陽子さんにうかがいました。毎年頭を悩ませる自由研究にも最適ですよ!

八木陽子氏

お話を聞いた方

八木陽子(やぎ・ようこ)さん

上智大学外国学部卒業。出版社で女性情報誌の編集部勤務をへて独立。「お金は生活に必要なものなのに、なぜ、話す機会が少ないのだろう?」という疑問から、堅いお金の話を楽しく分かりやすく伝える伝道師になる!と決意。ファイナンシャルプランナーやキャリアカウンセラーとしての10年以上の仕事実績と消費者の視点から、誰よりも分かりやすく「お金」「経済」「キャリア」を伝える。

現在までに、1000件以上の相談を実施。一貫して、顧客の立場に立った「マネープラン」「キャリアプラン」を提案。2017年より文部科学省検定の高等学校の家庭科の教科書に、ファイナンシャルプランナーとして初めて掲載される。

子ども向け金融教育のため「キッズ・マネー・ステーション」を設立

八木さんは出版社のご出身。旦那様の転勤を機に退職し専業主婦をされていましたが、余暇時間を使ってファイナンシャルプランナー(以下、FP)を取得されました。

そこから約20年にわたり、人生計画に欠かせないライフプランやマネープラン、資産運用に強いFPとして、パワフルに活躍しています。

そんな八木さんのライフワークは、子ども向けの金融教育。そのきっかけは何だったのでしょうか?

八木先生(以下、略)

「あるときご縁があって、オーストラリアのビクトリア州で幼児向け金融教育の現場を見られる機会があり、思い切って現地へ飛んだんです。

そこで行われていた金融教育は、先生の顔写真が貼られた紙幣を使ってお金の使い方を勉強したり、教室内でお店屋さんごっこをしたりと、誰でも簡単にできそうな取り組みやすいものでした。

これだったら日本でも比較的取り組みやすいのではないか。そう考えて、帰国後にさっそく行動に移しました。

しかし当時はまだ子どもに金融教育をするような風潮ではなかったので、苦労続きでしたね」

その後も、持ち前の粘り強さで営業活動を行い、少しずつ子どもの金融教育を実現させていきます。

その過程で2005年に、子どもにモノやお金の大切さを教える「キッズ・マネー・ステーション」を設立。現在は約300名の認定講師が所属しており、自治体や学校などを中心に、お金教育やキャリア教育の授業・講演を行っています。

2021年夏イベント。テーマは「キャッシュレス」

キッズ・マネー・ステーションでは元々、全国各地で金融教育やキャリア教育に関する講演を行っていました。しかし現在はコロナ禍のため、オンラインに軸足を移しています。

2021年夏イベントのテーマは「キャッシュレス」。なぜこのテーマを選ばれたのでしょうか?

「近年、時代の流れとともに大きく変化したのがキャッシュレスだったからです。

実はキャッシュレスに関する講座は、2012年に開催しています。当時はまだSuicaが誕生したばかりで、子どもが関わるのは電子マネーくらいしかありませんでした。

しかし現在はスマホが普及し、キャッシュレス決済の手段も数多くリリースされていて、子どもが触れる決済手段が多様化しています。

説明しにくい『デジタル上のお金』を子どもにどう教えるか、試行錯誤しながら教材を作りました」

キャッシュレスが分かりにくいと感じるのは、支払いタイミングが多様だからではないでしょうか。

そこで今回のイベントでは、「前払い」「同時払い(即時払い)」「後払い」を丁寧に教えます。

  • 前払い:電子マネー(QR決済)
  • 同時払い:デビットカード
  • 後払い:クレジットカード

このように基本的な部分から整理して説明するので、子どもでも納得がいくというわけですね。

また、今回のイベントに申し込むと、事前にこのようなシートが送られてきて、お子様と一緒に遊びながら勉強することができます。

子どもの興味を惹きつけるような教材が制作できるのは、設立から15年以上の蓄積が成せる技でしょう……!

キッズマネーステーション3

※キッズ・マネー・ステーション講座資料

キャッシュレスが分かりにくい、と感じるもうひとつのポイントは、現金とデータのお金をどう区別して説明すればいいか分からないこと。

その点はどう解決しているのでしょうか?

「2012年の講座では、電子マネーは『見えないお金』と説明していたんです。

しかし講師たちが実際に子どもとキャッシュレスについてやり取りする中で、履歴やデータをきちんと管理すれば、いくらでも『見えるお金』になると感じました。

そこで今回の講座では、現金とデータのお金の違いについてしっかり理解できるように、かなり時間をかけて話しています。

例えば、現像した写真とスマホ内の写真データは同一ですし、手紙もメールも両方とも心のこもった文章ですよね。

それと同じように、紙幣・硬貨もデータのお金も大切なものなんだと、しっかり理解してもらえたら成功だと思っています」

お金を通して「親子のコミュニケーション」を

近年は、キャッシュレスが関連する子どものトラブルが増加しています。

「小学生や中学生を持つ親御さんから、『電子マネー=お金という認識が薄く、電子マネーでお友達にモノをおごってしまう』『スマホゲームで安易に課金してしまう』などのトラブルに関して相談を受けることが増えました。

こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、普段から子どもとお金に関して会話し、何かあったら親や近くの大人に相談するような関係性を構築しておくと安心です。

夏のキャッシュレスイベントを、親子でコミュニケーションを取るきっかけにしていただけたら嬉しいです」

イベントはすでにスタートしており、参加費は1家族2,000円(税込)。小学2~3年生中心に楽しめる内容となっています。

また講座終了後にアンケートに回答すれば、夏休みの自由研究に使えるワークシートも渡しているそうですので、自由研究対策にも利用できますね。

この夏はぜひ、親子でキャッシュレスについて楽しく学んでみてはいかがでしょうか?

キャッシュレスイベントの詳細はこちら

 

※取材・文:金指 歩

金指 歩

金指 歩監修者・ディレクター

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新卒で大手信託銀行に総合職で入社、個人融資や資産運用部署で営業を担当したのち、不動産会社や証券会社へ転職。ITベンチャーでのライター経験をきっかけに独立、執筆・編集・メディア運用を行う。

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