NYダウはCFDで買おう!メリットやおすすめ証券会社をCFDトレーダーが解説!

資産運用で使われる金融商品のひとつに、CFD(Contract for difference・差金決済取引)があります。

CFDの魅力はなんといっても「少ない資金で大きな利益を得られるチャンスがある」こと。

そんなCFDで人気の銘柄が、NYダウです。

NYダウはこの10年間で2倍近くになっていて、もしCFDでNYダウに投資をしていたら、ETFなどの現物取引では決して得られなかった大きな利益が手に入ったことになります。

そんなNYダウの今後の値上がりを期待する投資家は、筆者だけではないでしょう!

今回はそんなNYダウをCFDで買うメリットや、NYダウをCFDで買えるおすすめの証券会社などを、日頃からCFDを取引している筆者が徹底解説していきます。

この記事を読んでCFDやNYダウを知れば、きっと買ってみたくなりますよ!

DMM CFD OANDA Japan(CFD)

CFD:さまざまな指数にレバレッジをかけて投資できるしくみ

CFDとは、少額から株式や株価指数、金や原油などの商品、債券などさまざまな金融商品にレバレッジをかけて投資ができる取引のことです。

CFDはレバレッジをかけられる点が特徴。

レバレッジとは

レバレッジとは、「てこの原理」を意味します。

レバレッジをかければ、担保として預けた資金以上の金額で取引することが可能です。

例えば、10万円を預けて、レバレッジ5倍をかけてCFDを取引する場合、50万円分(10万円×レバレッジ5倍)の売買をすることができます。

通常、NYダウを100万円分購入するには100万円を用意しなければいけません。

一方、CFDでは10万円に10倍のレバレッジをかければ、NYダウを100万円分購入することができるのです。

CFDを活用すれば、資金効率良く資産運用ができそうですね。

DMM CFD

CFDの4つのコスト:手数料、スプレッド、金利、配当

CFDの基本的なコストは以下4つです。

  • 手数料:銘柄の売買時にかかる手数料。ただし、CFDは手数料が無料の証券会社も多い。

  • スプレッド:買値(ASK)と売値(BID)の差。スプレッドが狭いほど、コストが低く、利益を上げやすい。

  • オーバーナイト金利:日をまたいでポジションを保有した場合に発生するコスト。原則、買いポジションで日をまたぐと、オーバーナイト金利を支払わなければいけない。

  • 配当:配当権利確定日に買いポジションを持っていると、配当金に相当する「配当金相当額」をもらえる。逆に売りポジションの場合は「配当金相当額」を支払わなければいけない。

その他、口座管理手数料がかかる証券会社もあります。

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NYダウを買う方法は4つ

さて、NYダウを買おうと思ったときには、どのような方法があるのでしょうか。

ここでは以下4つの方法を解説していきます。

  1. 投資信託
  2. ETF
  3. CFD
  4. NYダウへの個別投資

順に見ていきましょう!

(1)NYダウに連動する「投資信託」を購入

NYダウに連動する投資信託を買えば、NYダウに投資をしたときと同じ投資効果を得られます。

NYダウに連動する投資信託は、NYダウが1%上がれば投資信託も1%上がり、逆にNYダウが1%下がれば投資信託も1%下がるような運用をしています。

後述するETFと異なり、証券会社でわざわざ口座開設をしなくても、銀行やゆうちょ銀行でも購入することが可能です。

NYダウと連動する投資信託はいくつかありますが、どの投資信託もNYダウと連動を目指している以上、パフォーマンスの差はほぼありません。

そのため、どの投資信託を買うかは、販売手数料や運用会社等に対して支払う運用手数料である信託報酬、為替ヘッジの有無などを比較し選びましょう。

投資信託を運用するなら、利益が非課税になる「NISA口座」を使うのもおすすめです。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

(2)NYダウに連動する「ETF(上場投資信託)」を購入

NYダウに連動するETFを購入する方法もあります。

先述した投資信託と同様に、NYダウと同じくらい上昇(下落)する動きをします。

ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」。

ETFも投資信託の一種なのですが、投資信託との大きな違いは、ETFは上場しているという点です。

投資信託と異なりETFは上場しているため、値動きをリアルタイムで確認しながら、取引をすることができます。

ETFに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!

(3)NYダウに連動する「CFD」を購入

CFDでは、NYダウへ投資をすることができます。

CFDで投資ができる商品は証券会社によって異なりますが、NYダウはかなりメジャーなので、ほとんどの証券会社で取り扱っています。

レバレッジをかけ、より大きな金額でNYダウを買いたい人は、CFDが第一候補になるでしょう。

OANDA Japan(CFD)

(4)NYダウ銘柄の個別株を購入

NYダウを構成する個別銘柄に投資をしていく方法もあります。

2020年1月現在、NYダウは、アップルやマイクロソフト、ビザなど30銘柄から構成されています。

30銘柄へうまく割合を考えて投資をすれば、NYダウのパフォーマンスに近づけることができるでしょう。

ただ、「30銘柄全て購入する資金がない」「30銘柄の中からさらに厳選して銘柄を選びたい」という人もいるかと思います。

そんな人には、1,000円から米国株に投資ができるPayPay証券(旧One Tap BUY)がおすすめ。

PayPay証券では、NYダウ構成30銘柄のうち、3Mやハネウェル・インターナショナルなど3銘柄は取り扱っていませんが(2021年1月現在)、残りの27銘柄は1,000円から買うことができます。

気になる人は是非下記の記事をご覧ください。

One Tap BUY

NYダウをCFDで取引するメリット3選

前章ではNYダウを買う方法をいくつか紹介してきましたが、そのなかでもCFDで取引するメリットはなんでしょうか。

ここでは以下、3つのメリットを解説します。

  1. レバレッジをかけられる
  2. 上昇トレンド・下降トレンドとも対応できる
  3. ほぼ24時間売買できる

順番に見ていきます!

(1)1倍〜20倍のレバレッジをかけられる

CFDはレバレッジをかけられるため、少ない資金でも大くの利益を得られるチャンスがあります。

レバレッジの幅は証券会社や取引する指数によって異なりますが、最大10〜20倍程度までかけられるものが多いです。

例えば10万円を元手にNYダウへ投資し、その後10%上がった場合、レバレッジの有無により利益額は下記のとおり違ってきます(スプレッドや手数料など各種コストは除外して計算)。

利益額の差は?
  • レバレッジなしの場合(現物取引の場合)

10万円×10%=1万円の利益

  • レバレッジ10倍の場合(CFDの場合)

10万円×レバレッジ10倍×10%=10万円の利益

上記の例では、同じ10万円を元手にしても、CFDの方が9万円も利益が多いですね。

実際には、CFDの買いポジションの場合、オーバーナイト金利というコストが日々かかりますので、その分現物取引に比べて利益率は減ってしまいます。

しかしそのコストを踏まえても、CFDには現物取引よりも利益の絶対額を大きく得られるチャンスがあるのです。

ただしレバレッジをかけすぎると大きな損失を被る可能性もありますので、過度なレバレッジや多すぎる取引額には充分注意しましょう。

(2)上昇トレンド・下落トレンドとも対応できる

CFDは買いだけでなく、売りからも入ることができます。

「売りから入る」とは、将来的な値下がりを予想し、「売り→買い」という順番で取引すること。

もしNYダウが今後値下がりすると判断すれば、売りから入ることで、利益を上げることができます。

買いだけでなく売りからも入れるCFDなら、相場が上がっても下がっても利益を上げられるチャンスがあるのです。

(3)ほぼ24時間売買できる

NYダウの場合、平日午前8時30分~翌朝午前6時(サマータイム時は午前5時)までの、ほぼ24時間取引することができます。

そのため、重要イベントの前後の取引チャンスを逃すことがありません。

突発的な値動きに対してチャンスを感じたら、即座に取引することができますよ。

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CFDの取り扱い商品数が多い証券会社は?

CFDの取り扱い商品数は証券会社により異なります。

ここでは取り扱い商品数が多い証券会社として、以下2社を紹介していきます。

  1. サクソバンク証券
  2. IG証券

(1)サクソバンク証券

サクソバンク証券は、欧州銀行系のオンライン証券会社として、世界で25年以上、日本国内では10年以上金融サービスを提供している会社です。

そんなサクソバンク証券では、日本株やNYダウなどの株価指数、外国株式など約9,000のCFDを提供しています。

コロナ禍において、口座開設数が前年比2倍になるなど、伸びをみせている証券会社です。

(2)IG証券

IG証券は、イギリス・ロンドンを本拠地に、45年以上金融サービスを提供しているIGグループの日本拠点です。

IG証券では、17,000以上のCFD銘柄を取引できます。

グローバル企業ならではの、他の証券会社では取り扱っていないようなニッチな銘柄も取り揃えているのが特徴です。

OANDA Japan(CFD)

NYダウをCFDで買える国内証券会社のおすすめ2選!

前章ではCFDの取り扱い商品数の多い証券会社として、外資系証券会社を2社紹介しました。

もし、「初心者がいきなり海外の証券会社で取引するのはハードルが高い」と思う場合には、国内の証券会社でもNYダウを買える証券会社がありますよ!

この章ではNYダウをCFDで買えるおすすめの国内証券会社として、以下2社を紹介します。

  1. DMM CFD(DMM.com証券)
  2. くりっく株365(ひまわり証券)

どちらも魅力的なサービスを展開していますので、ぜひチェックしてください。

(1)DMM CFD(DMM.com証券)

DMM CFD

「DMM CFD」は、DMM.com証券が提供しているCFD口座です。

DMM CFDでは、NYダウを含め、以下7銘柄に絞って取り扱っています。

  • 日経平均株価
  • NYダウ
  • ナスダック100指数
  • S&P500指数
  • 原油

サクソバンク証券やIG証券に比べると、取り扱い商品数は少ないですが、その分厳選しています。

初心者は「銘柄数が多すぎて、どれに投資をすればいいのか分からない」と悩むことも多いかもしれません。

そんなときはDMM CFDで取引してみてください。

すでにメジャーな7銘柄に絞られているので、その中から気になるものを選べばいいのです!

DMM CFDはサポート体制◎

DMM CFD営業日24時間、電話もしくはメールで問い合わせをすることができます。

注文の仕方やロスカットについてなど分からないことは、真夜中でも質問することが可能です!

まずはサポート体制バッチリなDMM CFDで取引に慣れるといいでしょう。

DMM CFD

(2)くりっく株365(ひまわり証券)

ひまわり証券

ひまわり証券が提供している「くりっく株365」でもNYダウをCFDで買うことができます。

ひまわり証券もDMM CFD同様に取り扱い商品を厳選。以下4銘柄を取り揃えています。

  • 日経平均株価
  • NYダウ
  • DAX指数(ドイツ株価指数)
  • FTSE100(イギリス)

どれも各国を代表する指数ですね。

先述したDMM CFDでは取り扱っていない、DAX指数やFTSE100も取り扱っています。

取り扱い商品についての注意点!

「くりっく株365」では、現行の4銘柄(日経平均株価・NYダウ・DAX指数・FTSE100)は、2021年3月11日に取引が終了します。

2020年10月より、ひまわり証券取り扱いの4銘柄は、約15ヶ月でリセット(最終決済)されるリセット付商品として運用されており、2021年3月以降はこのリセット付の商品を取引することになります。

ひまわり証券のCFDは「ループ株365」が使える

ひまわり証券の特徴は、自動取引システム「ループ株365」を使える点です。

ループ株365とは

取引したい指数を選び、売りか買いかを設定すれば、あとは自動で取引してくれる自動取引システム。

設定値幅ごとに相場の上下に合わせて、細かく利益を積み重ねていきます。

ひまわり証券によると、これまで運用されたループ株365の81.9%で利益がでているようです(2020年11月末時点で設定された、クリック株365の本番口座を対象に算出。下記公式バナーより)。

ループ株365なら自動で取引してくれるため、初心者でもお任せで資産運用することができますよ!

くりっく株365

NYダウをCFDで運用し、少額で利益を上げよう!

CFDは、さまざまな指数を少額から購入でき、レバレッジを張ることによって大きな利益を上げられる可能性があります。

中でもアメリカを代表する企業で構成されるNYダウは投資先の有力候補となるでしょう。

リスク管理に充分気をつけながら、CFDでNYダウを取引してみてはいかがでしょうか。

※ライター:庄子 鮎

DMM CFD くりっく株365

 

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