「ネオモバ」と「PayPay証券」、どっちで取引すべきか迷っていませんか?
ネオモバはTポイントで投資ができるので、貯まったTポイントを有効活用できます。
一方のPayPay証券で、日本株・米国株を1,000円から少額でコツコツ投資をするのも良さそうです。
その他にもそれぞれ魅力的な特徴があるので、一体どっちで取引したら良いのか分からない・・・と思うのも無理はありません!
そこで今回はネオモバとPayPay証券、それぞれの強みや弱みを徹底比較しつつ、どんな人にどっちのサービスが合っているのかを解説していきます!
ネオモバ?PayPay証券?まずはサービスの特徴を押さえよう
どちらのサービスが自分に合っているのかを知るためには、それぞれのサービス内容をよく知ることが大切です。
そこでまずはネオモバ・PayPay証券、それぞれのサービスの特徴を見ていきましょう。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の3つの特徴
SBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)は、ネット証券最大手のSBI証券とTポイント事業を展開しているCCCマーケティングが共同出資した会社です。
ネオモバでは国内株式、FX、ネオWへ投資できる他、ひとかぶIPOやiDeCo、WealthNavi for ネオモバを利用できます。
そんなネオモバには以下3つの特徴があります。
順に見ていきましょう。
【特徴1】Tポイントを使って投資ができる
ネオモバの最大の特徴が、Tポイントで投資ができる点です。
ネオモバでTポイント投資ができるサービスは・・・
- 株(国内株式)
- ネオW
- FX
の3つ。
ネオWは、1週間後の日経平均が「上がるor変わらないor下がる」の3つの中から予想するサービス。
予想が的中した場合、購入金額が最大2倍になる。
ネオモバではTポイント1ポイント=1円相当で利用できます。
さらに株は1株単位で買えるので、例えば金融大手の三菱UFJフィナンシャル・グループや自動車大手の日産自動車であれば、Tポイント約600ポイントで1株購入し、それらの企業の株主になれます(2020年3月5日時点)。
このようにネオモバでは、何気なく貯めてはいるものの、使い道が決まっていないTポイントを投資という形で有効活用できるのです。
【特徴2】「ひとかぶIPO」で1株からIPOに申し込める
ネオモバでは1株からIPOに申し込める「ひとかぶIPO」を提供しています。
IPOに申し込み、抽選に当たると「上場前に公募価格で株を買う」ことができる。
上場後、公募価格より株価が高く推移する場合が多いことから、一部ではIPOは「無料で参加できる宝くじ」とも呼ばれている。
IPOは通常100株単位での申し込みのため、数十万円を用意しなければならないケースが多いです。
一方、ネオモバでは1株からIPOに申し込めるので、数千円さえ用意すれば大抵のIPOに申し込むことができます(Tポイントは利用不可)。
【特徴3】「WealthNavi for ネオモバ」を利用できる
「WealthNavi for ネオモバ」は、1万円から始められるおまかせ資産運用サービス。
WealthNavi for ネオモバでは、簡単な6つの質問に答えるだけで、あなたの目標金額やリスク許容度を診断し、最適なポートフォリオ(資産の組み合わせ)を自動で構築・運用してくれます。
WealthNaviサービス開始後のパフォーマンス(2016年1月19日~2021年1月29日)は、+25.7%~47.8%※と大きなリターンを生み出しています。
「自動で商品や資産配分を決めて運用してくれる&今まで実績がある」のでどんな商品に投資したら良いのか分からない、という人には、心強いサービスですね。
※リスク許容度に応じたポートフォリオにより異なる
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PayPay証券の2つの特徴
PayPay証券(旧One Tap BUY)は、2016年にスマホ証券サービスを開始した、スマホ証券の先駆けとも呼べる証券会社です。
PayPay証券では日本株と米国株、CFDなどを提供しています。
そんなPayPay証券には以下2つの特徴があります。
順番に解説していきます。
【特徴①】日本株や米国株を1,000円単位で投資できる
PayPay証券では、日本株・米国株に1,000円単位で投資できます。
また、PayPay証券で投資ができるのはカルビーやメルカリ、Amazon、ビザなど厳選された日本株・米国株たちです。
厳選されている分「銘柄が多すぎてどこに投資したら良いのか分からない」という心配は少なく済みます。
日本株の場合、1株単位で少額から購入できるサービスは他にもありますが、米国株へ1,000円から少額投資ができるのは、PayPay証券ならではの特徴です。
PayPay証券の注文方法は・・・
- 銘柄を選ぶ
- 金額を指定する
- 「買う」をタップ
の3ステップのみと、とても簡単です。
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【特徴②】「CFD」や「誰でもIPO」、「つみたてロボ貯蓄」など多彩なサービスを提供している
PayPay証券では日本株・米国株以外にも、「CFD」や「誰でもIPO」、「つみたてロボ貯蓄」など多彩なサービスを提供しています。
- CFD:預けた金額の5倍もしくは10倍の金額を取引できる
- 誰でもIPO:1株からIPOを申し込める
- つみたてロボ貯蓄:1,000円からアプリが自動で積立投資をしてくれる
- おいたまま買付:残高があれば送金手続きをせずに、その場で株式の購入が可能
どのサービスもスマホで簡単に取引できるので、まずは少額から試してみても良いでしょう。
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ネオモバとPayPay証券を徹底比較!勝者はどっち…!?
それではネオモバとPayPay証券をさまざまな角度から徹底比較してみます!
ネオモバ | PayPay証券 | |
何を取引できる? | 国内株式、FX、ネオW、ひとかぶIPO | 国内株式、米国株式、CFD、誰でもIPO |
株式取引の手数料(スプレッド)はいくら? |
月間の約定代金合計額により220円~5,500円(税込) なお、月間約定代金合計額が1,000万円以上は+100万円ごとに1,100円(税込)が加算 |
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いくらから投資できる? |
数百円~ |
1,000円~ |
強みは? |
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弱みは? |
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※9:00~11:30・12:30~15:00
※1 現地時間9:30~16:00(日本時間 23:30~6:00・夏時間22:30~5:00)
違いがイメージできましたか?
ここからは「手数料」と「投資資金」について、もう少し両サービスを深堀りして比較してみましょう。
手数料:投資金額4万4,001円/月以上であれば、ネオモバに軍配
日本株の手数料は、投資金額によってどちらが安く抑えられるか異なります。
- 投資金額が4万3,999円/月以下→PayPay証券の方が安い
- 投資金額が4万4,000円/月→ネオモバの手数料=PayPay証券の手数料
- 投資金額が4万4,001円/月以上→ネオモバの方が安い
※PayPay証券の手数料は立会時間内で手数料(スプレッド)が「基準価格×0.5%」の場合
ネオモバは月間の約定代金合計額により、手数料が異なりますが、例えば約定代金合計額が0円~50万円の場合、手数料は220円/月です。
一方、PayPay証券の日本株の手数料は立会時間内の場合「基準価格×0.5%」です。
この条件で計算してみると、約定代金4万4,000円の際に「ネオモバの手数料=PayPay証券の手数料」になることが分かります。
そのため、手数料を重視する人は月に4万4,000円以上投資するかどうかを判断基準にしてみてはいかがでしょうか。
少額投資:株価1,000円以上の銘柄を買うときはPayPay証券に軍配
少額投資については、最低投資資金がネオモバが数百円に対し、PayPay証券は1,000円とほぼ互角と見て良いでしょう。
ただし、株価1,000円以上の銘柄を購入する場合は、PayPay証券の方が少額投資ができます。
というのも、ネオモバは1株単位で株を購入します。
そのため、例えば株価10,000円の銘柄を買うには10,000円を用意しなければいけません。
一方、PayPay証券では株数ではなく、いくら買うのか、その銘柄の購入金額を1,000円単位で入力し、注文できます(株の量り売りのようなイメージですね)。
そのため、株価10,000円の銘柄を1,000円分だけ買うこともできるのです。
このように、株価1,000円以上の銘柄を買う際にはPayPay証券の方が有利と見て良いでしょう。
結局、ネオモバ・PayPay証券どっちがおすすめ?
これまでのネオモバ・PayPay証券の特徴や比較結果を踏まえ、それぞれのサービスをおすすめするユーザーは以下のとおりです。
ネオモバ | PayPay証券 |
|
|
どちらのサービスが自分に合っているかイメージできたでしょうか?
「まだ分からない!」「どっちかなんて決められない!」という人もいるでしょう。
そのような人は、ネオモバもPayPay証券も、少額投資ができるという点では共通していますので、2つとも口座開設をして、さまざまな商品に少額投資をしながら、どちらが自分にとって合っているのか判断しても良いのではないでしょうか。
ぜひ好きなサービスを利用して、投資を楽しんでみてくださいね!
※ライター:庄子 鮎
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