SBIのテーマ投資は少額投資に最適!メリット・デメリットを解説

初心者でも少額から分散投資できて、自分で個別に株の銘柄を選ぶ必要がない……

そんな、メリット盛りだくさんのSBI証券のテーマ投資「テーマキラー!」をご存じでしょうか。

テーマ投資というサービスを知っていても、どんなサービスなのかが分かりづらくなかなか利用できていない、という方も多いと思います。

今ではこのサービスを利用している筆者ですが、最初はサービスの内容やメリットを細かく知るまではなかなか手が出せませんでした。

今回は、SBIのテーマ投資について、

  • SBIのテーマ投資「テーマキラー!」サービスの特徴
  • 「テーマキラー!」のメリット・デメリット
  • 実際に稼げるのか

などを解説していきます。SBI証券のテーマ投資に興味のある方、気軽に株式投資を始めたい方はぜひ参考にしてくださいね!

▼SBI証券の使い勝手は?こちらで徹底解説!

簡単にテーマ投資が!SBI証券の「テーマキラー!」とは

SBIテーマ投資2テーマ投資の中でも、手数料が安く、気軽に投資しやすいと話題の、SBI証券「テーマキラー!」。その概要から解説していきます。

旬の話題や新しい産業などの「テーマ」に関連する企業に投資

テーマキラー! は、「新電力」「水素」「電気自動車」などの「投資テーマ」に沿って選ばれた銘柄に、一括投資できるサービス。
そのテーマに関連が深く、さらに将来的な成長が見込める銘柄の「単元未満株」をセットにして、少額から株式投資できます。

初心者の方や少額から投資したい方にも非常におすすめです。

なんとなく利益が出そうなテーマだと思っても、実際に銘柄を選ぶのは時間がかかり、初心者には難しいところですが、そこをカバーしてくれる便利な投資サービスと言えます。

少額からはじめられて、売却もかんたん

最低の投資額は「5万円」からと、少額から始められて「お試し投資」にも安心。
売却も、テーマごとに一括で売却可能なのが便利です。

もちろん、個別銘柄ごとに売却もできますので、市場の様子や企業ごとの状況に応じて運用ができるのは安心ですね。

SBI証券のテーマ投資「テーマキラー!」の特徴

SBI証券のテーマ投資サービス「テーマキラー!」の特徴を見ていきましょう。

1.「新電力」「人材派遣」「飲食業界」などバラエティ豊かな投資テーマから選べる

SBIのテーマ投資サービス最大の魅力は、投資先テーマを選ぶだけで、予算内に収まるように、テーマに沿った銘柄を自動的に数株ずつセットしてくれる点です。

テーマ投資(テーマに沿った銘柄に投資する)という投資手法は以前からありましたが、テーマを選ぶだけでOK、というのは非常に便利ですよね!

企業の業績や業務内容など、個々の企業を見て個別に株式投資する方法は初心者には難しく感じる方も多いと思いますが、テーマに沿って選ぶだけなら、比較的取り組みやすいと言えます。

2.5万円から分散投資可能

テーマ投資は予算が「5万円」から設定されており、テーマに沿った単元未満株をいくつかセットで購入できるのが特徴です。

ちなみに、テーマ購入時は5万円、10万円、20万円、30万円の4つのコースが用意されているため、予算に応じて選べます。

株式投資と聞くと、100株単位で購入するイメージから「資金がたくさん必要」と思ってしまう方もいますが、5万円からコースが用意されていれば、おためしやすいですよね。

3.一括売却・個別売却が選べる

SBIのテーマ投資は、購入したテーマごとの一括売却はもちろん、テーマの中でも「この銘柄だけ売却したい」という場合も対応。

個別に株が売却できるため、購入後の運用方法も幅が広がります。

イメージとしては、「個別株を購入する際にSBIが選んでくれるだけ」で、運用に関しては単元未満株とほぼ同じしくみです。

4.手数料は税込みで「約定金額の0.55%」のみ!単元未満株購入時と同じ

旬なテーマを設定し、さらに有望企業の銘柄まで教えてくれる……そんなテーマ投資サービスですが、なんと手数料は「単元未満株」購入時手数料の0.55%(税込)だけ。

個別に単元未満株を購入する時と手数料率は全く変わりませんので、安心して活用できます。

5.単元株でのテーマ購入は不可

ちなみに、テーマ投資で大量の株を購入してみたい方もいるとは思いますが、実は単元株でのテーマ購入はできません。

単元株(100株以上、100株単位)で購入したいのであれば「テーマキラー!」を利用せず、テーマ投資に含まれている銘柄を選んで「単元株」として個別購入する必要があります。

SBI証券のテーマキラー!を利用するメリット

SBIテーマ投資テーマキラー!を利用するメリットをまとめると、以下の3点です。

1.少額から気になるテーマに分散投資できる

何度もご紹介している通り、SBI証券のテーマ投資サービスは気になるテーマに関連する銘柄に対して「5万円」という少額から分散投資できるのが最大のメリット。

投資信託以外の分散投資と聞くとお金や時間(構成を考える、銘柄を複数選ぶ等)がかかるイメージがありますが、テーマキラー! を活用すれば時間をかけず、直感的に少額・分散投資ができます。

2.テーマの1年間の騰落率をチェックしながら選べる

テーマキラー! で取り扱っているテーマを選ぶときは、テーマのアイコン上に「1年間の騰落率」も表記されているため、具体的にどの程度そのテーマで利益が出ているのかをチェックできます。

様々な銘柄に投資する際は、個別のチャートをチェックするのは手間ですが、ひと目でわかりやすく直感的に「プラス」なのか「マイナス」なのかが分かるのも、テーマキラー!のメリットです。

3.NISA口座でもテーマ投資ができる

テーマ投資サービスを提供している証券会社はほかにもありますが、NISA口座内でテーマ投資ができる証券会社は、主要なネット証券と比較してもSBI証券だけ。

利益に対して非課税で投資できれば、手数料を加味してもお得になりやすいため、テーマ投資を行うならSBI証券がおすすめです。

SBI証券の公式サイトをチェック

SBI証券

テーマキラー!を利用する際の注意点

SBI証券でテーマキラー!を利用する際の注意点は、以下の3点です。

1.NISA口座でも取引手数料がかかる

テーマキラー!は単元未満株(S株)として扱われます。
よって、通常は国内株の購入手数料が無料の「NISA口座」内で購入しても、手数料は有料です。

NISA口座でも「単元未満株の購入」「テーマ投資」などの一部商品は「手数料あり」ということは覚えておいてくださいね!

2.一括売却は10銘柄まで

テーマ投資のメリットの一つ「一括売却が可能」という点ですが、実はテーマによっては銘柄が11銘柄以上になることもあります。

その場合、10銘柄までは一括売却できますが、11銘柄以上は「手動で一つ一つ売却」が必要となりますので、ご注意ください。

3.テーマ選びは慎重に

SBIテーマ投資を行う際、当たり前ですがテーマの選び方には十分に注意しましょう。
昔から旬のテーマに沿った銘柄に投資する「テーマ投資」という考え方は人気がある一方で、流行り廃りが激しい、という面もあります。

SBIのテーマ投資サービスでは、「連続増配・高配当株」といった、時流に左右されにくいテーマも取り扱っています。

せっかくリスク分散ができる「分散投資」に挑戦できるのですから、旬のテーマだけではなく、長いスパンで保有できるようなテーマも検討してみてください。

テーマキラー!って本当に利益がでるの?

テーマキラー

簡単に少額から分散投資ができる「テーマキラー!」ですが、実際に利益がでるのかと言えば、答えは「利益は出やすいが、タイミングによっては大きく損をする」と言えます。

実際に、テーマキラー!で取り扱っているテーマの騰落率は、画像のようにプラスに推移しているものが多く、まさに「旬」な投資先を集めたサービスです。

利益は出やすいが、世の中の動向に注意を向けた運用が必要

当たり前ですが、投資に「絶対」という言葉はありませんので、今日人気のあった優良銘柄が、翌日には不祥事で暴落することも考えられますよね。
テーマ投資は比較的旬な話題・テーマを取り扱っていることが多く、短期的には儲けがでやすい投資法です。

ただし、その流行がなくなると、とたんにテーマに関わる銘柄の人気がなくなるリスクがありますので、油断せず、世間の動向を注視しながら投資に取り組める方向けのサービスと言えますね。

まとめ

SBI証券のテーマ投資サービス「テーマキラー!」は、初心者でも気軽に、少額から株式投資を楽しめる便利なサービスです。

予算5万円から、好きなテーマに沿った複数の銘柄に簡単に投資が始められるため、まずは単元未満株(S株)で株式投資を学びたい、という方にも安心。

手数料も通常の単元未満株購入時と同じですので、

  • 株式投資に興味はあっても自分で銘柄を選ぶのが難しい
  • 投資信託はせず、自分で少額から分散投資に挑戦したい

上記に当てはまる方は、ぜひSBI証券で口座開設をして、テーマ投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。

SBI証券の公式サイトをチェック

SBI証券

※ライター:井上美有

MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

記事一覧

MoneyCourt では、公認会計士・税理士資格を持つ、金融・投資知識が豊富なメンバーが、投資の基礎知識から金融投資のポイント、確定申告や節税などを初心者向けにわかりやすく解説しています。
【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

関連記事

楽天カード

DMM FX

SBI証券

カテゴリー

アーカイブ