こんにちは!フリーライターの鎌田(かまだ)です。
この記事は、株式投資ビギナーの私が、実際に株式投資を行いながら運用結果と成長を報告する企画です。
読者の皆さんとともに学び、投資初心者からの脱却を目標としています。
前回までは、1万円以下で株式投資をはじめられる「PayPay証券(旧ワンタップバイ)」を使った投資から「SBI証券」へと移行、はじめて現物株式投資に挑戦する様子をお届けしました。
SBI証券で本格的な投資に挑戦する今回からは、タイトルを変更してさらなる成長を目指します。
これまでの投資を振り返りながら初心者にもわかりやすく説明していきます。
一緒に勉強していきましょう!
※この記事は4月28日時点の情報を元に作成しています。
▼前回の記事はこちら!合わせてご覧ください▼
1.これまでの流れと運用成績の振り返り
まずは、これまでに投資してきた流れと運用成績を振り返っていきましょう。
(1)PayPay証券でトータル6,000円の利益
少額取引ができるPayPay証券で資金3万円を入金、株の購入に初挑戦しました。
自分にとって馴染みのある企業、「オリエンタルランド」「Twitter」「Amazon」に投資しました。
完全なるビギナーズラックにより、トータル6,000円の利益を出しました。
株式投資の知識ゼロでも大企業の株に少額から投資できた「PayPay証券」はすばらしく、今後も利用者が増えていくだろうなと思っています。
1万円以下で、とりあえず株を買ってみたいという方はオススメですよ。
(2)SBI証券で現物株式投資に挑戦
PayPay証券で得た資金3万6,000円を、そのままSBI証券に移動して現物株式投資に挑戦しました。
ここで現物株式投資に挑戦した理由は、本格的な株の取引を経験して、最強トレーダーへと成長したかったからです!
初取引では、医薬品事業を展開する「ソレイジア・ファーマ(4597)」と婚活事業を展開する「タメニー(6181)」という2銘柄を購入、どちらも2万円以内で購入できるため小型株と呼ばれています。
銘柄名の横にカッコ()で書かれた数字は、「証券コード」といいます。
数多くの株式を間違いなく識別するために、それぞれの銘柄に数字がつけられています。
2.2021年4月の運用結果発表
※4/28時点の結果です
SBI証券で購入した2銘柄の運用結果は以下のとおりです。
ソレイジア・ファーマ | タメニー | |
購入価格 | 154.4円 | 160円 |
現在価格 | 141円 | 157円 |
損益 | マイナス1,340円 | マイナス300円 |
2021年4月の運用結果は、2銘柄ともにマイナスとなってしまいました。
株価がマイナスになった主な要因として、日経平均株価の下落に影響を受けたことが考えられます。
銘柄別に見ると、ソレイジア・ファーマは、事業に関わる業界の動きやニュースが少なかったことが要因かなと思います。
一方で、婚活サービス「タメニー」は、自社オンラインイベントサービスのリリース後、数日間は株価が値上がりしていました。
しかし、その後はマイナスまで下落してしまいガッカリ…。
新サービスが株価に与えた影響は一時的だったようです。
今後、大きな値上がりを期待できるのは、アフターコロナかもしれませんね。
この結果、SBI証券でのトータル損益は以下の金額となりました。
・トータル損益
株式資産:2万9,800円
現金残高:4,560円
資産合計:3万4,360円
SBI証券の口座に残っている現金残高4,560円と合わせると資産金額は3万4,360円です。
保有銘柄が値下がりしたことで、株式として保有する資産は下がってしまいました。
購入した株式は値下がりして損失が出たまま、現在も売却せずに保有しています。
このまま保有し続けた場合、さらに値下がりしてマイナスが膨らむこともある一方で、値上がりしてプラスになることもあるんです。
株式トレーダー界隈では「今はマイナスでも、いつかプラスになるだろう」と期待しながら売れずに、マイナスが膨らむことを「塩漬け状態」と呼ぶそうです。
現在の私は、まさに「塩漬け状態」そのものですね(涙)。
3.この企画の目標と今後の方針
これまでは、初めての株式投資だったこともあり、すべて「なんとなく良さそう」という理由で投資先を選んでいました。
しかし、このままではラッキーで利益は出せてもトレーダーとしての成長は見込めず、読んでくれている方々の学びにもならないでしょう。
そこで、株式トレーダーへと成長するために、今後の目標とトレード方針を決めてみました。
今後の目標:資金を2倍の6万円まで増やす
トレード方針:テクニカル分析を利用したスイングトレード
この企画は、もともと元手資金3万円からスタートしています。
そこで、企画目標として3万円を2倍の6万円まで増やすことをゴールに設定しました。
トレード方針は、株価チャートを利用した取引「テクニカル分析」を使い、数日から数週間で売買するトレード手法「スイングトレード」による株式投資を行っていきます。
と、色々と説明しましたが投資初心者にとっては難しい言葉だらけですよね。
正直なところ、私も難しくてビビってます。
それでも、投資初心者なりに勉強しながら実践し、それぞれの専門用語もわかりやすく解説していく予定です。
記事を読んでくれているみなさんと一緒に成長していけたら嬉しいです!
4.テクニカル分析とは何か?
まず、私がトレード方針として利用を決めた「テクニカル分析」とは何か?を勉強していきましょう。
テクニカル分析とは、株価の上がり下がり(チャート)を過去のデータと照らし合わせて分析し、その分析結果を参考に株式売買を行うトレード手法です。
簡単に説明すると、これまでの投資家たちの経験をもとに「この流れは価格上昇に期待できるかも!」「こうなったら売ったほうがいいかも!」という傾向を分析できる手法です。
株式投資でのテクニカル分析には、以下のようなメリットとデメリットが考えられます。
【メリット】
- 投資や経済の知識が少なくてもトレードできる
- 相場の動きを把握しやすい
【デメリット】
- 急な値動きに対応しにくい
- 定期的にチャートを確認する手間がかかる
私のような株式投資の知識が少ない投資初心者が継続して勝つためには、テクニカル分析が有効だなと感じました。
ちなみに、SBI証券の株専用スマホアプリには、株価チャートやテクニカル分析機能が搭載されており、初心者の私でも見やすく使いやすいのでオススメです。
5.テクニカル分析のひとつ「移動平均線」を解説
移動平均線とは、株価の動きを平均値でつなぎ合わせた折れ線グラフのことです。
上のチャート画像では、「黄色・赤・緑」でなめらかな曲線で表示されています。
ちょっとわかりにくいので、拡大したものが下の画像です。
この移動平均線を知り、株式トレードに利用することで、株価が過去の動きと比較してどのような傾向にあるのかをひと目で確認できるようになります。
株式投資では、株価が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかが重要な指標になるそうです。
(1)移動平均線の設定方法
移動平均線とひと言でいっても、株式トレーダーによってさまざまな数値設定や使用方法があります。
その中でも特に、移動平均線の数値設定はトレーダーによって大きく異なるようでした。
勉強すればするほど、さまざまな数値が出てきて混乱しました。
今回は、SBI証券でデフォルトとして設定されている以下の数値でトレードを行います。
短期線:5
中期線:25
長期線:75
設定値は、何日分の平均を出すかを表しています。
そのため、5に設定した短期線では、直近5日分の平均値をチャートに表示してくれます。
(2)売買するタイミング
株を売買するタイミングには、移動平均線を使用した買いのサイン「ゴールデンクロス」と売りのサイン「デッドクロス」を利用します。
移動平均線の短期線が中期線を上方向に突き抜けたタイミングが「ゴールデンクロス」です。
下の画像は、短期線(黄色)が中期線(赤)を上方向に突き抜けているゴールデンクロスの状態です。
一方で、短期線が下方向に突き抜けたタイミングが「デッドクロス」です。
事前に下降トレンドを予測して大きな損失を防ぎます。
下の画像は、短期線(黄色)が中期線(赤)を下方向に突き抜けているデッドクロスの状態です。
今回、勉強したテクニカル分析は「ゴールデンクロスになったら買い、デッドクロスで売る」という超初心者向けのパターンです。
移動平均線を利用した売買サインには、紹介した手法のほかに「グランビルの法則」という手法も多くの書籍で紹介されていました。
勉強してみると、「移動平均線」と「グランビルの法則」を組み合せたトレード手法は、株式投資初心者に向いているテクニカル分析として有名だそうです。
この記事ですべてを解説すると、投資初心者の私は頭がパンクするので、次回までに勉強してわかりやすくお伝えしますね。
まとめ
今回から、1万円以内で株式投資ができる「PayPay証券」を卒業し、SBI証券で現物株式を開始しました。
さらに、資金を3万円から6万円に増やすという目標。テクニカル分析というトレード手法を使った新たな方針も決定しています。
次回からも、細かな取引内容の公開と運用成績の発表は継続していきます。
これまでのように、勘でトレードするのではなく、テクニカル分析という明確な指標をもとに根拠をもった株式投資をお届けしますのでお楽しみに。
それではまたお会いしましょう!
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