「不労所得ってなんだろう?」
「不労所得だけで生活できるのかな…」
このように考えていませんか?
今は給与収入で生活している方でも、工夫と努力次第では、不労所得で生活できるようになります!
そこで本記事では、不労所得の概要や不労所得生活のメリット・デメリットについて解説します。
この記事を読んで、夢の不労所得生活を目指してみてはどうでしょうか?
なお、以下の記事でおすすめの不労所得について詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
1.不労所得とは
「不労所得」とは、労働せずに得られる所得のことです。
一方で、労働によって得られる所得のこをと、「勤労所得」と呼びます。
勤労所得の方が一般的なイメージがあるかもしれないですが、不労所得のみで生活している人も多くいます。
2.不労所得生活のメリット・デメリット
不労所得に頼る生活には、メリットとデメリットの両方があります。
それぞれをきちんと把握した上で、不労所得を得るための方法を選びましょう。
(1)不労所得生活の5つのメリット
不労所得生活のメリットは、以下の5点です。
では順に説明します。
#1:自分が働けなくなっても一定の収入が得られる
不労所得は、もし働けなくなっても収入が途絶えないため、もしもの場合の備えになります。
- 急病で入院を余儀なくされた
- 怪我をして会社に出勤できない
- 突然解雇された
ケガや病気、リストラなどのトラブルがあっても収入が安定して得られるのが、不労所得の大きなメリットです!
#2:複利効果でお金が増えていく
不労所得の中でも、投資によって運用するタイプのものは、「お金がお金を呼ぶ」ように資産が増加します。
こうしたお金の増え方のことを、「複利効果」といいます。
たとえば投資信託100万円購入し、年利6%で10年間運用できた場合、1年後には106万円、5年後には133万円、10年後には179万円に増えます。
もちろん購入時の価値よりも下落する「元本割れリスク」や、予想していた年利には至らない可能性も十分あるので注意が必要です。
しかし、自分で働かなくても複利効果によって収入を得ることができることは、投資系不労所得の大きな魅力でしょう。
#3:さまざまなスキルが身につく
サイト運営やYouTubeチャンネルの運営、コンテンツ販売等から不労所得を得る場合、それらの運営や販売ノウハウが身につきます。
たとえばYouTubeチャンネルの運営には、動画撮影や編集スキルだけでなく、脚本執筆能力やトークスキル、企画力等も求められます。
不労所得を得るためにコンテンツ作成に挑戦をすることで、幅広いスキルを身につけることが可能です。
#4:キャピタルゲインが期待できる
収益物件の購入やWebサイト運営、YouTubeチャンネル運営、株式の配当所得等で不労所得を得ている場合、それらを売却することによる売却益が期待できます。
たとえば、100万円分の株式を購入し、10年経過後にその株式が200万円で売却できた場合、購入時価格の差額である100万円の売却益が得られます。
運営しているWebサイトやYouTubeチャンネルから収益が発生している場合、収益やPV(ページビュー数)に応じた価格で売却をすることもできます。
中には1,000万円以上の値が付くものもありますので、WebサイトやYouTubeチャンネルを育てながら収入を得て、成熟したら売却するのもいいでしょう。
#5:家族に資産を残すことができる
株式や投資信託による配当や不動産の家賃収入、サイト運営によるアフィリエイト収入等は、自分がいなくても収益が入り続けます。
もし自分が死亡した場合や、ケガや病気によって高度の後遺障害が残った場合、勤労所得しかないと収入がゼロになります。
生命保険の保険金や預貯金は、切り崩して生活することになるので、年数が経過すればするほど資産が減少するでしょう。
またこれらの不労所得を売却することで、まとまった現金を得ることも可能です。
不労所得は生命保険や預貯金のような、安心できる資産にもなります。
(2)不労所得生活の3つのデメリット
不労所得による生活には、良い点ばかりではなくデメリットもあります。
それは次の3点です。
では順に説明していきます。
#1:収益が安定しないリスクがある
不労所得は、景気の変動や第三者の行動などで収益が増減するリスクがあります。
たとえば投資信託は、投資の専門家によって運用されるため、安定した利益が出ると思われがちです。
ところがいくらプロが運用していても、日本市場や海外市場が暴落を起こせば、その価値も大きく損なわれてしまいます。
株式投資やFX取引も同様に、市場の変動によって大きく利益が増減します。
またWebサイト運営やYouTubeチャンネル運営は、Googleの施策変更によって収益が日々増減する性質があります。
どんなに高品質なWebサイトやチャンネルを構築しても、Googleの施策変更によって表示順位が下がってしまえば、収入は激減してしまうのです。
比較的安定している不動産投資でも、周辺エリアの開発状況や景気の動向に左右されやすく、もし空室になってしまえば収入は0になってしまいます。
このコロナ禍では休業・廃業による収入の低下や、テレワークの促進によって、多くの不動産オーナーが賃料滞納や退去者増加という痛手を受けたそうです。
外部環境に左右されがちだからこそ、先を見通した勝算のあるプランを作成して、計画的に仕組み作りをしましょう。
不労所得の種類についてまとめましたので、是非参考にご覧ください。
#2:収益化までの作業量が膨大になりやすい
Webサイト運営やYouTubeチャンネルの運営など、仕組みを構築してそこから収入を得るタイプの不労所得は、収益化までに大きな労力を要します。
記事執筆や動画撮影を継続して行うため、1日に数時間は拘束されてしまいます。
作業の外注も可能ではありますが、完全に外注する際は大きなコストがかかります。
初めから外注する資金がない人や、不労所得を目指すまでの仕組み化に時間を要したくない人は、不労所得は向いていないと言いえるでしょう。
#3:不労所得の詐欺に騙される可能性がある
これは不労所得生活に至るまでのリスクですが、不労所得に関する詐欺商材や詐欺ツール、再現性のないノウハウ販売等に騙される危険性があります。
国民生活センターには、毎年数多くの情報商材に関する相談が寄せられ、2017年の1年間に寄せられた相談件数は6,635件でした。
その多くが副業や投資、ギャンブルに関するものでした。
「簡単に高収入を得られる」といった誘い文句で、数万円から数百万円の教材やノウハウを販売する手口も横行しています。
このような情報商材やノウハウに騙されないよう、金融リテラシーを身に付けることは非常に重要です。
以下の記事では、不労所得を得るためにおすすめの資産運用を学べる本を紹介していますので、ご覧ください。
まとめ
今回は、不労所得で生活する際のメリット・デメリットについて解説しました。
不労所得にはさまざまなメリットもありますが、デメリットも少なからず存在します。
収益の不安定さや詐欺に左右されないよう、注意を払いながら不労所得の仕組みを構築するといいでしょう。
きちんと不労所得が得られる仕組みや体制を構築すれば、一定の収入が入り続けますので、生活と精神に大きなゆとりが生まれます。
ぜひ今後のライフプランに生かしてみてくださいね!