株式投資の理想的な勉強方法は?前提知識やおすすめの本もご紹介

「株を運用してみたいけれど、どの銘柄を買っていいのかわからない…」
「どうしたら利益が出るのだろう?」

そう思っていませんか?

株式投資は基礎知識の有無で、結果に大きな差が出るのです!

この記事では、株式投資の基本を勉強するときに大切なポイントについて解説します。

買うべき銘柄や売買のタイミングについて、方針を持って判断できるようになります。

効果的に勉強するための本も紹介しますので、参考になさってください。

1.初心者が株式投資を勉強する際のポイント


株式投資で利益を得るには、株式の動きについて知識が必要です。

知識があれば、株価や利益に影響する要因が何かわかるためです。

株式投資で勉強すべき内容は幅広いため、予備知識を付けるとスムーズに勉強できます。

勉強する前に押さえておきたいポイントは2点です。

それではさっそく解説していきます。

(1)買いたい株は「指標」で判断する

どの会社の株を買えばよいかは、さまざまな指標(評価の基準)で判断できます。

指標を見るときに大事な点は以下のとおりです。

それぞれ簡単に解説しましょう。

#1:業績についての指標を知る

株式投資で利益を得るには、まず業績に関する指標について学ぶことが大事です。

業績が上がる企業の株はどれか、判断する必要があるためです。

企業の業績が上がれば株を買いたい投資家からの需要が増えるため、株価が上がりやすくなります。

数ある指標のなかで特に重要なのは、以下2つです。

業績についての指標
  • 自己資本利益率(ROE)・・・自己資本(株主資本)を使って上げた利益
  • 一株あたり当期純利益(EPS)・・・発行した一株に対して上げた利益

業績や財務状態がわかれば株価の上昇を予測でき、売買益(キャピタルゲイン)を得られます。

#2:株価の変動に関係する指標を知る

株価には業績以外にも変動要因がありますが、これも指標で把握できます。

株式市場をとりまくさまざまな状況が株の需要に影響し、株価が上下するためです。

具体的には株式市場の状況や社会情勢、景気などを知る指標があります。

株価の変動要因についての指標
  • 株式市場の指標・・・日経平均、TOPIX(東証株価指数)など
  • 経済の指標・・・国内総生産(GDP)、日銀短観、景気動向指数(CI)など

株式相場全体にかかる指標は、日頃からチェックしておくのが大事です。

#3:よい株とは何か?を知る指標

その株が「よい株」かどうかも、指標でわかります。

一般的には、「業績が上がっている会社の株」だけでなく、「割安な株」もよい株のひとつです。

業績のわりに株価が安い企業の株(割安な株)を買うと、株価は徐々に上がります。

株式市場の働きによって、割安な株は長期的には本来の価値に戻っていくためです。

逆に割高な株を買うと、やはり本来の価値に戻るため株価は下がり損失が出てしまいます。

株価が割安かどうかを判断する指標は以下の2つです。

株が割安かどうかを知る指標
  • PER(株価収益率)・・・利益と株価とを比較する指標
  • PBR(株価純資産倍率)・・・自己資本(株主資本)と株価を比較する指標

PER、PBRとも単位は「倍」で、低いと割安、高いと割高になります。

いいものを安く買うのが大事なのはもちろん、損失を避けるのはもっと重要です。

(2)チャートの読み方を知る

株価チャートの読み方がわかれば、投資のタイミングをはかるための情報を得られます。

チャートには、過去の株価の変動が記録されているからです。

読みにくいと思われているチャートですが、まずは「ローソク足」について理解を深めると、チャートがかなり読めるようになります。

ローソク足は、ある一定期間の値動き(日単位、週単位、月単位など)を記号化したものです。

ローソク足には4つの情報が含まれています。

  • 始値・・・単位期間がはじまったときの株価
  • 終値・・・単位期間が終わったときの株価
  • 安値・・・単位期間中で一番安かった株価
  • 高値・・・単位期間中で一番高かった株価

始値より終値が高かったときは「陽線」として表し、陰線はその逆です。

読み慣れるとローソク足の形で、株価の変動を直感的に把握できるようになります。

2.株式投資におすすめの勉強法


それでは、株式投資におすすめの勉強法についてご紹介します。

本についてはおすすめの書籍をご紹介します。

ぜひ、ご自身に合った方法を見つけてくださいね。

(1)本で勉強する

株式投資についての勉強は、まずは書籍ではじめるのがおすすめです。

全体像を把握しながらバランスよく学習を進められるためです。

手元に本があれば、用語がわからないときや判断に迷ったとき調べられて便利です。

書籍で全体像を把握できれば、これから先の勉強がしやすくなります。

株式投資をはじめたい!と思っている方におすすめの書籍を、3冊選びました。

  1. 『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版』(ダイヤモンド・ザイ編集部編)
  2. 『最新図解 株式投資のカラクリ』(高野謙著)
  3. 『図解ポケット 株・証券用語がよくわかる本』(石原敬子著)

どれもわかりやすい言葉と豊富な図解で、株式投資に必要な知識をしっかり身につけられる本です。

#1:『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版』(ダイヤモンド・ザイ編集部編)

2013年に出版されてから、長いあいだ株式投資の入門書としてベストセラーになっている本です。

ネット証券の口座の開き方から各種の指標やチャートまで、オールカラーの図解でわかりやすく解説されています。

分厚くなく、通勤の時カバンに入れて持ち歩きやすいサイズです。

必要な情報がバランスよく網羅されており、株の勉強をはじめるとき手にしたい一冊です。

タイトル 『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版』
著者名 ダイヤモンド・ザイ編集部
出版社 ダイヤモンド社
発行年 2013年

#2:『最新図解 株式投資のカラクリ』(高野謙著)

現役の証券ディーラーが書いた、株式投資の入門本です。

題名に「カラクリ」と入っていますが決して怪しい本ではありません。

左半分に図解、右半分に説明という構成で、見開きあたり1トピックずつ詳しく学べる構成になっています。

出版年が2019年と、株式投資の入門本にしては比較的新しいのもおすすめのポイントです。

著者の経験に裏付けられた知識で、わかりやすく解説されている良書です。

タイトル 『最新図解 株式投資のカラクリ』
著者名 高野謙
出版社 彩図社
発行年 2019年

#3:『図解ポケット 株・証券用語がよくわかる本』(石原敬子著)

株式と証券についての用語350語が、詳しい解説と図解で説明されている用語集です。

単にその用語の意味だけではなく、用語を使う背景なども交え深く解説されています。

1ページにつき1用語が割り振られ、ページの上半分が解説、下半分が図解という構成で読みやすく作られています。

取引や投資判断で困ったとき、解説と図解で助かる用語集です。

タイトル 『図解ポケット 株・証券用語がよくわかる本』
著者名 石原敬子
出版社 秀和システム
発行年 2018年

(2)アプリで勉強する

アプリで学ぶメリットは、通勤などのすきま時間を有効に使えることです。

スマートフォンで通信できればどんな場所でも、少しずつ効果的に学習を積み重ねていけます。

実際の投資行動を短期に圧縮してシミュレーションしたり、ゲーム感覚で経験値を得ながら毎日楽しめたりするアプリもあります。

アプリで学べば実際の投資行動に近い状況で、今までの知識を実践しつつ自由に学習することが可能です。

(3)動画で勉強する

勉強に動画学習を取り入れると、短い時間で効率的に学習を進められます。

視覚と聴覚を通じて情報をインプットすることで、印象に残る学習ができるからです。

証券会社や証券取引所のWebサイトにも、良質な学習用動画が多数公開されています。

動画で学べば短時間でより記憶に残りやすい学習ができ、いざというとき役に立ちますよ。

まとめ

株式投資について効率的に勉強するには、はじめに全体像をとらえつつ、ポイントを押さえるのが大事です。

利益を出していくためにはどうしたらよいか念頭に置いて知識をつけていけば、運用の結果に大きく差が出ます。

実際に予算の許す範囲で株式投資をはじめ、同時に学習を進めるとより早く知識が身につきます。

皆さんもさっそく学習をはじめて、株式投資にチャレンジしてみてください!

 

投資について本で勉強するなら、こちらも参考になります。

森 陽平

森 陽平公認会計士・税理士

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【監修者】金融機関等へのコンサルティング業務を経験し、ベンチャー企業において、IPO支援、投資戦略策定を行い、 M&Aや会計コンサルティング業務、投資・資産運用に対するアドバイザリー業務を行っている。

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