20代におすすめの投資方法は?金融ライターの失敗エピソードも大公開

結婚、子育て、住宅購入、教育、老後資金など、20代がこれから通過するかもしれないライフイベントを考えると、「そろそろ資産運用した方が良いのかな?」と思う人も少なくないでしょう。

声を大にして言いたいのは「資産運用は20代からスタートした方が良い」ということ!

20代は他の年代に比べて自由に使えるお金が多いですし、資産運用の期間が長いほど「複利効果」により、将来的に大きな収益が期待できるからです。

そこで今回は「20代×投資」をキーワードに、20代におすすめの投資方法や注意点、反面教師として筆者(20代)の投資失敗エピソードなどを紹介します!

PayPay証券

1.20代が投資を始めるきっかけは?

20代は、どんなきっかけで投資を始めているのでしょうか。

日本証券業協会が行った「個人投資家の証券投資に関する意識調査」(2020年10月)では、有価証券への投資について検討したきっかけや、興味・関心を持った理由などの調査結果を発表しています。

この調査結果によると、20代は他の年代と比べ、

  • 「NISA」や「つみたてNISA」など、投資に関する税制優遇制度があることを知った
  • 少額からでも投資を始められることを知った

をきっかけに挙げている人が多くいました。

さらに同調査では、”コロナ禍で投資を始めた20代が多い“という結果も報告されています。

コロナ禍の株式市場は春先に一時大きく下落をしたものの、その後大きく上昇していることから、関心を持った人も多いのでしょう。

調査結果

画像:同調査資料P.12より。コロナ禍で投資額を増やした20代〜30代も32.0%と、他の世代に比べて多い

このように20代は「税制優遇や少額投資を知ったこと」や「コロナ禍」をきっかけに投資を始めた人が多いようです。

参考:個人投資家の証券投資に関する意識調査(2020年10月)

THEO+docomo

2.20代におすすめの投資方法

おすすめの投資方法は、投資する目的により異なりますが、20代で「これからのライフイベントに向けて少しでもお金を増やしたい」という人は「分散投資&長期運用」がおすすめ

分散投資をすることで、損をするリスクを抑えつつ、より大きなリターンを追求できます。

また、リスクを抑えた分散投資は、長期運用に最適です。

長期運用をすれば、価格上昇に伴い、複利効果により雪だるま式に資産を増やすことができますよ。

そこでこの章では、少額から分散投資&長期運用ができる投資方法として、下記4つを紹介していきます。

  1. 投資信託で長期運用
  2. ロボアドバイザーでお任せ運用
  3. ミニ株で分散投資
  4. ポイント投資で投資に慣れる

(1)投資信託で長期運用

投資信託とは、一言でいうと「専門家に運用を任せる金融商品」です。

金融知識に自信がない人であっても、自分に代わって専門家が運用してくれるので、安心感があるのではないでしょうか。

投資信託は、1万円程度から始めることができる上に、さまざまな商品・銘柄の組み合わせでできており、手軽に分散投資をすることができます

もちろん、分散投資によるリスク分散もされているため、長期運用にもピッタリ。

また、投資信託の一種であるETF(上場投資信託)もおすすめです。

ETF(上場投資信託)とは

日経平均株価やNYダウなどの株価指数と連動するようにつくられた投資信託。
上場しているため、リアルタイムで売買できる。

例えば、日経平均株価と連動するETFを買えば、日経平均株価を構成する225銘柄に投資をしているのと、ほぼ同じ運用効果を得られます。

ETFはどの証券会社でも購入できますが、こちらの記事で紹介しているPayPay証券(旧ワンタップバイ)でも買えますので、是非読んでみてください。

(2)ロボアドバイザーでお任せ運用

ロボアドバイザーとは、投資対象の選定や資産配分(ポートフォリオ)の提案や運用、リバランス(ポートフォリオの資産比率を調整すること)などを自動で行ってくれる資産運用サービスのこと

ロボアドバイザーは2種類ある

ロボアドバイザーは大きく「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類がある。

    • アドバイス型:運用側のAIが、投資家に最適な投資対象やその比率(ポートフォリオ)をアドバイスする。
    • 投資一任型:ロボアドバイザーが提案するポートフォリオに合意すると、運用商品の発注や銘柄入れ替えなどを自動で運用してくれる。

ロボアドバイザーでは、いくつかの質問に答えるだけで、自分に最適なポートフォリオを提案してくれるので、投資初心者でも安心して運用できるのではないでしょうか。

また、ポートフォリオは複数の金融商品が組み合わさってできているので、分散投資もばっちりで、長期運用にも適しているでしょう。

ロボアドバイザーの「THEO+docomo」は、dポイントを貯めながら運用できるおすすめのサービスです。

(3)ミニ株で分散投資

ミニ株というのは、100株などの単元株より少ない単位で個別銘柄に投資ができるサービスのこと。

通常、株式は100株単位で売買されています。

そのため、例えば株価が1,000円の銘柄Aの場合、最低でも1,000円×100株=10万円を用意しないと購入することができません。

分散投資をするとなると、まとまったお金が必要になりそうですね。

しかし、例えば、1株単位で購入できるミニ株の場合※、銘柄Aは1,000円(1,000円×1株)あれば購入することができます。

ミニ株であれば、資金的に個別銘柄でも、分散投資をしやすくなりますね。

ミニ株に興味がある人は、ぜひ下記の記事を参考にしてください。

※ミニ株で購入できる最低株数は証券会社によって異なる

(4)ポイント投資で投資に慣れる

ポイント投資とは、その名のとおり「お金の代わりにポイントで投資をする」というもの。

ポイント投資は、現金を使わないため、正確には投資を体験する”投資サービス”という側面が強いのですが、「いきなり現金使って投資は怖い・・・」という人にとっては、気軽に始められるサービスではないでしょうか。

また、運用先によっては分散投資をすることもできますよ。

ポイント投資に利用できるポイントには、例えば楽天ポイントやdポイント、LINEポイントなどがあります。

「普段の買い物でポイントが貯まっているけど、特に使い道は決まっていない」という人は、ポイント投資をして、まずは投資を経験してみてはいかがでしょうか。

ポイント投資に興味がある人は是非以下の記事を読んでみてください。

初株キャンペーン

3.20代が投資をする際の注意点

20代が投資をする際に注意しておきたいポイントは以下の2点です。

  1. 余裕資金で投資する
  2. 分散投資を心がける

順に説明していきます!

(1)余裕資金で投資する

投資は余裕資金で行います。

“余裕資金”の解釈は人それぞれですが、ここでは「万が一なくなっても、生活に影響の出ない資金」と覚えておきましょう(もう少し具体的に表現すると「生活費+貯金以外のお金」でしょうか)。

投資はお金が増える可能性がある一方、元本割れの可能性もあります。

なくなったら困るお金も投資に回してしまうと、万が一損をした場合、ライフプランが狂う恐れも・・・。

そうしたリスクを避けるためにも、必ず余裕資金で投資をするようにしましょう。

(2)分散投資を心がける

分散投資とは、複数の金融商品に投資をすることで、暴落時の損失を減らしつつ、好リターンを目指す投資手法です。

1つの商品に集中投資をすると、その商品が暴落した場合、大損失を被る可能性があります。

一方、分散投資をすれば、特定の商品が暴落してしまっても、他の商品の値上がりでカバーできるかもしれません。

通常、株式の個別銘柄などで分散投資をしようとすると、まとまったお金が必要になりますが、投資信託やミニ株では、1万円~数万円程度の少額から分散投資をすることも可能です。

楽天証券

4.筆者(20代)の投資の失敗エピソード

ここで、20代である筆者が実際にやらかしてしまった、投資失敗エピソードをお伝えしたいと思います。

投資前に“売るシナリオ”を考えておく重要性を学んだ失敗談です。

この体験を反面教師にしていただけたら、私の損失も浮かばれることでしょう(涙)。

(1)インバウンド需要を期待して鉄道株を購入

私は2018年6月に、ある鉄道会社の株を購入しました。購入した理由は以下の2つです。

  • 業績好調
  • 訪日外国人客増加による鉄道利用者増

当時は第2次安倍内閣の経済政策「アベノミクス」が功を奏し、日経平均株価が2万4000円台を回復していた頃で、多くの外国人が日本に訪れていました。

「これは株価上昇は堅いなぁ~」と”株価が上がるバラ色の未来”のみを頭に描き、その鉄道株を購入したのです。

(2)悲劇!謎の株価下落。そして……

しかし、購入した直後から株価は大きく下がり始めます。

しかも困ったことに、いくら調べても下落の理由らしい理由が分かりません。

業績に悪影響を与える出来事が起きたわけでも、訪日外国人客が減少したわけでもなかったです。

どうしよう!?上がるはずだったのに、なぜ!?

そして私は、下がり続ける株価を横目にパニックになり、損切りをしてしまいました。

売却後の株価はどうなったと思いますか?

ちょうど売却した株価あたりを底に反発し、上下することはありつつも、2020年春のコロナショックまで堅調に推移しています。

なぜあのときに売ってしまったのか……。今でも悔やまれる出来事です(涙)。

(3)教訓:売るタイミングも決めておこう

筆者はこの経験から、以下2点を学びました。

  1. 商品を買った理由(今回でいうと①業績好調②訪日外国人客数増加)が崩れない限りは、早急に売却しなくて良い
  2. あらかじめ「どうなったら売るのか」という”売るシナリオ”を考えておかないと、パニック売りをして、損するリスクが高まる

特に2番目が重要なポイントだと感じます。

投資をするときに、多くの投資家は価格が上がることは想像するでしょうが、価格が下がるシナリオまでは描かないかと思います。

しかし、「どうなったら売るのか」という”売るシナリオ”も投資前に考えておかないと、筆者のようにパニック売りをしてしまい、損をするリスクが高まるでしょう。

この教訓を胸に、私は今も投資に励んでいます。

THEO+docomo

まとめ

今回は20代におすすめの投資方法や、20代である筆者の投資失敗エピソードなどを紹介しました。

20代は、自由に使えるお金が多いことやこれからのライフイベントを考えると、投資を始めるのに最適な時期といえます。

比較的スタートしやすい投資法には、ポイント投資や投資信託、ETF、ロボアドバイザーなどがあります。

もし応援したい企業があれば、その企業の株を購入してみるのも良いでしょう。

ぜひ余裕資金で投資を始めて、将来に使えるお金を増やしてみてくださいね。

※ライター:庄子 鮎

渡辺 広康

渡辺 広康公認会計士・税理士

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【監修者】在学中に公認会計士資格を取得。金融機関等へのコンサルティング業務を経験し、M&Aや会計コンサルティング業務、投資・資産運用に対するアドバイザリー業務を行っている。

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