ネット証券の中でも人気のある楽天証券。
楽天証券では楽天スーパーポイント(通称:楽天SPU)を使って、投資信託(スポット購入・積立注文)または国内株式(現物買付)を購入できるのも魅力のひとつです。
とはいえ、ここでいう楽天スーパーポイントは「通常ポイント」のこと。
キャンペーンなどで付与される「期間限定ポイント」は、ポイント投資に使うことができません。
とはいえ、通常ポイント・期間限定ポイントとも有効活用したいですよね。
そこで楽天証券ユーザーのFPライターが、楽天証券におけるポイント投資や、我が家で実践する期間限定ポイントの使い方について紹介します。
▼▼楽天ポイント投資・楽天ポイント運用の違いとは?▼▼
楽天証券のポイント投資とは
楽天スーパーポイントは、楽天市場でお買い物をしたり、楽天カードで決済をすることでざくざくと貯まっていきます。
貯まった楽天スーパーポイントは1ポイント1円として換算され、商品の購入時やクレジットカードの支払いに充当可能。
さらに楽天証券において、投資信託や国内株式をはじめとした金融商品の購入に充てることができます(NISAやつみたてNISAにも対応)。
楽天証券では100円から投資信託が購入できることから、楽天スーパーポイントが100ポイント貯まっていれば投資が始められます。
楽天証券のポイント投資については、以下の記事でも触れていますので併せて参考にしてみてください。
期間限定ポイントはポイント投資に利用できない!
とても便利な楽天スーパーポイントですが、ポイント投資に利用できるのは「通常ポイント」だけであり、以下のポイントは利用することができません。
- 期間限定ポイント
- (申込日時点で)有効期限切れのポイント
- 他のポイントから交換して得た楽天ポイント
そのため投資に使えるポイントを貯めるには、楽天市場でお買い物をしたり、楽天カードや楽天でんきなどの各種サービスを利用したりする必要があります。
とはいえ、使用期限が翌月末に設定されることが多い「期間限定ポイント」をどう活用しようか、悩んでしまう人も多いですよね。
そこで、現に楽天証券を利用している私がどう期間限定ポイントを使っているか、参考までにご紹介します。
楽天ユーザーが実践!期間限定ポイントの使い道
残念ながら期間限定ポイントは楽天証券のポイント投資に使うことはできませんが、楽天市場でのお買い物に充てることはもちろん、楽天でんきや楽天モバイルといった各種楽天のサービスに利用可能です。
我が家では主人が楽天モバイルを利用していることから、その支払いに期間限定ポイントを充てることで、月々の利用料金をかなり安く抑えています。
また、時折開催されるお買い物マラソンなどで一定量の期間限定ポイントが貯まった場合は、娘や息子のおむつをはじめ、トイレットペーパーやお風呂用具などの生活必需品の購入に充てています。
ここで気を付けたいのが、期間限定ポイントがもったいないからとやみくもに買い物をしてしまうと、無駄遣いに繋がる恐れがあるということ!
そのため、あくまで必要な出費に対して期間限定ポイントを使うように心がけましょう。
なお、期間限定ポイントは楽天ふるさと納税にも利用できるので、一定量が貯まった場合にはそこで消費してしまうのもひとつの手です。
楽天証券でつみたてNISA利用中!楽天証券のメリット4選
楽天ポイント投資で期間限定ポイントは利用できないものの、わたしは楽天証券で口座を開設し、つみたてNISAを利用しています。
私が楽天証券で口座を開設したわけは、主に以下の4つです。
- 楽天カード決済でポイントが還元される
- 楽天銀行との連携で自動入出金(マネースイープ)機能が使える
- 楽天証券のアプリが使いやすい
- 日本経済新聞が無料で読める
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
(1)楽天カード決済でポイントが還元される
楽天証券では金融商品の購入時に楽天ポイントが付与されます。
私は毎月の買い付けに楽天カードを利用しており、投資信託の積立で楽天ポイントが1%還元される点に魅力を感じました。
楽天カードでの積立上限は月5万円ですが、つみたてNISAの年間投資上限額は40万円。
つまり40万円÷12=毎月33,333円積み立てられればいいので、まったく問題ありません。
年間40万円の投資信託購入が非課税、かつ最大4,000ポイントが手に入るのはなかなか大きいのではないでしょうか。
また、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービスである「マネーブリッジ」と「楽天銀行ハッピープログラム」に登録することで、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントの楽天ポイントが付与されます。
▼▼つみたてNISAに関する記事もチェック!▼▼
(2)楽天銀行との連携で自動入出金機能が使える
先ほど軽く触れた、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定すると、自動入出金(スイープ)機能が利用できます。
自動入出金機能は楽天銀行に残高がありさえすれば、入出金手続きをすることなく楽天証券で金融商品の注文ができるもので、個人的にはとても重宝しています。
また、マネーブリッジの設定をすることで楽天銀行の普通預金金利が年0.10%になるのも魅力のひとつです。
(3)楽天証券のアプリが使いやすい
これは実際に楽天証券で口座を開設し、利用し始めてから感じたことですが、楽天証券のアプリである「iSPEED」が使いやすく、必要な情報をすぐ得られるので助かっています。
つみたてNISAにおける保有商品の評価額合計をチェックする際も、ボタンひとつで楽天証券へのログインが完了し、すぐに金額を把握可能です。
また、アプリ上で日経株価はもちろん、市場における主要ニュースが確認できるので、情報収集にも一役買っています。
(4)日本経済新聞が無料で読める
会社勤めをしている人の中には「すでに日経新聞を購読しているよ」という方も多いかもしれませんが、楽天証券に口座を開設すると無料で日経新聞を読めるメリットもあります。
楽天証券のアプリである「iSPEED」からも閲覧可能で、日本経済新聞の朝刊・夕刊はもちろんのこと、日経産業新聞や日経MJなども読めることから、スマホ上でさまざまな情報を得ることが可能です。
本家の電子版に比べると使いにくさを感じてしまうかもしれませんが、必要な情報を得るだけと割り切れば十分でしょう。
楽天証券のキャンペーンもチェックしよう
楽天証券で投資を始める際は口座を開設する必要がありますが、口座を開設する際はそのときに実施されているキャンペーンの内容をきちんと把握しておくことをおすすめします。
楽天証券をはじめとしたネット証券の多くは、口座開設を促進するためにさまざまなキャンペーンを展開していることが多く、その内容もタイミングによって異なります。
基本的にはいつ口座を開設してもなんらかの恩恵を得られますが、キャンペーンの中には期間が限定されているものもあるので前もって期間を確認しておくとよいでしょう。
特に、キャンペーンの中でも楽天銀行や楽天カードといった他のサービスとの連携による特典付与には力を入れており、現金がもらえるキャンペーンも比較的多く開催されています。
楽天証券以外にもサービスを利用しようと考えている方はあわせてチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回は、楽天証券で利用できない期間限定ポイントの使い道をはじめ、楽天証券におけるつみたてNISAの使い勝手や、各種メリットについてご紹介しました。
ネット証券では実店舗がないことで不安を感じる方もいるかもしれませんが、楽天証券は初心者でも使い勝手がいいことに加え、困った時のサポートサービスも充実しています。
実際、わたしも楽天証券の利用を始めてから何度か困ったことがあったので、その都度チャットによるサポートサービスを利用しましたが、いずれも丁寧に対応してもらえました。
楽天カードやその他楽天のサービスを使っている方にとってはメリットが多い証券会社だと思いますので、ぜひ一度検討してみてください。
※ライター:織瀬ゆり
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